▲今年は25周年+NC型最後のレースという記念すべき大会。GOGOカーボくんロードスター前で全員集合の記念写真! ▲今年は25周年+NC型最後のレースという記念すべき大会。GOGOカーボくんロードスター前で全員集合の記念写真!

果たして目標の表彰台獲得なるか!?

第25回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース(以降、メディア4耐)が9月6日(土)に筑波サーキットで行われ、我々カーセンサーも参戦した。

昨年は21位(23チーム中)という不甲斐ない順位だったが、今年のカーセンサーは「狙うは表彰台!」とやる気だけはある! でも、実はここ数年、ノーアクシデントで終われた記憶はないのである。

例えば2年前は某編集部員がヘアピンカーブを曲がり切れずにクラッシュしてバンパー部を大破させたし、昨年も別の某編集部員が練習走行中に他車と接触して左フェンダーとバンパーをやっちゃったし。今年こそ、ノークラッシュで車にキズを付けずにレースを終えたいところ。

ところが、レース前日になって第三走者としてエントリーしていたカーセンサーEDGE編集部員の安島が風邪でダウン! レース前からすでに波乱の予感が漂っている。編集者としての勘がそう言っているのだ! 今年のカーセンサー、いったいどうなることやら…。

▲各チームのトップドライバーがポールポジションを目指す予選走行。なぜかカーセンサーは今回がレースデビューとなる編集部員の河瀬を指名。コースのラインを確かめながら1分19秒790を記録し最後尾スタート。……あれ、表彰台は? ▲各チームのトップドライバーがポールポジションを目指す予選走行。なぜかカーセンサーは今回がレースデビューとなる編集部員の河瀬を指名。コースのラインを確かめながら1分19秒790を記録し最後尾スタート。……あれ、表彰台は?
▲予選を終え、開会式に登壇したメンバー。「スタート位置は最後尾ですが、冷静かつ、安全に走って巻き返します!」と高らかに宣言。左から情報誌編集長の中兼(監督)、net編集長の後藤、編集部員の河瀬、自動車評論家の松本英雄さん、元レーシングドライバーの阿部翼さん ▲予選を終え、開会式に登壇したメンバー。「スタート位置は最後尾ですが、冷静かつ、安全に走って巻き返します!」と高らかに宣言。左から情報誌編集長の中兼(監督)、net編集長の後藤、編集部員の河瀬、自動車評論家の松本英雄さん、元レーシングドライバーの阿部翼さん
▲今はビリでも、ここから巻き返しを図る! だって狙うは表彰台だもの(笑) ▲今はビリでも、ここから巻き返しを図る! だって狙うは表彰台だもの(笑)
▲第一走者はnet編集長の後藤。仕事そっちのけで連日シミュレーションに通った効果か、1分14秒台をコンスタントに記録するなど予想以上の大活躍。最下位スタートだったが着実に順位を上げて15位! ▲第一走者はnet編集長の後藤。仕事そっちのけで連日シミュレーションに通った効果か、1分14秒台をコンスタントに記録するなど予想以上の大活躍。最下位スタートだったが着実に順位を上げて15位!
▲ドライバー交代後、助っ人の阿部翼さんと握手を交わす後藤(左)。大仕事を成し遂げた後だけあって、イイ顔してます! ▲ドライバー交代後、助っ人の阿部翼さんと握手を交わす後藤(左)。大仕事を成し遂げた後だけあって、イイ顔してます!
▲病欠の安島に代わり第二走者は松本英雄さん。華麗なドライビングを見せコンスタントに1分13秒台を記録。他チームとのデットヒートを繰り返す白熱したレース展開に。もしや表彰台とはいわずとも入賞ぐらいは狙えるんじゃない? ▲病欠の安島に代わり第二走者は松本英雄さん。華麗なドライビングを見せコンスタントに1分13秒台を記録。他チームとのデットヒートを繰り返す白熱したレース展開に。もしや表彰台とはいわずとも入賞ぐらいは狙えるんじゃない?
