マニュアル(MT)車オススメ25選|人気のスポーツからSUV、安いモデルまで紹介!
カテゴリー: 特選車
タグ: トヨタ / 日産 / ホンダ / マツダ / スバル / スズキ / 三菱 / ダイハツ / ロードスターRF / フィット / マーチ / フェアレディZ / ランサーエボリューション / RX-8 / デミオ / フォレスター / ジムニーシエラ / スイフト / シビックタイプR / BRZ / ロードスター / S660 / エクストレイル / パジェロミニ / コペン / ランドクルーザー70 / N-ONE / WRX / アルト / ジムニー / アルトワークス / コルト / CX-5 / ミラ / GRヤリス / GR86 / 小鮒康一
2023/03/12

マニュアル車のオススメを、スポーツカーからSUV、お値打ちモデルまで一挙紹介!
この記事では、マニュアル(MT)車のオススメ25モデルを紹介します。
紹介するモデルは、スポーツからSUV、さらには50万円以下で買えるお値打ち車種も。この中から、自分にぴったりの1台を見つけましょう!
目次
- マニュアル(MT)車とは?
- マニュアル(MT)車の魅力
- 【スポーツスタイルのマニュアル(MT)車オススメ15選】
- 1:トヨタ GR86/スバル BRZ(現行型)
- 2:マツダ ロードスター/RF(現行型)
- 3:トヨタ GRヤリス(現行型)
- 4:日産 フェアレディZ(現行型)
- 5:スバル WRX(初代)
- 6:三菱 ランサーエボリューション(Ⅹ)
- 7:ホンダ シビックタイプR(現行型)
- 8:スズキ スイフトスポーツ(現行型)
- 9:日産 マーチ NISMO S(4代目)
- 10:ホンダ S660(初代)
- 11:ダイハツ コペン(現行型)
- 12:マツダ RX-8(初代)
- 13:ホンダ N-ONE RS(現行型)
- 14:スズキ アルトワークス(8代目)
- 15:三菱 コルト ラリーアートバージョンR(初代)
- 【SUVスタイルのマニュアル(MT)車オススメ5選】
- 1:スズキ ジムニー/ジムニーシエラ(現行型)
- 2:トヨタ ランドクルーザー70
- 3:スバル フォレスター(4代目)
- 4:マツダ CX-5(現行型)
- 5:日産 エクストレイル(2代目)
- 【50万円以下で買えるマニュアル(MT)車オススメ5選】
- 1:マツダ デミオ(3代目)
- 2:スズキ アルト(8代目)
- 3:ダイハツ ミラ(7代目)
- 4:三菱 パジェロミニ(2代目)
- 5:ホンダ フィット(2代目)
- 【Q&A】マニュアル(MT)車購入でよくある質問
マニュアル(MT)車とは?
マニュアル車とは、車の変速を手動(マニュアル)で行う車両のこと。マニュアルトランスミッションを搭載しており、Manual Transmissionの頭文字を取って「MT車」とも呼ばれます。
自分の意思でどのギアで走行するかを選ぶことができるので、車を操っている感を強く味わうことができるというのが最大のポイントとなるでしょう。
ただ、エンジンとミッションがつながっている状態ではスムーズに変速することができないため、マニュアル(MT)車にはその接続をコントロールするクラッチペダルが備わっているのが主流です。近年ではこのクラッチ操作のみを自動とした2ペダルMTというものも存在していますが、今回はクラッチペダルが備わる3ペダルMT車をマニュアル(MT)車と定義しています。
マニュアル(MT)車が設定されているのはスポーツカーが中心となりますが、それ以外にもコンパクトカーからSUV、商用車まで今でも幅広い車種に設定車を見ることができます。
▲クラッチを踏みシフトレバーを操作するMT車
オートマ(AT)車はMT車と違って、ギアの変速やクラッチ操作をせずに走行することが可能です。クラッチの接続や切断を自動的に行うオートマチックトランスミッションが備わり、適したギアを自動的に選んでくれます。
そのため「イージードライブを楽しめる」というメリットがありますが、一方マニュアルトランスミッションをベースとした一部のスポーツカー用のATを除くと、「ダイレクト感のある走りが楽しめない……」というデメリットも。
