うわさのトヨタ製超大型ワゴン、デビュー間近!!
カテゴリー: クルマ
タグ: トヨタ / ワンボックスカー / ニューモデルスクープ!
2019/10/04
海外版ハイエース、ワゴンとして国内へ
2019年上半期に海外で発表された新型ハイエースが、いよいよ国内にもお目見えする。最初に登場するのは、ヴェルファイア/アルファードと同等の豪華さが与えられた、上級ワゴンだ。
全長5m超ともなる巨大サイズで登場するモデルだけに、ショーファーおよび送迎需要を狙って2019年12月に発売される。
本モデルは、フィリピンなどアジア諸国で300系ハイエースとして2019年2月に発売されている。日本へは東京モーターショーへの参考出品を経て発売される。ただし、前述のとおり、日本へは商用車ではなく、上級ワゴンに仕立てられる。
ここでは、仮にグランエースの名称で詳細をお伝えする。
3列シート仕様と4列シート仕様を用意
300系ハイエースには、ホイールベース3210mmのロングと、3860mmのスーパーロングが存在する。グランエースのベースに用いられるのは前者だ。
3列シート6人乗りの「プレミアム」と、4列シート8人乗りの「Gグレード」が設定される。
どちらもパワーユニットは、2.8Lディーゼルターボと、6速ATの組み合わせとなる。
国内で販売されている、ハイエースグランドキャビンの板バネに対して、グランエースの後輪にはマルチリンク式サスペンションが採用されるというから、良好な乗り心地がもたらされるだろう。
装備はプレミアムワゴンにふさわしい豪華さ
黒バンパーや、ホイールキャップの商用車然とした、バンとは異なる。
グランエースには、メッキグリルやLEDヘッドランプ、両側電動スライドドアが与えられて、高級感が演出される。
インテリアには、木目調パネルや革巻きステアリングとシフトレバー、電子ルームミラーなどの豪華装備を採用。
ハイテク装備やエンターテインメントシステムも充実しており、パノラミックビューモニター、Tコネクト8インチ画面ナビ、12スピーカー、USB充電端子にいたっては7個も装備される。
ゲストを乗せるための2列目以降のシートもゴージャス。3列6名乗車のプレミアムでは2列目、3列目ともに、ヴェルファイア/アルファードと同じく、肩口の張り出したキャプテンシート(オットマン/ヒーター/リクライニング機構付)で、広いキャビンを生かして、2列目はもちろん、3列目もロングスライドが可能。
一方、Gグレードの2&3列目にもキャプテンシート(オットマン/ヒーター/リクライニング機構は2列目のみ)が用いられ、2名乗車の4列目ベンチシートには、チップアップ機構が備わる。
発売は2019年12月16日
グランエース発売までのスケジュールだが、2019年10月に入ると、台湾で行われたワールドプレミアムの様子がYouTubeで配信される。
続いて、東京モーターショーに参考出品され、11月25日の報道発表会。そこでは、法人ユーザー向けの内覧会も兼ねられる見通しだ。
実際に展示車や、試乗車がディーラーに配備されるのは年明け1月になってからか。
最後に車名について考察しておこう。オーストラリアなど、海外ではグランビアの名称で発表されたが、国内ではライバルである、日産 エルグランドに歯が立たなかった苦い思い出のある車名だけに、再びその名称が用いられる可能性は低いだろう。
スクープ班がグランエースを使っていたのは、そういった経緯を考慮してのものだ。
※2019年10月4日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【諸元・スペック】
■予想発表時期:2019年11月25日
■全長×全幅×全高:5300×1970×1990(mm)
■搭載エンジン:2.8L 直4ディーゼル+ターボ
【関連リンク】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
- 新型パジェロの発表は2026年? トライトンをベースに開発? 三菱の経営計画にヒントか
- ランドクルーザーSe、開発は好調? 電気自動車のランクルをはじめ4つの派生車が同時開発中なトヨタのBEV戦略
- スズキ フロンクス、国内導入なるか? インドで公開されたSUVを詳しく解説!
- トヨタ ヴェルファイア(3代目)をマンガで解説! ラージサイズミニバンの王者はどんな車?【人気車ゼミ】
- トヨタのSUV一覧10選|最新型から中古車まで、人気ランキングや価格を解説【2024年】
- R32スカイラインGT-Rの中古車平均価格約700万円に絶望した人に贈る「半額で買えるコレ、代わりにどうですか?」5選
- 新型N-BOX、SUVテイスト「N-BOX JOY」が投入され、カスタムは大型マイナーチェンジに?
- 新型トール/ルーミーの発表は2025年3月? 次期型はアルファード似のフロントマスクで、パワートレインやプラットフォームを刷新か
- トヨタ クラウンの旧型中古車価格が50万円以上ダウン! 注目の人気国産セダン、今オススメの買い方・選び方は?
- 次期スープラ、完全BEV化は“白紙”に? 内燃機関を有する新型スポーツカーとして開発し直しか