牧達弥

牧達弥 ×ローバー ミニ

雑誌版「カーセンサー2022年9月号」では、人気ロックバンド「go!go!vanillas」のボーカリスト、牧達弥さんへのインタビュー記事を掲載しています。

WEBでは、紙幅の関係で掲載できなかった写真やエピソードも加えてお届け!

英国文化をリスペクトしているという牧さんがドライブの相棒に選んだ車は、もちろん、英国の伝統的な大衆車、ローバー ミニ!

古い輸入車好きが集まるカフェで、英国へのリスペクトや音楽活動の話を詳しく聞いてきました。誌面ではお届けできなかったショットも必見です!
 

牧達弥

go!go!vanillas ボーカリスト

牧 達弥

まき・たつや/1989年、大分県出身。新世代ロックンロール・バンド“go!go!vanillas”のボーカリスト。メンバーは、柳沢進太郎(g)、長谷川プリティ敬祐(ba)、ジェットセイヤ(dr )の4人からなる。様々なジャンルを飲み込んだオリジナリティ豊かな楽曲で聴く人を魅了し、ライブでは強烈なグルーヴを生み出す。音楽ルーツへのリスペクトにとどまらず、常に変化・革新をし続けている。
 

英国文化リスペクトの牧さんがローバー ミニでドライブするなら?

――ドライブの相手としてローバーミニを選んでいただきましたが、実は牧さんも現行型ミニのコンバーチブルにお乗りとか?

そうなんです。僕はザ・ビートルズに影響されてバンドを始めたこともあり、英国発祥のプロダクトにすごく魅かれるんですよ。ミニはその代表的なもののひとつだと思うので、前から興味がありました。

――イギリス文化がお好きなんですね。実際に今日、初めてミニの元祖に触れてみていかがでしたか?

マナーや伝統を重んじる英国の国民性みたいなものを感じました。名前のとおり小さな大衆車なのに、どこか気品があって安っぽく見えないところとか。運転するとかわいらしい見た目に反してハンドルが重く、ダイレクトな感触にびっくりしました。現行BMW MINIもゴーカートフィーリングっていわれてますけど、その度合いがレベチで(笑)。あと、クラシックなインテリアも良いですね。楽器もそうですが、僕は基本的に古い物が好きなんです。以前に丸目4灯のダイムラー ダブルシックスが欲しくて知人に探してもらったこともあります。そのときは状態の良い物件がなくて諦めましたけど、古い車に対する憧れは今もありますね。
 

牧達弥

――ビンテージなものに引かれるんですね。普段は、どんなときに車に乗りますか?

音楽制作で煮詰まったときの気分転換が多いです。近所の散歩だと気分を変えきれないこともあるので、そういうときは車で非日常の世界へワープしちゃいます。特にここ三浦や葉山など、都心からアクセスしやすい海の近くをよくドライブしますね。この辺りを走っていると、僕が生まれ育った大分の風景を思い出すんです。

――自然の中を運転して、リセットされるんですね。昔から車好きなんですか?

車種とかはあまり詳しくないんですけど、ドライブは昔から大好きです! というのも父が車好きで、オープンのスポーツカーを所有していたんです。子供の頃によく助手席に乗せてもらっていたのでその影響もあると思いますね。たしか「セブン」っていう名前のやつで……(スマホの写真を見せてくれる)

――なんと、スーパー7じゃないですか!? ある意味、究極の趣味車ですよ!

そうなんですか? どうりであまり見たことがないと思った。昔、乗り降りするときにマフラーでヤケドした記憶があります(笑)。

――今日、少し触れていただいたトライアンフ スピットファイア マーク1も、スーパー7と同じ英国製のオープンスポーツカーなんですよ。いかがでしたか?

