THE!対決

PART6 ゴルフで使えるのはどっち?

Report/編集部 Photo/奥隅圭之、奥村純一
トヨタ マークXジオ
トヨタ マークXジオ ラゲージ ゴルフバッグ積載|THE!対決
↑フルサイズのゴルフバッグを積む場合は斜めに積むことになる。トノカバーの使い勝手は秀逸で、シーンによって使い分けることが可能
トヨタ マークXジオ デュアルトノボード|THE!対決 トヨタ マークXジオ インパネ|THE!対決
ホンダ オデッセイ
ホンダ オデッセイ ラゲージ ゴルフバッグ積載|THE!対決
↑マークXジオと同じくゴルフバッグを斜めに積むことになるが、縦(天地)方向に余裕があるので積み重ねても後方視界が確保される。AC電源など便利機能も満載
ホンダ オデッセイ AC100V電源/3列目シート電動床下格納スイッチ|THE!対決 ホンダ オデッセイ インパネ|THE!対決

荷室のゆとりはオデッセイ、しかしジオのトノカバーは便利

家族で使うのはもちろん、室内が広いモデルなので大人同士で出かける際にもゆったり使えるのが嬉しいマークXジオとオデッセイ。3列目シートを畳めば広い荷室が出現するので、荷物が多いレジャーでも対応できるはず。ここではゴルフを例にとりその実力を見ていこう。

大人4人でゴルフに出かけようとすると、荷物はかなりの量になる。人数分のゴルフバッグのほか、ボストンバッグなども必要に。

ジオとオデッセイの荷室にフルサイズのゴルフバッグを縦に積んでみたところ、わずかだが荷室をはみ出してしまった。このとき、2列目シートは窮屈を感じない程度に前方にスライドさせてある。さらに前にスライドさせれば縦積みも可能だが、そうなると乗員のゆとりはかなりスポイルされてしまう。これではもったいないので、最初から斜めに積むことを考えたほうがよさそうだ。

斜めに積む場合、ゴルフバッグは2個ずつ重ねておくことになる。積載性テストで荷室に余裕を感じたのはジオだったが、このシーンでゆとりがあるのはオデッセイだった。低床パッケージのオデッセイは室内の高さに余裕がある。そのためゴルフバッグを重ねてもまだ後方視界への影響は少なくて済む。

ジオのほうで注目したいのはトノカバー。この使い勝手がなかなか優秀で、荷室上部を覆うだけでなく、荷室と居住スペースの境界線(荷室奥)も覆うことができる。これによりセダンのようなパーソナル空間を演出できるのだ。もちろん荷物を覆うことで防犯上の効果も期待できる。使わないときは荷室下にぴったり収納できるのもすぐれもの。

オデッセイの荷室には、収納ポケットのほかにも家庭と同じAC100Vの電源コンセントが付く。ゴルフはもちろん、その他のレジャーでも楽しみが広がりそうな装備だ。

光の演出はオデッセイが“アゲ”、ジオは“チルアウト”

長距離を移動する場合、室内空間の演出も気になってくる(助手席に女性が座っていればなおさらだ)。特にゴルフの帰り、あたりが暗くなったときの空間はジオとオデッセイで方向性がかなり違う。

ジオは足元照明やメーター回りなど、青白い光の演出で“これでもか!”というほどオーナーの所有欲をくすぐってくれる。それらは一見派手にも見えるが、インテリアデザインともあいまってどこか落ち着いた大人の雰囲気が漂う演出だ。特に350Gと240Gに装備される大型の天井イルミネーションは、柔らかい光でクルマ全体の上質感を高めるのに貢献している。

一方のオデッセイはメーター類やカーナビゲーション操作部を青い光で演出。落ち着いた印象だけでなく、「まだまだ遊びに行くぞ!」という“アゲアゲ”な気分へと導いてくれる雰囲気すらある。

はっきり言ってどちらが良いかは好み次第。インテリアという最も目にする部分の重要な演出効果なので、購入前にはぜひともどちらが自分向きかをしっかり確認してほしい。
今回のまとめ
ビッグサイズの部類に入る両車だけに、4人でゴルフに行く上で困るという場面は少ないはず。しかし荷室の使いやすさはオデッセイのほうが上だった。ただゴルフバッグを積んでおくことを考えると、防犯の上でも荷室を隠すトノカバーは欲しいところ。好みに応じて使い方を変えられるジオはアイデア賞ものだ。
今回のテスト車両
トヨタ マークXジオ フロント|THE!対決
トヨタ マークXジオ リア
トヨタ マークXジオ インパネ
■トヨタマークXジオ
・テスト車両
240G(2WD)
286.0万円
・駆動方式
2WD(FF)
・トランスミッション
CVT
・全長×全幅×全高
(mm)
4695×1785×1550
・ホイールベース(mm)
2780
・車両重量(kg)
1570
・最小回転半径(m)
5.7
・乗車定員(人)
6
・エンジン種類
直4DOHC
・総排気量(cc)
2362
・最高出力
[kW(ps)rpm]
120(163)/6000
・最大トルク
[N・m(kg-m)/rpm]
222(22.6)/4000
・使用燃料
無鉛レギュラー
・燃料タンク容量
60L
・10・15モード燃費
(km/L)
12.8
・タイヤサイズ
225/45R18

ホンダ オデッセイ フロント|THE!対決
ホンダ オデッセイ リア|THE!対決
ホンダ オデッセイ インパネ|THE!対決
■ホンダオデッセイ
・テスト車両
L(2WD)
300.3万円
・駆動方式
2WD(FF)
・トランスミッション
CVT
・全長×全幅×全高
(mm)
4770×1800×1550
・ホイールベース(mm)
2830
・車両重量(kg)
1660
・最小回転半径(m)
5.4
・乗車定員(人)
7
・エンジン種類
直4DOHC
・総排気量(cc)
2354
・最高出力
[kW(ps)rpm]
118(160)/5500
・最大トルク
[N・m(kg-m)/rpm]
218(22.2)/4500
・使用燃料
無鉛レギュラー
・燃料タンク容量
65L
・10・15モード燃費
(km/L)
12.2
・タイヤサイズ
215/60R16