自動車保険は様々な条件を設定することで保険料が算出される。これは生命保険などでも同じこと。ただし、一つだけ自動車保険ならではの特徴的な制度がある。それが等級制度だ。
通常は新規契約で6等級(注1)から始る。そして1年間無事故で保険を使わなかった場合、翌年の等級は1等級上がり、最高で20等級まで上がる。この等級は保険の割引率にも関係しており4等級が割増割引きなし(注2)、7等級で20%引き、8等級で30%引・・・18等級からは最大割引の60%引きにまでなる。新規登録から7年間続けて毎年契約更新していて、保険を一度も使わないと保険料は半額以下になる。しかしこれは事故を起こさず保険を使わなかった場合の話。事故を起こし、保険を使うと、等級は一気に3つ下がることになる。新規登録した年に事故を起こしてしまうと翌年は20%増しの3等級になってしまうのだ。最低は1等級で保険料は60%増。ここまでくると保険会社からは契約を断られる可能性も高く、またデータも残るので他社でも新規契約をしてくれないなんてことも起こりうる。等級は事故歴のバロメーターになっているということを覚えておこう。
事故によっては保険を利用しても等級が下がらないケースもある。それは車両保険のみ、または車両保険と搭乗者傷害保険で、火災・爆発・騒擾・労働争議・台風・竜巻・洪水・高潮・盗難・落書・窓ガラスの破損・飛び石など落下中の他物との衝突による事故など。ただしこのあたりは保険会社ごと見解がわかれるので、それぞれの保険会社で確認してみるといいだろう。
(注1)
セカンドカーのために新規契約する場合は多少内容が異なる。すでに11等級以上の個人契約者が2台目以降の自家用車を購入し、新規保険加入する場合は7等級からスタートし全年齢不担保の場合で10%割増となるが、年齢条件を付けた場合は21歳未満以上不担保では10%割引、26歳未満不担保・30歳未満不担保・35歳未満不担保は30%割引でスタートする。
(注2)
新規契約の場合、年齢条件をつけることで割引率は変化する。全年齢担保の場合は30%割増、21歳未満不担保の場合は10%割増、26歳未満不担保・30歳未満不担保・35歳未満不担保の条件を付けた場合でのみ割増割引ゼロになる。
■ノンフリート等級別料率制度の割引率
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