まささん(神奈川県)
投稿日: 2013年3月18日
4点
【エクステリア】
外観デザインの変更が空力特性の向上など実質本位で行われたのを始め、最近のマツダ車に共通の自然なフィールのサスペンションチューンが施されていることや、SKYACTIVを導入したにもかかわらずほとんど価格アップがなかったことなどが評価すべき点だ。
それでもマイナーチェンジで登場したSKYACTIVの新型アクセラが良く売れるとは思えない。アクセラには1.5Lエンジンを搭載した15Sや15Cというグレードがあって、当然ながら2.0LのSKYACTIVを搭載したモデルよりも安い。結局、アクセラではそれが売れると思う。
【エンジン性能】
デミオに続きアクセラにもSKYACTIVが搭載された。2.0Lエンジンの圧縮比を高めるとともにさまざまな改良を加え、SKYACTIV-Driveの電子制御6速ATと組み合わせて登場してきた。2.0Lエンジンの搭載車で20.0km/Lという燃費はまあ大したものである。
デミオの30.0km/Lがインパクトを持っていたのに対し、後から出てきたアクセラの20.0km/Lにはさしてインパクトは感じない。しかも20.0km/Lを達成できるのが15インチタイヤを履いた例外的ともいえる仕様のモデルなのだから、ますますインパクトが薄れてしまう。
ほかにもデミオで14.0まで高めた圧縮比がアクセラでは12.0にとどまっているなど、何かと中途半端な印象を感じてしまうのだ。
今回の試乗会ではSKYACTIVを搭載したセダンやスポーツ(5ドア)、15S、マツダスピードアクセラなど、合計5種類のモデルに試乗した。それ以前に美祢のテストコースでもSKYACTIV搭載車に試乗し、15インチタイヤと17インチタイヤの違いを試している。なので、新型アクセラの良さは十分に理解しているつもりだ。
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