gochi-zohさん(徳島県)
投稿日: 2017年9月20日
4点
3.3lの大型クーペからの乗り換えで、導入&維持コストの低さを第一義としつつも
「意思のままに走れないようなクルマは論外」という拘りと
人貨ともに積載能力を高く取り、ユーティリティ性を確保するというコンセプトで
トヨタとホンダを除外すると、最後に残ったのがこれです。
初代の質実剛健の印象を残しつつも、力強くダイナミックな面構成で構築されたボディデザインが、如何にもMAZDAらしく、気に入りました。
無碍に削り込んだコンパクトではないので、車内は広々として快適ですし
車重が適度にあることが、かえって乗り心地の良さに貢献している気がします。
(むしろこのプラットフォームの本命はベリーサだったとも言えますw)
ハンドリングはシャープで、走る愉しみを満足させてくれます。しっかりとした接地感もあり、安心感があります。欧州を前提に作り込まれた足回りは伊達じゃない。そもそもダンパーは純正でテネコですし、標準でフロントタワーバー入ってますしw
(シフトマチック4ATです)
意外なことですが、出力のわりに勾配にあまり強くありません。
1速と2速が離れすぎており、勾配率と相まってツボに嵌まると拮抗して加速しないか、1速でブン回すかの二択になってしまいます。
トルコン比やギア比などと総合して、平坦地向けのセッティングと感じます。
平坦地での出足は良好で、何の問題もありません。
このテの車としては車格のわりに重量があり、それが長所と短所の両方に繋がっています。
(現在はハイオク仕様のROMを搭載しており、この弱点を幾分セルフカバーしています)
あと、燃費は排気量としてはそこそこかなと思いますが、
やはり昨今の超燃費車とでは、さすがに勝負にはなりません。
こればかりは世代の差が浮き彫りに。
ほぼ、当初の目的を叶えることが出来ました。ベストの選択でした。
走ってよし、載せてよし、維持費はかなり低廉、また「機械としての信頼性」も折り紙付きですね。
長距離からワインディング、日常の路地に至るまで、場面を問わず気分良く快適に走れるコンパクトとして、ひとつの理想形だと思います。
このコンセプトで後継して欲しかったなァ…(現行デミオは良し悪しはともかく全く別種のクルマなので)
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