らんさん(石川県)
投稿日: 2017年9月15日
4点
カタマリ感のあるなかなかにイケている外観デザイン
最近のマツダは欧州車のような複雑な面構成をデザインに取り入れて 魅力的な外観デザインを持つクルマになっています。
上級車のアクセラやアテンザが伸びやかさを持ったデザインなのに対してあえてこのデミオはカタマリ感を強調しているように見えます。なかなかに良いデザインです。
静粛性の高さ
吸音材をきちんと使っているようでエンジンの轟きが遠く感じられます。国産コンパクトの中には静粛性などあまり考慮されていないクルマも多い中ではデミオの静粛性は魅力的ですね。
内装の質感の高さ
価格も先代より高くなりましたが、内装のクオリティはかなり良くなり、コンパクトカーの安っぽさを感じません。ブレミアムカーを目指していると言うのが理解出来る出来ばえです。
上位グレードでは本革仕様もあり、小さな高級車という目指したイメージに近ずいています。
イマイチなエンジンバワー
ガソリンの1.3Lエンジンは二千回転程度の低回転域ではトルク感はあまり感じられません。三千回転以下だけで加速しようとすると、60km/hまでが遠い感じで少し非力感を感じました。回転を上げたら問題なく加速しますが実燃費は悪化しそうです。この様な実用車は低回転でもっとトルク感を出したほうがいいと考えます。
キーロックしてもミラーが自動格納されない
些細なことですが、工賃込みで二万円くらいのオプション設定です。
電動格納するならキーロックで自動格納は当然と考えますが、実際には国産車や輸入車に限らず電動格納するのに、自動はオプション扱いは珍しくないという現実もあります。ブレミアムカーを目指すなら標準装備しましょう。
ハンドリングは正確です。ガソリン車だとフロントが軽い感じで、ディーゼルよりもバランスがいい感じです。コーナーでも気持ちよく向きを変えてくれます。トルクもパワーも仕様通りの感じで、プジョーの3気筒1.2Lのように実は想像以上に力感があったりするといった意外性はありません。でも、それなりに気持ち良く回るエンジンは限られたパワーを使い切る楽しさがあります。
運転が労働と感じる国産車がまだまだ多い中で、マツダのコマーシャル通り運転して楽しいクルマでした。
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