fgt367さん(三重県)
投稿日: 2017年9月11日
4点
普段はミドルクラスのセダンに乗っていますが、それから乗り換えても違和感や恐怖感を覚えずに運転できる最低限の動力性能をきちんと持っています。
走行中のノイズも音量は小さくはないですが不快ではなく、路面の凹凸も適度に吸収してくれるので乗り心地も悪くはありません。
初年度登録から5年経ちますが機械的な故障もなく、内外装の塗装もしっかりしていて経年劣化もそれほど感じないので耐久性も高いと思います。
世界各国で販売されている車種のためか、日本人の要求に細やかに応えている国内販売専用の軽自動車に比べて劣る部分もあります。
例えば車内の小物入れの数がとても少なく、あっても「何でこんな所にあるんだろう」と感じることがあり、使いやすいとは言えません。その点ホンダのN-BOX等は大変使いやすく、居心地の良い車内デザインでした。
また、後席の快適さはあまり重視されないのか、前席との間隔も狭く圧迫感があり、シートの形状も良くないのか長時間乗りたいとは思えない乗り心地です。
荷室もリアウインドウの倒れ込みがきついので思ったほど空間はありません。高さ方向にも余裕が無いので子供用の自転車程度でも載せることはできません。
この車の良いところは「軽自動車ではない」という点につきます。
ヴィッツは特に秀でた性能は持たない地味な普通車なのでこの車だけに乗っているとその良さはわかりにくいですが、軽自動車に乗る機会があった時に明確に違いがわかると思います。
近距離移動のツールとして必要な場合、ランニングコストが低く、居住性が高く、積載力にも優れた軽自動車は良い選択だと思いますが、それ以外の部分、車としての基礎的な性能(加速性能、乗り心地、走行中の騒音、高速安定性)がヴィッツに遠く及ばないのです。
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