propolyさん(埼玉県)
投稿日: 2013年2月14日
4点
基本シェイプの良さに加え細部まで煮詰められた端正なスタイリング。5ナンバーである事。総てのコンストラクションにお金と手間をきちんと掛けた昔のトヨタの良さを味わえる事。4ドアとはいえ2+2と割り切ればカップルで過ごすのに心地よい広がりの室内空間。高速ツアラーとしてなら現代の車に遜色ない動力性能。中速域からの加速感と直列6気筒サウンドは未だ魅力的。1JZ系に比べると繊細なフィールが上品な味わいの1G-GTエンジン。205/55-16の特上クラスのタイアを履くとドライビングフィールが生き返るシャシ。
20系ソアラと同形状のフロントシートだがバックレストが最起位置でも傾きすぎで折角のホールドが台無し。
エアコンはGX81系の最大のウイークポイント。今冷えない車はACガスの経路パーツ(コンデンサ.エバボレータ.コンプレッサ.レシーバ.配管一式etc)は一気に総て交換する事を強くお勧めします。
ターボならではの1速から2速時シフトショック大のAT。ミッションも暖機必須。ATFは指定油種を3万KMか4年毎に要交換。
エンジンルームのエキゾースト側の各配管類はタービンが高温になるため劣化が早く進む。特にパワステホースからのオイル漏れは定期的に直接目視で点検しておく。
パワーウインドレギュレータは必ず壊れる。ドア開閉時は窓全閉を厳守する事。
エアコンコントロールの格納スイッチは動かなくなると大変不便。
100キロになるとキンコン鳴り続けるチャイム。最近は高速巡航時のエコインジケータと思うことにした。
バッテリーをケチると芋蔓式にトラブる電装品。85D26のハイグレード品を装着するとクルマ全体が見違える程調子が良くなります。
街中ゴーストップ走行では燃費最悪。近所巡りはミラかアルトでGO!
個人的にはデジタルメーターはイマイチ。アナログメーター車なら油圧/油温/ブースト計をインパネセンターに装着したかった。
このGX81は新車で購入した前オーナーから不要になるというので11年前に譲受けたものの当時ぼくも若かったのでイマイチ波長が合わず半年程で欲しがっていた知人に譲ったが3年前に彼がエコカー補助金で現行マークXに乗換える事になりスクラップにするなら返してとお願いしたところ出戻って来た代物です。
歴代オーナー車庫保管で走行も少なく程度上物である事を差引いても未だ変な音やがたつきが感じられないのはきちんとお金と手間を掛けて造った元来の素性が生きている証拠です。
但し経年劣化部位は確実に発生しているので適切な診断と早めの処置対応は必須となってきました。
複雑なメカニズムを有していないのでメンテナンスは難しくないがツインターボ故の高トルクによる駆動系へのストレスを緩和させる様に労りの気持ちを込めて丁寧なアクセルワークを心がけたい。
ターボの必要を感じないなら1G-GEの方がエンジン自体の感触をより楽しめます。
前期型は外装部品の欠品が多くなってきたが中古パーツは後期型も含め既に枯渇しつつあり事故には遭遇しないようにくれぐれも安全運転を心がけたい。
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