とりるさん(兵庫県)
投稿日: 2013年2月16日
4点
1.2リッターと聞くとパワー不足のような印象を一見受けがちですが、それは大きな間違いと言えます。実際にこの車に試乗をしてハンドルを握った途端、アクセルの軽さにまず驚かされます。軽く踏むだけで低速から力強いトルクがあるため、あっという間に流れに乗ることが出来るのが一つ。そして、コンパクトカーでありながら、独特の雰囲気を持ったこのFIAT500の良さが様々な部分で感じられます。オープンルーフも大変開放的で気持ちよく、内装の質感もとても女性らしい優しい雰囲気。コンパクトでありながら、長時間乗り続けたくなってしまうのが、このFIAT500だと言えます。
とても素晴らしい車なのですが、一つ難点を挙げるとすれば、やはり3ドアという点でしょうか。室内は、外観とは違ってなかなか広い空間を持っているのですが、3ドアという点から、後部座席への乗り降りが大変しづらい点がありました。ですから、あくまでも基本は2名以下の乗車、時々それ以上の乗車という割り切りが必要な点が、一つ気になりました。
費用対性能を考えても、大変満足感の高い一台だと言えます。FIATという自動車メーカーは、大変素晴らしいデザインと性能を持った車を多く作っているメーカーですが、日本ではあまりなじみをもたれていないブランドとも言えます。ですが、このFIAT500のオーナーとなることで、素晴らしい自動車メーカーがもう一つ存在していたことに気づけると思います。
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新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。