シトロエングランドC4ピカソ▲3列シート・7人乗りのフレンチミニバン。リアシートへのアクセスはスライドドアではないが、車全体の利便性はかなり高い

シトロエン グランドC4ピカソの中古車は今

2014年に登場した、3列シートを備えるグランドC4ピカソ。

全長と全高を先代のC4ピカソより拡大し、3列目席まで余裕をもって座れる広さを確保。すべての席が独立した形状のため、2列目中央の人も窮屈さを感じさせないつくりとなっている。

フロントガラスは運転手の頭上まで広がる大型のものが採用されたことで、他のモデルにはない圧倒的な開放感も魅力。

搭載エンジンは1.6Lターボで、2017年3月のマイナーチェンジでは2Lディーゼルモデルも追加されている。

2018年9月からは、車名がグランドC4スペースツアラーと改められた。

初期の年式なら予算150万円から選択肢を確保できる。また、コンディション良好の低走行車の流通もある。

ここからは、グランドC4ピカソ/グランドC4スペースツアラーの特徴や中古車相場について紹介する。
 

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グランドC4ピカソ/グランドC4スペースツアラー(初代)の特徴と中古車相場

■グランドC4ピカソ(初代) DATA
2014年10月~2018年9月
中古車流通量:約30台
中古車価格帯:100万~290万円
全長:4600~4605mm × 全幅:1825mm × 全高:1670mm

■グランドC4スペースツアラー(現行型) DATA
2018年9月~
中古車流通量:約5台
中古車価格帯:290万~390万円
全長:4605mm × 全幅:1825mm × 全高:1670mm

シトロエングランドC4ピカソ ▲2列シートのC4ピカソよりホイールベースを60mm延長して3列目シートを備えたグランドC4ピカソ

■グランドC4ピカソ(初代)の特徴
前身モデルのC4ピカソが2014年10月にモデルチェンジした際、名称が変更され登場したのがグランドC4ピカソだ。

ちなみに、C4ピカソのモデル名は2列シート車に引き継がれた。

エクステリアデザインは、現在のシトロエンのモデルに共通するものが採用されており、上部の薄型ライトがLEDヘッドライトになっている。

グリルまわりのデザインはグランドC4ピカソとC4で差別化されており、グランドC4ピカソの方が落ち着いた雰囲気に仕立てられている。

フロントガラスは初代が採用した、運転席頭上まで伸びる大型のものが継承された。

シトロエングランドC4ピカソ ▲国産、ドイツ車とも異なる独特のインテリアデザインも魅力

インテリアはインパネ中央上部に大型(12インチ)のパノラミックスクリーンを配置。インパネ中段にはエアコンやオーディオなどを操作できる、7インチのモニターが配置されている。

シートは1~3列目まで、それぞれの席が独立したタイプを採用。2列目、3列目ともに十分なスペースが確保されているため、どの席に座ってもゆったり移動できるだろう。

ちなみに2列目、3列目ともに、シートはヘッドレストを外さずにワンアクションで収納することができる。

シトロエングランドC4ピカソ ▲ゆとりある室内空間が確保されている

搭載エンジンは1.6Lターボで、トランスミッションは2ペダルMTのEAT6を採用。初代に搭載されたエアサスペンションは廃止された。

グレードはベースグレードの「セダクション」と上級グレードの「エクスクルーシブ」の2種類の展開となっている。

2017年3月にはマイナーチェンジを実施。トピックは最高出力150ps、最大トルク37.7kg-mを発生する2Lクリーンディーゼルエンジン“ブルーHDi”搭載グレードが設定されたことだ。

併せて、新たに足先の動作でゲートの開閉ができるハンズフリーテールゲートや衝突被害軽減ブレーキ、レーンキープアシストなどが採用されている。

グレードは1.6Lターボ搭載の「シャイン」、ディーゼルエンジン搭載の「シャイン ブルーHDi」が用意された。

グランドC4ピカソは2018年9月まで発売されていたが、その後はグランドC4スペースツアラーという名称に変更され、継続販売されている。

車名の変更に合わせて、車載インフォテインメントシステムがApple CarPlayに対応した。
 

シトロエングランドC4ピカソ ▲モデル名がグランドC4スペースツアラーと改められたが、デザインなどに大きな変更はない

■グランドC4ピカソ(初代)の中古車相場
グランドC4ピカソの中古車相場は、比較的手に入れやすい価格帯で推移している。

最安値帯は総額110万~150万円。このゾーンには走行距離8万km前後の「エクスクルーシブ」が流通している。


2017年3月のマイナーチェンジ以降のモデルは流通台数が10台程度と少なめ。価格帯は総額230万~290万円となっており、ディーゼルエンジン搭載の「シャイン ブルーHDi」の低走行車が手に入る。

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2018年10月にモデル名変更となったグランドC4スペースツアラーは、まだ5台程度しか流通していない。

こちらの価格帯は総額290万~390万円。ディーラーの試乗車だったもので走行距離は数千kmという物件もあるため、新車と比較検討する人にもチェックしてもらいたい。
 

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※記事内の情報は2021年11月1日時点のものです。
 

文/高橋満 写真/シトロエン

高橋満(たかはしみつる)

自動車ライター

高橋満(BRIDGE MAN)

求人誌編集部、カーセンサー編集部を経てエディター/ライターとして1999年に独立。独立後は自動車の他、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。愛車はフィアット500C by DIESEL