もりっこさん(福岡県)
投稿日: 2017年9月15日
5点
・燃費
ガソリンが高い状況で一番の性能です。コペンからの乗換えで燃費が約半分になりました。12Km/L→24Km/Lとして年間7万円、10年で70万円の節約が目標です。
傾向として暖機が終わるまでの燃費が悪いようで、5kmまでの近距離が15km/L、20km程度の中距離で22km/L、100km越えの長距離が27km/Lぐらい実燃費になっています。燃費報告に15~30までのばらつきがあるのは、こういった使用環境の違いに因るものだと思います。
モニター表示の燃費は実燃費+1ぐらいの数字が出て、実燃費とは少し乖離します。
・エンジン
エコだけではなく踏めばちゃんと力強く加速します。ただし最大トルクは高くないので、坂道は苦手ですし余計にガソリンを食いそうです。
・転がり抵抗
ものすごくよく転がります。60Km/hからアクセルを離せば1km先まで慣性移動できるのでは?というぐらいです。ただし、アクセルを離すと回生ブレーキ(エンブレ)が強めにかかります。アクセルをちょい踏みし、エンブレがかからないように移動するのが低燃費の要になります。
・価格
この価格でこの低燃費。
・アイドリングストップ
大きく謳っていますが、実際には燃費には大きく関係しません。おまけ程度です。使用環境にも因りますが燃費の2~3%、0.5km/L程度の改善にしかなりません。
これは10年10万キロ乗ってもガソリン代にして13k~20k円となり、高くなったバッテリー代すらペイできない計算です。蛇足というか、助長です。
・CVT
ギアという概念は存在しないのですが、低ギアードの時のギア比が悪い感じ。流す時は60km/h巡航ぐらいまでキビキビと加速させて、ゆっくりとアクセルを戻すとオーバードライブ的になり航続距離が伸びて低燃費になります。まったり加速は、逆に燃費を悪くしそう。減速時も低ギアは急にもっさりします。
・安っぽさ
安っぽさはあまり感じず、作りはしっかりしていると思いますが、安っぽさとは別にコストをかけている所はかけている、かけてないところはかけてない、というメリハリ感や潔さは感じます。内装はやはり低コストです。
・走り
足回りがやわらかいので、コーナーで踏ん張りにくいです。ただ、踏めばよく走るし、軽いのでよく曲がります。
エコとは求める方向が違いますが、ドン亀というわけではないようです。でもその際の燃費は悪そう。
・シート
シートポジションが高めで、座面・アイポイントを低くしたくなります。座り心地も浅く長距離は疲れます。
シート交換したいところですが、とりあえずはアームレストで様子見。
・HIDがない
HIDオプションは欲しかったです。しょうがなく社外の物を入れました。
ダイハツコペンからの乗り換えです。
低燃費に惹かれ購入。満足しています。
低燃費について他の人も多くレビューしてますが、大事な事が書かれていません。
敢えて私が書きますが、この車の燃費は、
・・・人を選びますよ。
エコ運転を意識し上手な人ほど、恩恵の大きなエコツールに成り得ますが、考えずにただ乗るだけの人、センスの悪い人の燃費は伸びないでしょう。
たぶん普通の人が20Km/L、前者で25Km/L、後者で15Km/Lぐらいの差に出ると思います。(もちろん環境に因って全体がシフトしますが、その中でも±25%ぐらいの差が出る感じで)
そういう意味では、回生ブレーキ→モーターアシスト方式のハイブリッドカーの方が誰が乗っても遜色なく、人を選ばないと思います。
(高いお金と消耗品のバッテリーを、節約するガソリンでペイできるかはわかりませんが。)
結論として、エコ運転を志す人が最大の恩恵を得られるいい車です。ただし、人を選ぶので万人がそれを享受できるわけでは無い点には注意。
ダイハツが力を入れている車だけあって、作りも良くコストパフォーマンスは良好です。迷っているなら買いです。
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新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。