今年1位に輝いたのは・・・マツダ RX-8(初代)

中古車相場:20万~340万円
物件数:約540台(2015年12月17日時点)

昨年の覇者CX-5を僅差でかわし唯一のNAロータリー車がトップに

今年最もユーザーが注目した中古車として、栄えあるイヤーカーの座を獲得したのは、世界で唯一NAロータリーエンジンを搭載するマツダ RX-8だった。 昨年の2位から順位を一つ上げてのカーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー受賞。2位のマツダ CX-5とは、わずか2ポイント差だ。ユーザーの「欲しい=理想」と「買える=現実」が交錯したリアリティのある結果と言える。

自動車テクノロジーライター松本英雄が語る、RX-8の魅力

当時世界で唯一のロータリーエンジン搭載車、RX-7が生産を終了、代わって2003年に登場したのがRX-8です。今回ワインディングで改めて試乗を行いましたが、NAエンジンならではの回転の上昇の滑らかさと、フェラーリの12気筒のような官能的なサウンドは最高の一言。決して強力なパワーがあるわけではありませんが、意のままに操れる実に楽しいクルマです。
RX-8は見た目こそクーペですが、米国市場を睨んで観音開きの4ドア4シーターとなりました。日本では「ファミリーが乗れるスポーツカー」として販売されていただけに、後席も手は抜かれていません。良い意味で前後席のヒエラルキーのない、素晴らしいパッケージングです。発売当時も現在においても、ドライビングが楽しく、大人4人が乗れるFR車は多くありません。
独創的なロータリーエンジンと機能的なパッケージで自動車史的に独自の立ち位置を確立した希有な存在なのです。

写真/篠原晃一、尾形和美

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