ヒロさん(神奈川県)
投稿日: 2013年2月21日
3点
【エンジン性能】
マニュアル車だけの設定とされたRSは、その心意気は良しとするが、今どきの若いユーザーがAT車限定免許しか持たないことを考えたら、こうした設定が良いかどうか。
また1.8Lのエンジンも取り立ててスポーティな性格を持つものではなく、特に気持ち良い走りが味わえるわけではない。それでいて、燃費基準を達成していない(排気ガス性能は基準をクリア)ために、エコカー減税の対象にならない。エコカー減税を得たいなら1.5LエンジンのFF車を選ぶしかない。
【走行性能】
走りのフィールはグレードによって異なっていて、1.8Lエンジンの搭載車はリヤサスの形式も変更するなどして、けっこう良い足回りに仕上げられていたが、初代オーリスの初期モデルほどのインパクトはなかった。
【エクステリア】
外観デザインはスポーティさ、カッコ良さを追求したとのことだが、ひと目で欲しいと思わせるほどの魅力的なデザインではない。今後のトヨタ車に採用していくというキーンルックと呼ぶフロントデザインも、特にインパクトを感じさせない。
【インテリア】
インテリア回りのデザインはさらに平凡で、これといった特徴を感じさせない。横方向のホールド性に優れるなど、シートのデキは悪くないが、インテリア全体は特に個性を感じさせる部分はない。
価格も相当に高めの印象だ。車両本体価格は1.5L車でも180万~200万円、1.8L車は200万~220万円という水準にある。これにカーナビなどのオプションを装着することを考えたら相当に高い。
試乗したオーリスのオプションを含めた車両価格を前述のグレード順に紹介すると、それぞれ207万円弱、250万円弱、274万円強、255万円強だった。オプションの中身を細かく紹介する余裕はないが、若いユーザーに手の届きやすい価格とはいえない。
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