Takechinさん(京都府)
投稿日: 2015年1月12日
5点
この車を所有する最大の魅力は幅広い年齢層の方々とつながることの出来る最高のツールであるという事。次が運転の楽しさであると思います。
運転に関しては、快適な装備は何も無いですが、レトロ感溢れる風貌は老若男女の誰が乗っていても恥ずかしくないスタイルだと思います。また、走りに関しては、良い意味で緩さがあり、最近の車両のように粘って粘って突如制御が利かなくなるわけではなく、早い段階からその兆候が身体で感じることが出来、それ程速い速度で無くても車の挙動を学ぶというよりも感じることが出来る車両だと思います。
私のようなアナログ世代には、これくらいの緩さが車の楽しみであり、良い意味でのいい加減さであったと思います。
最大の難点は狭さでした。ちょっとしたツーリングまでであれば良いのですが、長距離に利用しようとすると、車両の中でシートを倒して休憩が出来ないことは後から効いてきました。
トランクの狭さも良くトピックに挙がりますが、ゴルフバックも含めて1人分であれば何とかなります。但し、ハードケースの大きいバックをお持ちの方は無理だと思います。
トランクはバッテリーとスペアタイヤが邪魔をしていますが、最悪スペアタイヤは外していけば結構荷物もつめます。また、幌を閉じた状態であれば、シート後ろの幌を畳むスペースも結構収納力が高いので、案外予想よりは荷物を積んで走ることも出来ますよ。
マイナー故障はありますが、機構がシンプルな為大枚を叩くことなく修理が可能だと思います。
マイナートラブルすら気になる人には向かないと思いますよ。
入り口は『何だか楽しそう』で飛び込んでみれば良い車。既に最終モデルから15年以上が経過していますが、私が保有していた車両も当時で13年目の車両でしたが、全く問題ありませんでした。最近の電子デバイスに固められた車両よりも、よっぽど自動車らしい自動車。この車を持つことで出来る人のつながり、自動車の基礎知識はきっと今後のカーライフに彩を与えてくれる事は間違いないと思います。2代目、3代目、そしてこれから出る4代目も良いですが、初代を大切に乗ることで得られる別の満足感は間違い無くあると思います。
このクチコミは参考になりましたか?
参考になった人:17
あなたのクルマクチコミを投稿しませんか?
「走る歓び」を最新の技術で具現化した4代目
ボディは大きくなっても人馬一体は健在
コンパクトFRというコンセプトは変わらず
世界中を歓喜させた2シーターオープン
新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。