やっぱりクラシックなオープンカーはカッコいいですよね。大胆なスタイリングなのに、どこか控えめで慎ましさを感じるというか。幼少期のノスタルジーがあるので、いずれ僕もこういう車を欲しくなるんだろうな、という予感がします。
 

牧達弥
牧達弥

――ところで、他のメンバーの方と一緒にドライブすることはありますか? 思い出などがあればぜひ教えてください。

遊びに行ったことはないですが、僕のミニ コンバーチブルでライブ会場まで行ったことはあります。そんなに大きな車ではないので、大人4人が乗るとぎゅうぎゅう詰めで狭いです(笑)。それと、インディーズ時代は1BOXのバンにみんなで乗って全国ツアーを巡りました。当時、運転免許を持っているのが僕ともう1人しかいなかったので大変でしたね。鹿児島から東京まで一気に走ったりとか。励まし合いながら夜通し運転するんですけど、ナビを見ると東京までの距離が表示されていて気持ちがなえてしまうんです。そういうときは「まずは福岡がゴールだ!」みたいな感じで段階的に目的地を設定するようにしてモチベーションを保っていましたね(笑)。 いまとなっては良い思い出です。

――若さがほとばしるアツいエピソードですね……! よく運転されるみたいですが、普段のドライブではどんな音楽を?

ドライブ中はソウルやR&Bといったブラックミュージックを聴くことが多いです。ただ、オープンカーに乗るようになってからは、屋根を開けて自然の音を聞きながら走ることも好きになりました。郊外を走るときはあえて音楽を流さないことも多いです。そういえば、母が運転中に聴いていた音楽はいまでも印象に残っていますね。ザ・ビートルズを生まれて初めてしっかり聴いたのも母が運転する車の中でしたし、エンヤや小田和正さんなどの曲もよく流れてました。一緒に口ずさみながらドライブするんですけど、よく考えたら「歌う」という行為のルーツもここにあったような気がします。カセットテープでドライブ用の「マイベスト」を作ったりしてました。
 

牧達弥

――さすが、自動車免許の取得前から車内で聴く音楽にこだわっていたんですね。ドライブでgo!go!vanillasの曲を聴くならどれがオススメですか?

シチュエーションによると思いますけど、僕はわりとゆったりした音楽を聴きながら運転したいタイプなので『雑食』という曲はいかがでしょう。夜のドライブにぴったりだと思います。あとは『LIFE IS BEAUTIFUL』。この曲は友達何人かと一緒にドライブするときに流すと、楽しい気分がさらに盛り上がりますよ。

――ファンの方には、ぜひ試してほしいですね。そして、7月6日に『ペンペン』という新曲がリリースされましたが、何というか…かわいらしいタイトルですね。

これはペンギンにインスパイアされて書いた曲なんです。何気なくテレビを見ていたらペンギンの体内から金星の大気と同じ科学物質が発見された……という面白いニュースがやっていて、少し調べてみたんです。そうしたら、ペンギンって厳しい自然環境の中で夫婦で協力して卵を温めたり、天敵から群れを守るため、1羽ずつ海に飛び込む習性があったりと、すごくカッコいい生き物だったんです。僕も共感できるところが多いなと思って曲にしました。

――9月には日本武道館と大阪城ホールでのワンマンライブも予定されていますね。楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします。

前回の日本武道館公演は様々な制約の中で開催されたのですが、今回は大きな制約なしで開催できそうなのでうれしいです。次は満員の会場で会いましょう、とそのときにファンと約束していたので。バンドと観客が一体となって楽しめるライブにしようと思っているので、ぜひ遊びに来てください!
 

牧達弥
文/佐藤旅宇、写真/田中宏幸、撮影協力/リバイバルカフェ
 

- Information -

☆ライブ・リリース情報☆
 

ライブ「My Favorite Things」

日時:9月24日(土) 大阪城ホール OPEN 17:00/START 18:00
   9月30日(金)  日本武道館 OPEN 17:30/START 18:30

go!go!vanillas 新曲「ペンペン」

2022年7月6日より、デジタルリリース! 詳細は公式ホームページをチェック!
 

佐藤旅宇

インタビュアー

佐藤旅宇

オートバイ専門誌や自転車専門誌の編集記者を経て2010年よりフリーライターとして独立。様々なジャンルの広告&メディアで節操なく活動中。現在の愛車はボルボ C30と日産ラルゴ・ハイウェイスターの他、バイク2台とたくさんの自転車。この2年で5台の車を購入する中古車マニア。