マツダ アクセラ|ニューモデル試乗

ボディタイプは5ドアハッチバックとセダンの2種類。イメージカラーはソウルレッドプレミアムとなるが、その他にも7色の展開がある

もっともバリューが高いといえるSKYACTIV-G1.5

ATもMTも、それぞれ絶妙のマッチング

11月発売開始の1.5Lガソリンとハイブリッド、来年1月発売開始のディーゼル仕様のMTとAT、来春に発売予定の2LガソリンのMT、合計7タイプに試乗した。

その中でも最もバリューが高いのは、200万円を切るモデルが主流となるSKYACTIV-G1.5だ。エンジンは1.5Lとは思えないほどスムーズ。トルクも必要にして十分だ。

特に小気味の良いシフトフィールの6MTはエンジンサウンドと相まってスポーティに走らせると楽しい。動きが機敏で、サスペンションバランスも落ち着いている。ATも1.5Lエンジンとのマッチングが良い。MTと違う点は、より通常走行に照準が合っているところだ。

一方、2L仕様は余裕のあるトルクと上品なエンジンフィールでどんなシチュエーションでも軽やかにこなす。来春発売のMTは欧州車風で、トルクを生かしたダイレクトな走りを楽しむ人向けの味付けだ。

ハイブリッドにはマツダ独自の考えをプログラミング

セダンのみに設定されるハイブリッドは、圧縮比を高めた2LエンジンにトヨタのHVシステムを組み合わせたもの。プログラミングはマツダ独自の考え方が投入されている。

走り出しは極めて滑らか。エンジニア曰く、エンジンが始動したかどうかが分からないぐらい滑らかに制御したとのこと。

しかし、モーターのみからエンジン併用の瞬間にトルクを逃がすようにして切り替わり時の滑らかさを保っているので、一瞬トルク不足に陥る。ガソリンエンジン仕様がもつスポーティさよりも燃費重視のセッティングと言える。

シリーズ中、最もホットなモデルは2.2Lディーゼルエンジンを搭載したSKYACTIV-D2.2のMTだ。このサイズのモデルに、4Lクラスのガソリンエンジンに相当するトルクを発生させているのだから凄い。

追い越し加速はマッスルカーのようである。ATモデルはアテンザ同様にエンジンサウンドが心地よくATとのマッチングも素晴らしい。

セダンは1.5Lガソリン仕様とハイブリッドのみとなる。なお、ハイブリッドにはトヨタのHVシステムが導入されている

セダンは1.5Lガソリン仕様とハイブリッドのみとなる。なお、ハイブリッドにはトヨタのHVシステムが導入されている

シートカラーはブラックが基本だが、スポーツの20S ツーリングLパッケージとセダンのHYBRID-S Lパッケージはオフホワイト(写真)も選べる

シートカラーはブラックが基本だが、スポーツの20S ツーリングLパッケージとセダンのHYBRID-S Lパッケージはオフホワイト(写真)も選べる

ハッチバックのアクセラスポーツのラゲージは後席背面を倒すことで大きな荷物も積める。通常時の容量は約350L、最大で約1334Lとなる

ハッチバックのアクセラスポーツのラゲージは後席背面を倒すことで大きな荷物も積める。通常時の容量は約350L、最大で約1334Lとなる

SPECIFICATIONS

グレード セダン 15C ハッチバック 20S ハッチバック XD セダン HYBRID-S L Package
駆動方式 FF
トランスミッション 6AT CVT
全長×全幅×全高(mm) 4580×1795×1455 4460×1795×1470 4580×1795×1455
ホイールベース(mm) 2700
車両重量(kg) 1270 1310 1450 1390
乗車定員(人) 5
エンジン種類 直4DOHC 直4DOHC+ターボ 直4DOHC+モーター
総排気量(cc) 1496 1997 2188 1997
最高出力[kW(ps)rpm] 82(111)/6000 114(155)/6000 129(175)/4500 73(99)/5200+60(82)
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 144(14.7)/3500 196(20.0)/4000 420(42.8)/2000 142(14.5)/4000+207(21.1)
JC08モード燃費(km/L) 19.6 19.0 - 30.8
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/51 軽油/51 レギュラー/45
車両本体価格(万円) 171.15 220.5 298.2 262.5
Tester/松本英雄 Photo/尾形和美