あもーん!さん(佐賀県)
投稿日: 2017年9月15日
5点
●外観
皆さまの仰られている通り「魂動」デザインがフルに体現された車です。サイドビューはボンネットとキャビンがそれぞれ独立しているように見せており、かつテールエンドが傾斜していることから、「シューティングブレーク」的なデザインに見えます。個人的にはメルセデスのCLAシューティングブレークよりもよっぽど「シューティングブレーク」に見えます。
●内装
最近のマツダ車らしい、ドイツ車のようなデザインです。一昔前のBMWのように、色を統一して、余計な華燭をしていないところが、全体的に「スポーティー」さと「高級感」を醸し出しています。プラスチックのインテリアパネルを「アルミ調」にしたり、プラスチック部分にカーボン調の模様を着けたりと「コストは掛けないが、高級そうに見える」工夫がされています。
●走行性能
動力性能はスペックに応じた「まぁまぁ」なレベルです。しかし、この「まぁまぁ」なレベルのため、一般道でもアクセルベタぶみして全開走行することができます。エンジンもよく回り、NA特有の「回して出力を出す」感じや、耳障りではないエンジン音が「スポーツ走行しているぞ」という感覚を与えてくれます。これは非常に重要なことで、最近の日本車、輸入車には無い感覚です。最近の日本車や輸入車はダウンサイジングターボエンジンで低回転域から最大トルクが発生するため、「回して楽しめるエンジン」ではなく「低回転域でトルクを出し加速感が得られるので、エンジンを回す必要がない」エンジンになってしまっています。そこはやはりNAエンジンの大きな魅力です。また、最近の国産車はミッションがCVTが主流です。「燃費のため」というのはわかるのですが、やはりアクセル開度に対して回転数ばかり上がってしまい、リニアに加速していきません。スバル レヴオーグやトヨタ オーリス等のCVTはアクセルレスポンスにリニアに加速するよう頑張っていますが、やはりCVTはCVTです。高回転域まで回した場合の気持ちよさはありません。
この「運転する楽しさ」がありながら、乗りだし250万円台程度に抑えられるのは非常に魅力的です。ライバルのオーリス1.2 120Tやフォルクスワーゲン ゴルフ コンフォートラインよりも50~80万円近く安く購入できます。
ハンドリングは素直でニュートラルなのですが、VWゴルフやメルセデスA180のような「剛性感」や「ニュートラルさ」までは到達できていません。これはそのまま価格の差に現れているのだと思います。
とにかく「非力なため、一般道で全開走行ができる」、「ワインディングでも安心してスポーツ走行を楽しめる」という、非常に「運転していて楽しい」車でした。
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新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。