ゲストさん(兵庫県)
投稿日: 2013年2月20日
4点
ダイハツが軽自動車ではなく、小型車にターボを設定し発売したのがYRVでした。当時は、まだ省エネや低燃費という言葉が今ほど認知をしていなかったこともあり、こういった、大変おもしろい車が多く発売されていたのですが、このYRVは特におもしろい車として今でも想い出の深い一台です。エンジンはターボ付きの1.3リッター。車体も大変軽いこともあって、軽快な走りを楽しませてくれました。居住性も必要最小限ながら、大人4人が十分に乗れるだけのスペースを持って居ますし、当時としては珍しい、小型車にしては高価なインテリアも魅力的でした。価格も150万円前後と、比較的お手頃の価格だったため、大変コストパフォーマンスにも優れていたと言えます。
YRVの1番気になる点は、やはりターボエンジンだと言えます。
1トン少々のボディに130馬力ほどのパワーを持ったエンジンですので、加速力や瞬発力は十分にあるのですが、ただ、ターボエンジン自体がそれほど洗練された物では無かったため、いわゆるドッカンターボのような印象。更に、少しメンテナンスの面でも神経質にならざるを得ない特性を持ったエンジンだったため、特にエンジンオイルなどに対しては神経質にならないといけない部分がありました。
価格を考えると、大変お得な車と言えます。メンテナンスの面で、若干気をつけなくてはいけない点も多くありますが、それでも、このクラスでターボ付きの車がほぼ壊滅状態となっていた中で、久しぶりに安価でおもしろい車としての存在感を誇っていたのが、このYRVです。
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