まささん(神奈川県)
投稿日: 2013年3月17日
4点
【エクステリア】
旧型と同じ横長のフロントマスクは、シャープになったボディに良く似合っています。ベースとなったワゴンR以上の人気を得るのではないでしょうか。黒一色のインテリアはクオリティアップに加え、デザインが整理されたおかげで、落ち着きを感じます。前席の作りはワゴンRと共通のベンチタイプで、約1時間の試乗では座り心地に不満は抱きませんでした。
【インテリア】
後席や荷室の作りはワゴンRと基本的に共通です。シートスライドを最後方にすれば、身長170cmの僕なら足が組めるほどの広さが得られます。助手席の座面下には深い収納スペースを用意し、後席の背もたれを前に倒すと座面が沈み込んでフラットに畳めるなど、スポーティな出で立ちながら使い勝手を重視したパッケージングには相変わらず好感が持てます。
【走行性能】
車両重量は820kgと、旧型のターボモデルと比べて60kg軽くなっているので、加速はまったく不満ありません。ターボの立ち上がりはこのクラスとしては穏やかで、巡航時は回転を低く抑えられるので、静粛性は自然吸気エンジン車を上回り、軽自動車とは思えぬ余裕を感じます。アイドリングストップは停止前のかなり早い段階で作動するものの、直後にアクセルを踏めば瞬時に再始動してくれるなど、違和感はありませんでした。
【乗り心地】
自然吸気エンジンのワゴンRと大きく違うのは乗り心地です。ホイール/タイヤは14インチから15インチにアップしていますが、タイヤが低燃費に特化したタイプではなく、空気圧も適正なので、しなやかに感じるのです。同じ理由でステアリングの反応も自然になっており、腰高なボディを感じさせない安定したハンドリングを生かせるフィーリングになっていました。
特になし
価格が約150万円に達するうえに、JC08モード燃費は26.8km/Lで、自然吸気エンジンのワゴンRを2km/L下回りますが、シャープなスタイリングと走りの良さは、それを打ち消してあまりあると感じました。「プレミアムなワゴンR」と呼びたくなるキャラクターの持ち主でした。
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