定岡貞夫さん(大分県)
投稿日: 2017年9月15日
5点
他社のコンパクトカーと比べて硬めの乗り味で、軽い車重も手伝って軽快な動きをする。
『ホンダのエンジンは吹け上がりが良い』とはよく言ったもので、確かに他社のエンジンと比べて高回転まで軽く吹け上がる。他社のコンパクトカーは80km/hあたりでひっかかる感じがあるが、フィットは100km/hまで楽に加速していく。そしてよほど意識して踏み込まない限りはせいぜい3000rpmまで回れば踏み込んだほうで、高速道路での100km/h巡航では2000rpm以下の回転数である。当然、エンジンノイズはほとんどなく、助手席との会話は大きな声を出さなくても可能である。
ただし、若干のロードノイズは多少はあるが、これは値段相応と言うのか、車両価格の安さによって正当化されるレベルである。
室内空間の広さも優秀であり、後席を倒せば自転車だってなんなく積み込むことができた。
移動手段として、これほど快適でコスパの高い車は輸入車を含めてもそう多くないだろう。その出来の良さが売上台数に現れている。あまりの売上台数のために、街中でフィットとすれ違うことが多くて個性的ではないという向きもあるが、世間の大半が認めるコスパの車であることの裏返しの魅力であろう。
車重を1000kgきってもらえると、税金的にもありがたいし、より軽快に動くことができると思う。
もう少しなので、ぜひともダイエットをしてもらいたい。
あと、最近のホンダのデザインの流行りなのか、少々ガンダムっぽいフロントデザインは好き嫌いが別れるかもしれない。
『車のエクステリアさえ気に入れば』という前置きはつくものの、誰にでもお勧めできる車。
非常に快適で、お買い得であり、売上台数を見てもまず間違いはない。
ハイブリッド仕様との値段差を考慮しても、このガソリン仕様のフィットはコンパクトカークラスで最も魅力的であると言える。
このクチコミは参考になりましたか?
参考になった人:7
あなたのクルマクチコミを投稿しませんか?
ユーザーのライフスタイルに合わせた5タイプを設定
アースドリームテクノロジーでパワートレインが刷新
初代の空間の広さと使い勝手をさらに進化させた
革新的シャーシを採用した大ヒットコンパクトカー
新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。