ゲストさん(神奈川県)
投稿日: 2013年2月21日
3点
【エクステリア】
外観デザインはいかにもSUVらしいもの。最近のマツダ車に共通する大きな五角形グリルを持つフロントデザインは、個人的にはあまり好みではないが、一定の存在感があることは認められる。比較的おとなしいリヤビューは好感の持てるものだ。
【エンジン性能】
2.2Lのディーゼルエンジンは、コモンレール直噴仕様+インタークーラー付きターボによる強大なトルクが特徴。ディーゼルの4WD車は車両重量は1600kgを超えるが、その重量をものともしない420N・mのトルクを発生する。ガソリン車でいえばV型8気筒エンジン並みの実力だ。ディーゼルは世界でも最も低い14.0の圧縮比を達成した。
【走行性能】
エンジンの吹き上がりもガソリン車並みにスムーズ。ディーゼルなので回転の上限は5250回転ほどに抑えられているが、その分だけそれに達するまでの時間も短い。前述の最大トルクはわずか2000回転で発生している。
これによってアクセルを軽く踏んでいるだけで高速クルージングが可能となり、気持ち良く走らせることができる。ほとんどシーンを直結状態で走るATのダイレクト感はガソリン車と共通だ。
【乗り心地】
試乗車は、ガソリンの20Sが17インチタイヤ、ディーゼルのXD Lパッケージは19インチタイヤが装着されていた。19インチだとスタッドレスタイヤを購入するときや、何年か先に交換するときに高くつくのが難点だが、横風の強い高速道路では、19インチタイヤのほうがずっと良い印象だった。走りの面からは19インチがお勧めだ。
特になし
CX-5の価格は20SのFF車が220万円、XD Lパッケージは追突軽減ブレーキのスマート・シティ・ブレーキ・サポートやBOSEサウンドシステムなども標準となため319万円だ。XDのFF車は258万円だから、ディーゼルとガソリンの価格差は38万円である。
単純に比較すると、40万円弱の価格差は大きい。燃費では取り戻せない価格差だ。損得勘定だけで言ったら、ガソリン車ほうがお勧めできる。でもディーゼル車には強大なトルクという特徴がある。この走りの余裕の大きさに魅力を感じる人なら、ディーゼルのほうが良い。
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