メルセデス・ベンツ日本は5月1日、東京ミッドタウンにメルセデス・ベンツブランドの新しい情報発信拠点「Mercedes me(メルセデス ミー)」を、今年12月上旬までの期間限定でオープンした。

これまで東京・六本木と大阪・梅田に「メルセデス・ベンツ コネクション」を開設していたが、今回新たに加わったMercedes meは、本国のダイムラー社が今年3月にジュネーブで発表したユーザー向けサービス「Mercedes me」のパイロット店として開設されたもの。

サービスとしての「Mercedes me」はモビリティサービスの「move me」と、コネクティビティサービス「connect me」、総合アフターサービスの「assist me」、ファイナンスと保険の「finance me」、ビジネスイノベーション・ コミュニティ「inspire me」という5つの領域で構成されており、ウェブサイトを中心に様々なサービスが提供される。

が、残念ながらウェブを通じた日本国内向けサービスの開始はまだ未定。今回の拠点としてのMercedes meは、それに先がけて実際の店舗で、ユーザーとの関係構築と双方向の情報発信を行おうというもの。具体的には「Show」と「Space」「Food」「Music」をキーワードに、メルセデスの世界観をより気軽に楽しめるスペースになっている。

1Fの「ギャラリースペース」にはメルセデスの最新モデルが常時展示され、オリジナルグッズを販売する「コレクションショップ」も設置。2Fではシカゴ生まれの「ギャレット ポップコーンショップス」と、ラテアート世界チャンピオンが監修する「DOWNSTAIRS COFFEE」がコラボした世界で唯一のカフェ「Garrett cafe DOWNSTAIRS」を展開。

カフェに隣接する「ラウンジ」には、国内初披露となるメルセデス・ベンツデザインの家具「Mercedes-Benz Style」を配している。また6月からはFM放送局「J-WAVE」とのコラボで「Mercedes me MUSICFACTORY」なる番組もスタート。こちらは今流行りの双方向的な内容になるようだ。

メルセデス・コネクションよりもカジュアルに楽しめそうな「Mercedes me」、ミッドタウン界隈に用事があるメルセデスファンはぜひお立ち寄りを!

東京ミッドタウンに期間限定でオープンした「Mercedes me」。ちなみに六本木と梅田のメルセデス・ベンツ コネクションは引き続き存続する

東京ミッドタウンに期間限定でオープンした「Mercedes me」。ちなみに六本木と梅田のメルセデス・ベンツ コネクションは引き続き存続する

こちらは「包括サービス」のMercedes meについて、今年3月のジュネーブモーターショーでプレゼンしたダイムラーのD・ツェッチェ会長

こちらは「包括サービス」のMercedes meについて、今年3月のジュネーブモーターショーでプレゼンしたダイムラーのD・ツェッチェ会長