第151回ホンダモビリオスマイルエディション【見つけたら即買い!?】

カテゴリー: クルマ

2011/01/26

■電動スライドドアなどを装備した「ミニミニバン」

人も荷物もたくさん積めるミニバンは、家族でのお出かけにピッタリということで大人気ですが、ボディサイズが大きいため運転技術に自信のない人には取り回しが悪く、ちょっと持て余す大きさであるのも事実。都市部では駐車場の確保に頭を悩ませることが多いのではないでしょうか。

そんな人のために、日産キューブキュービックやトヨタシエンタなど、コンパクトなサイズで7人乗車が可能な「ミニミニバン」といえるカテゴリーがあります。このジャンルの先駆けとなったのがホンダモビリオ。今回は後期型の特別仕様車である、モビリオスマイルエディションをご紹介します。

2001年12月に登場したモビリオは、約2年後の2004年1月にフロントマスクを一新。最高出力110psを発生する1.5LのVTECエンジンを搭載するなど、大規模なマイナーチェンジが施されました。スマイルエディションはこのマイナーチェンジが行われてから、最初の特別仕様車。2005年9月に登場しています。

ベースとなったグレードは、5種類あるなかで2番目にベーシックな「A」。より上位のグレードには、マイナーチェンジ時に装着された、タッチセンサー＆挟み込み防止機能付きパワースライドドア（リア左側）やイージードアクローザー（リア両側）、イモビライザーなどを装備しています。スマイルエディションはこれらの装備を標準で装着しつつも、新車時の車両本体価格が158.55万円と、ベースモデルからわずか1万円アップに抑えられています。

ベースモデル同様に4WDモデルの設定もあり、ボディカラーのバリエーションは全6色。HDDナビやHIDランプ、14インチアルミホイールなどのメーカーオプションも設定されています。

1月25日時点でカーセンサーnetに掲載されているモビリオスマイルエディションの台数は4台。価格は79.8万～102.9万円で、いずれも修復歴はありません。新車発売時から2度目の車検タイミングが過ぎて4カ月がたつためか、車検残のある物件がありませんので、諸費用を考えてある程度の予算計画立をしたほうがよさそうです。

いざというときに7人が乗れて、普段はコンパクトカーとして手軽に利用できるモビリオ。パワースライドドアやイージークローズドアがあれば、買い物で手いっぱいの荷物があっても、積み込みはラクラク。ご家庭の大きな味方になること間違いなしです。興味をもった方は下の検索窓に「モビリオスマイルエディション」と入力して検索してみてください。

Text／渡瀬基樹