また、必要な免許も異なっており、オートマチック限定免許(AT免許)の場合はオートマ(AT)車には乗れますがマニュアル(MT)車は運転できません。詳細については記事最後に記載しますのでご覧ください。
マニュアル(MT)車の魅力
マニュアル車の魅力は、車を操っている感を強く味わうことができ、運転それ自体をより楽しむことができる点にあります。
確かにギアの選択やクラッチの操作など、車を動かすうえで行わなければならない工数は多く、オートマ車に慣れている人からは「難しい……」などとネガティブなイメージを持たれることもあると思います。
ですが、特に車好きからすると、オートマ車が主流の現代に「自らの意思で車を操ることができること」はそれだけで楽しいもの。車の運転は単なる移動ではなくなり、運転それ自体が歓びとなるのです。
▲スポーティな車の印象が強いMT。こちらはトヨタ GR86MTの設定が多いものといえば、スポーツカー。スポーティな走りをより楽しむために、「車を操っている感」を求め、ATではなくMTを選択するというケースも。
また、スポーツカーに次いでMTの設定が多い車種は、SUV。これは悪路走行などにおいて微妙なクラッチ操作などで駆動力の伝達力を調整し、走破性を高めるといった手法があるからです。例えば、滑りやすい路面でじんわりとクラッチをつなぐことでタイヤの空転を防いだり、下りであえて低いギアを選択し、エンジンブレーキを活用しながら下ったり……。
このように、マニュアル(MT)車と聞くとスポーツカーのイメージが強いかもしれませんが、実はSUVという選択肢も多いのです(他にも軽トラなどが挙げられます)。
▲悪路走破性を高めるためにSUVにもMTが設定されます。こちらはトヨタ ランドクルーザー70ということで、この記事ではマニュアル(MT)車を、スポーティな「スポーツスタイル」とワイルドな「SUVスタイル」に分けて、それぞれオススメ車種をご紹介。さらに、安価にMT車に乗ってみたいという人に向けて、「50万円以下で買える」MT車も併せて紹介します!
スポーツスタイルのマニュアル(MT)車オススメ15選
まずはスポーツスタイルのMT車をご紹介。スポーツカーらしいフォルムをもったクーペやオープン2シーターモデルはもちろん、実用性の高いハッチバック車をベースとしたいわゆるホットハッチやスポーツセダンなど幅広い車種をピックアップしました。
1:トヨタ GR86/スバル BRZ(現行型)
●中古車流通台数(MT車):約130台(GR86)/約70台(BRZ)
●中古車価格(MT車):総額320万~600万円(GR86)/総額280万~530万円(BRZ)
●新車時価格(MT車):279.9万~346.9万円(GR86)/308万~338.8万円(BRZ)
▲左がBRZで右がGR86トヨタとスバルの共同開発で誕生したFRレイアウトのスポーティクーペであるトヨタ 86&スバル BRZ。現在販売中なのは2世代目モデルとなり、トヨタは車名をGR86に改名しています。
搭載されるエンジンは初代と同じく水平対向4気筒エンジンとなりますが、排気量を2Lから2.4Lへと拡大し、よりスポーツカーらしい走りが楽しめるように進化した他、ボディ剛性なども向上し、走りのポテンシャルは大きくアップしました。
搭載されるMTは6速となり、初代に引き続きワンメイクレースも開催されているため、チューニングやドライビングのノウハウが多い点も特徴と言えるでしょう。
▲こちらはBRZのインテリア2車種は兄弟車関係となりますが、足回りの取り付けや材質、セッティングなどに違いがあってメーカーごとのカラーが出ている点も面白いポイントです。
MT車の中古車はGR86が130台ほど、BRZが70台弱となっており、修復歴がないものでも総額300万円台前半から狙うことができるようになってきました。
執筆時点ではややBRZの方が安い傾向がありましたが、一時的なものの可能性もあるため、メーカーにこだわりがなければ両車平行してチェックした方がよさそうです。
▼検索条件
トヨタ GR86(現行型)×MT× 全国▼検索条件
スバル BRZ(現行型)×MT× 全国2:マツダ ロードスター/RF(現行型)
●中古車流通台数(MT車):約480台(ロードスター)/約100台(RF)
●中古車価格(MT車):総額140万~550万円(ロードスター)/総額200万~570万円(RF)
