N510さん(茨城県)
投稿日: 2013年2月6日
1点
側面からみたスタイルは、伸びやかさがありなかなか良いと感じた。室内、荷室ともにこのクラスに必要なレベルはクリアしていた。我が家の車はSXの特装車と言うべき、アーバンブレイクという限定車であり、後付け式サンルーフ、寒冷地仕様、部分本革バケットシート、MOMO製ステアリングホイール等の特別装備品はそれなりに魅力的だった。
PWSスーパーチャージャディーゼルエンジンは恐ろしくアンダーパワー。4駆に加えて数々の装備品で車重も1500㎏を超えるに至り、この重量を82PSのディーゼルエンジンで走らせるにはそもそも無理があった気がする。アーバンブレーク専用装備のFRP製の前後バンパーも違和感が強く、一般モデルのほうがスタイリッシュに見えた。何よりもこの車の信頼性の低さ。車庫入れなどの小回り時、センタデフがデフロック現象を起こし、車の動きが引っ掛かる上にカリカリ騒音をたてる。最後にはATミッションが壊れ、1速から変速しなくなってしまった。
低燃費+ハイパワーの過給機付きディーゼルに、装備満載の4WDステーションワゴンと、あれもこれもとイイトコ取りのような構成の車だったが、結果的にはそれが生かされていない感じで、技術面も含めて過渡的な車、といった印象が強い。
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