5シリーズ | 軽量化を図り走りを磨いた
BMWの伝統を受け継ぎながら、エンジンフードと一体化したキドニーグリル、ゆるやかな曲線を描くボディラインなどが、より軽快な印象を与えている。エンジンは「シルキー・シックス」と賞賛される伝統を引き継いだ新世代直6を搭載。このパワーを路面に伝えるサスペンションは、世界で初めてほぼ完全にアルミニウム合金化され、従来のサスペンションに比較して約65kgもの軽量化を達成。ボディ外板に高張力鋼板を使用し、エンジンもアルミニウム合金を使うことで全体的に軽量化が施され、その結果大幅に燃費も向上している。安全装備ではASC+Tを標準装備、前席左右のエアバッグ、および前席サイドエアバッグなども標準装備となった。(1996.4)