▲第三走者は本誌スタッフの河瀬。予選時よりもタイムを縮め個人のベストラップを1分17秒台まで更新。順位を落としつつも可能なかぎり喰らいつく! ▲第三走者は本誌スタッフの河瀬。予選時よりもタイムを縮め個人のベストラップを1分17秒台まで更新。順位を落としつつも可能なかぎり喰らいつく!
▲100周目を迎え、ドライバー交代目前で河瀬がスピン&タイヤバリアに激突! 右前のバンパー&テール部が凹み、さらにサイドミラーも大破。ガムテープを使って、応急処置を施す。このアクシデントで最下位に逆戻り… ▲100周目を迎え、ドライバー交代目前で河瀬がスピン&タイヤバリアに激突! 右前のバンパー&テール部が凹み、さらにサイドミラーも大破。ガムテープを使って、応急処置を施す。このアクシデントで最下位に逆戻り…
▲右サイドミラーが使えない上、雨まで降りだしたコースに出たのは、再び松本英雄さん。コンディションが悪化したにもかかわらず1分13秒台をコンスタントに叩き出し安定した走りを披露。気を取り直してビリだけは脱出しよう! ▲右サイドミラーが使えない上、雨まで降りだしたコースに出たのは、再び松本英雄さん。コンディションが悪化したにもかかわらず1分13秒台をコンスタントに叩き出し安定した走りを披露。気を取り直してビリだけは脱出しよう!
▲いよいよ最終走者の阿部翼さんにスイッチ。1つ前を行くチームとは約1周差。いくら元レーシングドライバーとはいえ、残り40分で抜くことはできるのか…? ▲いよいよ最終走者の阿部翼さんにスイッチ。1つ前を行くチームとは約1周差。いくら元レーシングドライバーとはいえ、残り40分で抜くことはできるのか…?
▲車両のコンディションは最悪にもかかわらず1分11秒台をコンスタントに記録した阿部さんの激走でついに1つ順位をアップ! ピットで見守るメンバーは大盛り上がり!! ▲車両のコンディションは最悪にもかかわらず1分11秒台をコンスタントに記録した阿部さんの激走でついに1つ順位をアップ! ピットで見守るメンバーは大盛り上がり!!
▲さらに阿部さんは171周目にチームベスト&レース全体でも3位に入る1分10秒771を記録。さあこれから!というところで無情にもチェッカーフラッグが…。ちなみに優勝したのは「ポテンザJWAVEロードスター」。カーセンサーは21位(全23チーム、完走22チーム)に終わった ▲さらに阿部さんは171周目にチームベスト&レース全体でも3位に入る1分10秒771を記録。さあこれから!というところで無情にもチェッカーフラッグが…。ちなみに優勝したのは「ポテンザJWAVEロードスター」。カーセンサーは21位(全23チーム、完走22チーム)に終わった
▲健闘したものの、やっぱり無事には終われず、今年もビリ争い。破損した右サイドミラーを片手に反省しきりの河瀬。来年こそ、よろしく頼みますよ!! ▲健闘したものの、やっぱり無事には終われず、今年もビリ争い。破損した右サイドミラーを片手に反省しきりの河瀬。来年こそ、よろしく頼みますよ!!
▲最後にレース以外の話を少しだけ。実は開会式が行われた会場の隣では新型ロードスター(ND)が展示され、筑波のコースを走行するというサプライズも。一目見ようと黒山の人だかりが! 来年のメディア対抗はこのモデルで参戦となる! ▲最後にレース以外の話を少しだけ。実は開会式が行われた会場の隣では新型ロードスター(ND)が展示され、筑波のコースを走行するというサプライズも。一目見ようと黒山の人だかりが! 来年のメディア対抗はこのモデルで参戦となる!
text/福嶌弘(編集部)