まっがさん(愛知県)
投稿日: 2017年9月11日
4点
普段の出だしや加速時に軽量化の結果が感じられます。
ほか、一番不思議なのは、高速走行時に速度が増すほど車体が安定していくことです。
ある程度必要な装備はそろっており、コスパが高い車だと思います。
やはりAGSという新機構のトランスミッションの癖が強いことです。大本はMTのため、ダイレクトな加速感が得られ、燃費もターボ車と思えないくらい良いのですが、変速時のショックやクラッチ制御に違和感があり、発進時や登坂時に思い通りにならないことがあります。マニュアルモードである程度解消しますが、Dレンジでゆったり走りたい方には向きません。
こんな出来であればCVTのほうが街乗りではよっぽど速く走れます。マイナーチェンジではぜひCVTを追加することを望みます。
ほか、内装が安っぽい、防音材がほとんどないことなど、スズキらしい作りです。
シンプルイズベストのスズキをよく体現しています。価格を考慮するとよくできた車であると思いますが、ホンダのN-BOXのように軽でありながらコストをかけて普通車のような内容に仕上げているものもあり、現代のユーザーにどれほど受け入れられるのかはわかりません。
私のような先々代アルトワークスに乗っていたものにとっては大きな進化ですが、初めて選択する車ではないように思います。要はマニアックだということです。
スポーツカーの神髄は軽量化であると信じて疑わない私にとっては、久々にわくわくさせてくれる車となっています。
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