●新車時価格(MT車):249.5万~368.3万円(ロードスター)/324万~430.4万円(RF)
▲左がロードスターで右がRF初代から一貫して人馬一体をキーワードに開発が行われてきたロードスター。現在販売されているモデルは4世代目となりますが、ソフトトップモデルについては初代を強く意識し、軽量コンパクトという原点に立ち返ったモデルとなっています。
そのため搭載されるエンジンは歴代最小排気量の1.5Lとなり、最軽量のグレードでは1トンを切る車両重量を実現しています。
そして遅れて登場した電動ハードトップモデルの「RF」は、どちらかというとラグジュアリーな大人のロードスターといったキャラクターで、搭載されるエンジンも余裕の2L。軽量に振って装備を厳選したグレードも存在せず、クーペ風のスタイルは優雅さを感じさせるほど。
そんなロードスターに搭載されるMTはソフトトップ、RFともに6速のもの。スポーツカーらしくショートストロークかつカチッとした操作感で、意味もなくシフト操作がしたくなる仕上がりとなっています。
▲ソフトトップ、ロードスターのインテリアロードスターのMT車の中古車は、ソフトトップが480台ほど、RFが100台ほどとなっており、MT比率はソフトトップが8割弱なのに対してRFは半数程度とここでもキャラクターの違いを見ることができました。
デビューからまもなく8年が経過するソフトトップモデルでは初期型の比較的走行距離が進んでいる物件では総額160万円前後から、RFでは総額200万円台前半から修復歴なしの車両を狙うことができます。
RFについては2018年6月の改良でエンジン出力が19kW/5N・mアップしているため、これ以降のモデルを狙う場合には現状総額260万円以上の予算が必要となっています。
▼検索条件
マツダ ロードスター(現行型)×MT × 全国▼検索条件
マツダ ロードスターRF(現行型)×MT × 全国3:トヨタ GRヤリス(現行型)
●中古車流通台数(MT車):約50台
●中古車価格(MT車):総額320万~870万円
●新車時価格(MT車):330万~456万円
▲普通のヤリスとは似て非なるGRヤリスラリーで勝つことを至上命題として生まれたGRヤリス。名前こそヤリスとなっており、パっと見はヤリスっぽいスタイルとはなっていますが、実はほぼ専用設計のスペシャルマシンとなっているのです。
搭載されるエンジンは3気筒の1.6Lターボですが、その出力は200kWを誇り、それを四輪駆動によって路面に伝える方式。MTは6速となりますが、変速時に回転数を自動的に合わせて変速ショックを抑えてくれる「iMT」となっており、MTに慣れていない人でもスムーズに乗ることができる点も特徴です(機能オフも可能)。
MTを搭載するグレードは大きく分けて3つあり、ベースグレードとなる「RZ」と、RZをベースにトルセンLSDやBBS製ホイール、インタークーラースプレーなどを装着した上級仕様の「RZ “ハイパフォーマンス”」と、ディスプレイオーディオなどの快適装備を省いたモータースポーツベース車の「RC」というラインナップとなります。
▲スパルタンなモデルだが不慣れな人にも優しいMTMTの中古車は45台とまだまだ少なく、修復歴アリの物件や過走行の物件以外は総額400万円を切るものはまだ存在していないという状況。
低走行の物件では新車価格を超える価格となっているものもありますが、現在は長納期となっているため悩ましいところでしょう。
▼検索条件
トヨタ GRヤリス(現行型)×MT × 全国4:日産 フェアレディZ(現行型)
●中古車流通台数(MT車):20台以下
●中古車価格(MT車):総額850万~1300万円
●新車時価格(MT車):524.2万~696.6万円
▲歴代Zをリスペクトしたデザインが話題の新型フェアレディZ日産を代表するスポーツカーのひとつであるフェアレディZは、50年以上の歴史を誇る長寿モデルであり、日本だけでなく世界で愛されている1台です。
現在販売中のモデルは通算6代目となりますが、2022年8月からはビッグマイナーチェンジを受けた後期型が登場しており、実質的にはフルモデルチェンジに匹敵する改良がなされました。
一目見て新型と分かるエクステリアデザインはもちろんのこと、エンジンを前期型の3.5L NAエンジンから3Lツインターボへと換装されたのが最大のトピックで、最高出力も405psへと大幅にアップしています。
