「#素敵な暮らし」をグランドコンセプトに掲げ開発された、ホンダのミドルサイズミニバン。クリーンでシンプルかつ上質感が演出された「エアー」と、ワイドかつ重厚で力強く品格ある佇まいを実現した「スパーダ」の2タイプが設定されており、それぞれに2モーター式ハイブリッドの「e:HEV」と、1.5L「直噴VTECターボ」が用意されている。多彩なシートアレンジや開く角度を任意に設定可能なパワーテールゲートなどの高い利便性や、同乗者全員が快適に過ごせる乗り心地のよさなども特徴だ。
中古車人気ランキング2024トップ10|1位はあの新型ミニバン! 最新価格や流通量を紹介【カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー】
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統括編集長 西村泰宏が語るホンダ ステップワゴン(現行型)がNo.1に輝いた理由
2024年度、イヤーカーの栄冠はホンダ ステップワゴン(現行型)に輝きました、おめでとうございます! 1996年に登場し、ノアやヴォクシー、セレナとともに「5ナンバーミニバン」という人気カテゴリーを築き上げたハイト系ミニバンのステップワゴン。その6世代目に当たる現行型は、2022年5月に登場しました。代名詞となった5ナンバーサイズから3ナンバーサイズへと拡張し、家族にとってのリビングとも思わせる車内空間のゆとりに磨きをかけています。
エクステリアはエアーとスパーダの2種類が用意されました。エアーは、2000年前後に活躍した初代〜2代目のデザインを思い出させるミニマルでクリーンな印象に。対してスパーダは、人気だった前モデルの押し出しの強さを引き継いでいます。パワートレインは2モーター式ハイブリッドの「e:HEV」と、1.5L「直噴VTECターボ」が選べ、それぞれに2WDと4WDも用意されています。中古車平均価格は390.1万円(2024年12月6日現在)と新車時価格と比べても大きな下落はしておらず、その人気の高さがうかがえます。流通台数は400台を超え順調に増えており、2025年5月以降は初回車検を機に乗り替えるユーザーの増加が予想されるため、さらに選択肢が豊富となり価格も下がっていくことが予想されます。つまり、現状でも非常に注目度が高い現行型ステップワゴンではありますが、2025年も中古車市場で活躍することは間違いないと言えるでしょう!