シトロエン クサラ【ゼロヨン大会完全リポート】

1997～2006年まで生産されたシトロエンの中核モデル。現在のC4の前身にあたる。

プジョー 306と基本コンポーネントを共通し、1.4～2Lまで様々なエンジンが搭載された。

サスペンションはシトロエンが得意とするハイドロニューマチックではないが、兄弟車のプジョー 306とはひと味違う、シトロエンらしいしなやかな乗り味に仕立て直されている。

メカニズム面では特に際立ったものをもたないが、操縦性は極めて高いレベルにあり、WRCをはじめとするラリー競技では華々しい実績を残した。

日本に導入された最終型の「VTS」は、極めてスポーティなハンドリングを味わえるモデルとして、一部マニアの間で今も絶賛されている。

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