トシーマッキャロルさん(埼玉県)
投稿日: 2023年2月8日
5点
以下の3点です。
1・圧倒的存在感
富士山をイメージとしたサイドビュー、後席に座る人の映り方をも考慮されたドアの窓枠、ぐるりと車両全体を取り囲むように配されたメッキパーツ、手作業によって調整された塗装面等々、枚挙にいとまがないほどのこだわりに裏打ちされたことによって醸される「オーラ」はまさに特有のもの。工業製品らしからぬしつらえは現代の高級車にはない、工芸的で芸術的なものです。情緒的価値のありがたみを再認識します。
2・圧倒的質感
圧倒的存在感は圧倒的質感によって構成されていると感じます。
まさに「神は細部に宿る」。内装に関してはしっとりしたレザー、木目がシンメトリーになるように工夫されたウッドパネル、握った感触が統一された各ハンドル部、毛足の長いフロアマット等、全てがぬかりなく、乗員のためにさりげなくも深い懐でもって演出されている印象です。
3・圧倒的静謐
アイドリング時は限りなく無音に近い状態。音はするのですがノイズにあらず。エンジンの存在を感じ取らせる波動のようなもので、不快ではありません。
それはスロットルを開いたときも同様。インストゥルメンタルパネルのはるか向こう側で乗用車専用としては国内唯一のV12エンジンがわずかに存在感を示すのみで、黒子に徹していることがわかります。黒子の存在をあえて感じることで全体が機能している仕組みも理解でき、安心感につながっています。
以下の3点です。
1・圧倒的存在感
今回日常使いのマイカーとして購入し、スーパーにもコンビニにも、家族の送迎にも使っています。日常と車両の非日常感のギャップにその場にいる方々は違和感と奇異の念を持つようです。
2・圧倒的質感
圧倒的質感の実現のために、犠牲となるのは車重や車体の取り回しのような機動面かもしれません。それは時に運転者によってはストレスとなることでしょう。
3・圧倒的静謐
静謐を実現するために採用されたV12エンジンは、環境性能や燃費性能では現代の水準ではとても低いもの。その折り合いをつけてから購入することを奨めます。
1997年のフルモデルチェンジ当時、当方は中学生でした。
そのオリジナルワンの存在感を雑誌で読み、度肝を抜かれたと同時に、いつかは所有したいという気持ちを抱いたものです。
それから四半世紀ほど経過し、ご縁に恵まれマイカーとすることができました。
時代錯誤で分不相応だと思う瞬間もありますが、夢をかなえたという喜びの方が今は強いです。
高騰するガソリン代と税金納付のためにこれからは倹約生活を送ります(笑)
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新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。