madssさん(神奈川県)
投稿日: 2016年9月16日
4点
初代ロードスター誕生から25年を経て、4台目のロードスターが昨年誕生しました。4台目は原点に返るというコンセプトを基に作られ、ライトスポーツであることを意識して、車重を大幅に抑えた作りになっています。1500CCのスカイアクティブエンジンは、取り回したとてもよくキビキビと走ります。オープンカーにするための幌と脱着も3秒で簡単にできますので、気軽にオープンを楽しめることができます。また、急に雨が降ってきてもすぐに幌をクローズに出来ますので便利です。私が今回一番この車に惚れたところは、車のデザインです。さすがに世界カーオブザイヤーを受賞しただけのものはあります。繊細な流れるようなデザインで、凶暴さの中に優しさを見つけたようなフォラムで、我々を魅了してくれます。
気になった点はあまりありませんが、強いて言うならばコックピット内の収納のなさです。これは、ライトウエイトスポーツでは仕方がないことですが、グローブボックスぐらいはあったほうがよかったのではないかと思います。もちろん、俺は走りを大切にしているのでそんなのいらない、という方にはぜんぜん問題ないことですが。あえて、もう一つ言わせていただければ、1500CCで132馬力は少しばかり力不足かなというと点です。大人二人が乗っていると結構重く感じることがあります。でも、これも人好き好きですね。
本当に楽しい車です。マニュアルが運転できる人は絶対にマニュアルを進めます。マニュアルでもいろいろな現代風の仕掛けがあり、昔の車のような大変さはうまくフォローされています。例えば、坂道発進の時にブレーキをはなしても車がすぐに下がらないように設計されています。また、ドライブをさらに楽しく盛り上げるために、マツダコネクトでナビを動かしたり、音楽を聴いたり、テレビをみたりとエンターテイメントの装備が充実しています。一番気になる車の燃費ですが、私の場合いつも妻と一緒に乗るため(二人とも少し重い)、他のクチコミよりも少し悪いかもしれませんが、平均リッターあたり14.5キロといったところです。操縦性は、50代半ばの私がマニュアル仕様のロードスターを、東京から京都まで運転しても全くと言っても良いほど疲れない程度ですので、色々と各所に工夫がされている車だと思います。ぜひチャンスがあれば乗ってみてください。特に私のような50代の方は昔の懐かしい感覚が戻ってきますよ。
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新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。