Honda LEGEND SH-AWDさん(千葉県)
投稿日: 2019年9月7日
5点
とにかく2020年となる現在としても通用する奥深い綺麗なデザイン。現在生産されるDセグメントのセダンと並んでも未だに遜色無い物と本当に感じる。後のCU型アコードに継いだデザインなだけはある。
1760mmある幅は後ろに向かって絞るようにデザインされている事で案外コンパクトかのように見えるが、全長も4670mmとそれなりにあり、信号待ちで時折横のガラスに映る我がホンダアコードを見て笑みが溢れてしまう。特に後期モデルのルックスは個人的にピカイチだ。
ドア、ドアノブの音もしっとりしていて何とも上品。何より外車のように煩くなく、非常に静かなのが気に入っている。
ちなみに新車価格でナビを付けても300万円を切っているように価格が抑えられている理由は、細かな便利装備や質感を高める各装備が、モデューロのオプションとして用意されている為で、輸出仕様の同じアコードまたはTSXが高級車であるように、純正パーツを吟味しお金を掛けて取り付ければ非常に質感の高い内装も手に入れることが出来る。
結局、輸入時に勝手に色んな物が標準として付いているドイツ車と比較して、同セグメントの国産車を見た時にあれが足りない、これが足りないと言われ結果的に標準装備にしても、次は値段が高過ぎると言われる始末な訳で、ホンダはそこを上手くやった訳だ。
そんなインテリアデザインも今となっては正直一見つまらないのだが、使っていて全然飽きない。不思議なのだが、やはり使い勝手と何よりボタンの配置や色使いがかなり良いので居心地が良い為と思われる。この辺は日産のセダンもかなり得意であろう。
昨今のドイツ車なんてすぐ飽きちゃうだろう。そんな時にホンダのアコード、他国産セダンに振り向いてみると、日本人に絶妙に合ったセダンが分かる筈である。(トヨタは飽きる。
また、グローブボックスの厚みが堪らなく好きだ。手触りの良い内張りも国内海外と共通と見られる。
ホイールは17インチと、20インチ前後が流行る今では確かに小さめではあるが、とてもマッチして見える時もあるので、もう痘痕も靨ということでノーマルデザインのモノがベストだと思う。なんだか現行型ISのFスポーツ用ホイールにも似ているな。さてはパク
エンジンマウントはもっとガッチリしたものを付けても良いかもしれない。初心者の内は時折パオパオするだろう。
本当に運転が上手い人はどうってことは無いと思うので私は余り気にならない。(あくまで私は上手いのではなく慣れただけだ^^ )
また、10年ほど乗っていると長時間運転した際にダッシュボードから軽いビビり音がする。こんなの気になったというだけであって、人の手で作る工業製品である以上仕方の無い事な訳だ。ビビり音に関しても皆が讃える外国産の高級車でも起こり得る事なので参考程度に記憶していただければ幸いだ。寧ろ日本製はクオリティが高い方ではなかろうか。
日頃車が痛むような乱雑な扱いをしなければとても静粛性の高い室内が保てる筈だ。
最後に、エンジンが気になった。トルクはあって街乗りはかなり楽だし、大人しく走ればリッター12、13は余裕だ。が、如何せんアクセルを踏み込めば8600RPMまで回さないとレブリミッターが作動しない。回りすぎだ。そして味わい深い。要はこれもまた飽きない。一度限界まで回したら虜になり、そもそも居心地が良いので帰宅しても何十分も車内に居座ってしまう事を覚悟しておくべきである。どうしたものか、本田という会社はとんでもなく迷惑な車を作る。手放せないよ。
ホンダアコード ユーロR。アコードの中のグレードの1つであり、日本専売車の1つでもある訳だが、ヨーロッパのメディア評価でE90型3シリーズやW204型Cクラスよりも勝るモノを持ち合わせたこのCLアコードは、海外仕様のコンセプトがそうであったように現代のDセグメント高級セダンと並んでも遜色無いものを持っている為、是非本田技研のアコード開発エンジニア達が考えた素の純正仕様を楽しんで貰いたい。
日本仕様は割と簡素だが、気に入っていただけると幸いだ。
当然、そんな中でコスト面で妥協せざるを得なかった足りない部分などを補填し更にブラッシュアップをかけたパーツを展開する無限やモデューロの物を装着して楽しむのも是非してみると面白い。ルックスは個人的にはノーマルが好きだが、パワートレイン系等は無限の物も少しずつ変えて愛用している。 社外品は特に外観が安っぽく様変わりしてしまうのでお奨めしない。
CU型からはユーロRが無くなってしまったのだが、ホンダも是非こんな上品なルックスで熱い情熱の籠ったスペックを持ち合わすスポーツラグジュアリーセダンを再び作って貰いたいと思う。
今所有しているオーナー様の方々もこれからも末永く大事に乗って貰えたらと思うばかりである。
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