ヒロさん(神奈川県)
投稿日: 2013年2月16日
4点
【エクステリア】
スタイリングは、ボリューム感でダイナミックさを強調していた207に比べると、ディテールにこだわっている印象です。特にヘッドランプ上にまつ毛のように入ったLEDポジションランプ、3ドアと5ドアで造形を違えたドアのキャラクターラインとサイドウインドーのメッキモール、ブーメラン型リアコンビランプなど、見る者を飽きさせません。
【インテリア】
インテリアでは何と言っても、小径で楕円形のステアリングと、遠くに置かれたメーターが目を引きます。メーターはリムの内側からではなく外側から見ることになりますが、ステアリングの操舵感ともども違和感はありません。前席は写真でも分かるように、しっかりしたサポート性能を持ちつつ、クッションは体を優しく受け止めるタイプで、国産コンパクトカーとのレベルの違いを思い知らされました。
【エンジン性能】
エンジンとATは207から受け継がれたものですが、ボディが同じエンジンを積んだ207比で100kgも軽くなっているので、活発になった印象を受けます。しかも遮音が行き届いているので、たとえ回してもストレスを感じませんでした。ATはトルコンのスリップが大きめですが、CVTに乗り慣れた人は違和感は抱かないでしょう。
【走行性能】
ハンドリングもプジョーらしく、小径ステアリングを切るとノーズがサッと横を向いて、路面にヒタッと張り付いたように曲がっていきます。小径のステアリングは速度を上げると適度な重さになるので、高速走行はプジョーの伝統どおり安定しきっています。
【乗り心地】
路面の感触は伝えつつ鋭いショックはジワッといなす乗り心地はプジョーそのもので、ドイツ車風だった207よりも、その前の206を思い出します。
特になし
使い勝手から言えば今回乗ったシエロかプレミアムに軍配が上がりますが、3ドアMTでもOKという人はアリュールが断然お勧めです。
このクチコミは参考になりましたか?
参考になった人:3
あなたのクルマクチコミを投稿しませんか?
EVも用意され、Bセグメントのあらゆる基準を上書きする意欲作
プジョーの方向性を示す基幹モデル
新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。