まささん(神奈川県)
投稿日: 2013年3月16日
5点
【エクステリア】
外観デザインはGSから始まったスピンドルグリルがLSにも採用された。LSのサイズでこのデザインを見ると、かなりのインパクトがある。ヘッドランプを始めとする外装のランプをすべてLED化し、LEDならではの新しいデザインを演出したのも注目される点だ。
【インテリア】
インテリアはインパネの形状を変更しただけでなく、大型のディスプレーやリモートタッチを採用して操作系にも改良を加えている。
運転席回りに使われる素材の良さや入念な作り込みなどによる高い質感は、さすがにレクサスのフラッグシップモデルらしいもの。欧州車とは異なる日本車ならではの匠の技も取り入れている。
【エンジン性能】
V型8気筒の5000ccエンジンに電気モーターを加えたパワートレーンの力強さは相変わらずだ。最近はヨーロッパの高級車メーカーもハイブリッド車ラインナップするようになったが、LSのパワートレーンには滑らかさや力強さにおいて一日の長がある。
【走行性能】
LSで進化したのはボディや足回りなど。新しい溶接方法など、生産技術の進化を取り入れてボディ剛性の向上を図り、可変ギアレシオステアリングの改良と合わせて操縦安定性を向上させている。
また新グレードとして“Fスポーツ”を設定した。専用の内外装ほか、専用チューンのサスペンションやブレンボ製のブレーキ、19インチアルミ鍛造ホイールなどによってシャシー性能を向上させたスポーツモデルだ。
【乗り心地】
試乗したLS600h“Fスポーツ”は、シャキッとした足回りのフィールに好感が持てた。“Fスポーツ”以外の標準車とは大きな違いのある足回りで、快適性を損なうことなくしっかりした走りが確保され、箱根ターンパイクのワインディングも軽快に走り抜けていく。
LS600hを買えるユーザーの中に、走りを楽しもうとするユーザーがどれだけいるか分からないが、乗り心地の良さだけでなくしっかりした走りを求めるなら、断然“Fスポーツ”が良い。
特になし
試乗したLS600h“Fスポーツ”は車両価格が1320万円で、オプション込みの価格は1650万円を超えていた。LSはそもそも余裕がなくては買えないクルマだが、お金のある個人ユーザーが自分で運転するクルマとして買うなら、この仕様がお勧めである。
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