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おひでさん（愛知県）

投稿日： 2013年2月20日

ひっくり返ったら棺桶と化す

総合評価

3点

デザイン：: 4
走行性：: 4
居住性：: 2
積載性：: 1
運転しやすさ：: 3
維持費：: 4

良かった点

マツダ　オートザムＡＺ－１
バブルの申し子　平成軽スポーツＡＢＣのＡ
まず驚くのがガルウィング　このクルマの最大の特徴でしょう。
これだけでコンセプトは小さなスーパーカーなのは明らか
次にまるでカートのようなハンドルのギア比に驚く　
これはロックtoロック２．２と言う過激すぎて危ないレベルだが
好きもんには堪らないポイントなのかもしれない。

カプチーノと同じターボエンジンをビートのようにミドシップに積み
国産には珍しいＦＲＰボディパネルを纏うカルトな軽スポーツ
発売当時は+少し売れたがあっと言う間に人気がなくなり
発売してる間から超カルトクルマだったが
絶版になると欲しくなる人が増えるお約束の現象が発動
多くない生産台数も手伝って驚くような値段で取引されているようだ。

気になった点

窓がほとんど開かない上にガルウィング
もしも横転してひっくり返ったら最後　たぶん自力では脱出できないであろう。
とどめに最後の頼りの綱の窓がほとんど開かないときたもんだ。
マツダにしか作れないクルマでしょう・・・。

ＮＡのビートですら少し元気に走らせると熱を処理しきれないのに
小排気量ターボをミドシップ・・・ですから言わずもがな。
熱害が酷いはず。
正直なところＡＢＣの中では一番完成度が低かったと言える。
だがこのクルマを好きな人はそこがいいんでしょう。