鬼平犯科帳の世界を再現。東北自動車道羽生PA(上り)がリニューアルオープン

12月19日(木)、NEXCO東日本管内の東北自動車道羽生パーキングエリア(上り)が「鬼平江戸処」としてリニューアルオープン。故池波正太郎氏原作の時代小説「鬼平犯科帳」に描かれた世界をもとに、当時の江戸の町並みを小物に至るまで詳細に表現し、小説のファンならずとも江戸の情緒を楽しめる施設になっている。

鬼平江戸処のこだわりを紹介

羽生パーキングエリアの近くには江戸の玄関口となっていた栗橋関所があった。今回、このパーキングエリアを東北道における江戸への玄関口と位置づけ、施設内に関所をイメージさせる建造物を新設

羽生パーキングエリアの近くには江戸の玄関口となっていた栗橋関所があった。今回、このパーキングエリアを東北道における江戸への玄関口と位置づけ、施設内に関所をイメージさせる建造物を新設

江戸の象徴ともいえる大店の並ぶ日本橋大通りを表現。一直線に立ち並ぶ店舗は、すべて小説の中で盗賊に押し入られた大店がモデルとなっている

江戸の象徴ともいえる大店の並ぶ日本橋大通りを表現。一直線に立ち並ぶ店舗は、すべて小説の中で盗賊に押し入られた大店がモデルとなっている

小説の中で重要な舞台となっている軍鶏鍋屋「五鉄」。その軍鶏鍋が「鬼平江戸処膳 すき焼き風」(1800円)として販売されている。国産軍鶏肉のブツ切りとモツの入った鍋にとり茶飯がついた定食スタイルで楽しめる

小説の中で重要な舞台となっている軍鶏鍋屋「五鉄」。その軍鶏鍋が「鬼平江戸処膳 すき焼き風」(1800円)として販売されている。国産軍鶏肉のブツ切りとモツの鍋にとり茶飯がついた定食スタイルで楽しめる

平蔵がひいきにしたそば屋「本所さなだや」を再現。池波正太郎氏自身が愛した老舗「神田まつや」監修により、江戸のそばを紹介する。写真は「やまかけそば」(950円)

平蔵がひいきにしたそば屋「本所さなだや」を再現。池波正太郎氏自身が愛した老舗「神田まつや」監修により、江戸のそばを紹介する。写真は「やまかけそば」(950円)

本所深川の町人に親しまれた辻売りのうなぎ屋として描かれた「忠八(ちゅうはち)」も登場。炭火で香ばしく焼かれたうなぎはまさに絶品。風情を楽しみたい方は、写真手前の「うな重(吸物・漬物付)」(1980円)がオススメ

本所深川の町人に親しまれた辻売りのうなぎ屋として描かれた「忠八(ちゅうはち)」も登場。炭火で香ばしく焼かれたうなぎはまさに絶品。風情を楽しみたい方は、写真手前の「うな重(吸物・漬物付)」(1980円)がオススメ

江戸一番の賑わいと名高い両国広小路の屋台を表現したおみやげ処「屋台連」。江戸からの老舗約20店舗の和雑貨や食材、菓子が販売されている。見るだけで楽しくなるおみやげ処、ぜひ立ち寄ってみて

江戸一番の賑わいと名高い両国広小路の屋台を表現したおみやげ処「屋台連」。江戸からの老舗約20店舗の和雑貨や食材、菓子が販売されている。見るだけで楽しくなるおみやげは、ぜひ立ち寄ってみて