MTは6速で、シフトダウン時などに自動的にエンジンの回転数を合わせてくれる「シンクロレブコントロール」を備え、華麗なシフトダウンを楽しむこともできるのも特徴と言えるでしょう。
▲こちらはプロトタイプのインテリアそんな現行後期型のフェアレディZのMT車は、執筆時点で受注停止中となっており、すでに注文済みのユーザーにもまだまだ実車のデリバリーが進んでいないということもあってか12台と掲載台数はわずか。
価格について、240台限定でリリースされた「プロトスペック」では1000万円超、通常のカタログモデルでも850万~900万円台とプレミア化が進んでいます。
▼検索条件
日産 フェアレディZ(現行型)×MT × 全国5:スバル WRX(初代)
●中古車流通台数(MT車):約220台
●中古車価格(MT車):総額240万~900万円
●新車時価格(MT車):379.1万~710.6万円
▲最後のEJ20エンジン搭載モデルとなったWRXスバルといえばラリーというイメージがあるように、古くからラリーフィールドで活躍を見せてきたスバル。古くはレオーネからレガシィ、そしてインプレッサへと脈々とラリーのベース車として受け継がれてきた血統は2014年からWRXへとバトンタッチがなされました。
そんなWRXは再び4ドアセダン一本のボディタイプとなり、MTを搭載するモデルを「STI」、CVTを搭載するモデルを「S4」と分け、STIには名機と名高いEJ20型ターボエンジンとドライバーズコントロールデフと前後にLSD(フロントヘリカル、リアトルセン)を搭載する本格的なものとなっていたのです。
また、2017年5月には大幅改良を実施し、ドライバーズコントロールデフを新電子制御マルチモードDCCDへと置き換え、俊敏な応答性とスムーズな回答性を実現した他、前後のブレーキの強化やサスペンション設定の最適化などを実施し、より戦闘力を高めています。
▲WRXのインテリア。搭載ミッションは6MTそしてインプレッサ時代から続くSTIが手がける特別仕様車としては2015年10月に「S207」、2017年10月には「S208」、2018年7月には「TYPE RA-R」をリリース。そして2019年10月には最後を飾る特別仕様車として「EJ20 Final Edition」を発表しました。
現在、WRXは2代目モデルへとフルモデルチェンジを果たしていますが、現行型にはSTIモデルやMT車の設定がないため、先代WRX STIは高値安定となっており、前述の特別仕様車はもちろん、高年式の低走行車も新車価格を超えるプレミア価格となっています。
最も安価な部類の物件でも総額250万円を下回るものはほとんどなく、大幅改良後のモデルについては最低でも350万円以上の予算を確保しておく必要があるのが現状です。
▼検索条件
スバル WRX(初代)×MT× 全国6:三菱 ランサーエボリューション(Ⅹ)
●中古車流通台数(MT車):約70台
●中古車価格(MT車):総額270万~900万円
●新車時価格(MT車):299.8万~429.8万円
▲現段階でランサーエボリューションシリーズ最後のモデルとなるⅩインプレッサ、そしてWRXとともにラリーフィールドで切磋琢磨を続けてきた三菱のランサーエボリューション。2007年10月にはギャランフォルティスをベースとした10代目へと進化しました(ギャランフォルティスは海外ではランサー名義で販売されていたため、車名はランサーエボリューションを踏襲)。
ベース車が変更となったことでエンジンもそれまで使われてきた4G63型から4B11型へと変更され(直列4気筒2Lターボという基本は不変)トランスミッションは2ペダルMTの6速ツインクラッチSSTがメインとなりました。ただし、モータースポーツのベース車などには3ペダルの5速MTが継続設定されています。
当初は280psだったエンジンも2008年10月のマイナーチェンジのタイミングで300psへと向上。その後も改良を重ねながら生産を続けていましたが、2014年末にSSTモデルの生産を終了し、2015年4月に「ファイナルエディション」を発表。
1000台限定のファイナルエディションは、内外装を特別仕様としただけではなく、エンジンにも手を加えて313psへと出力がアップされており、現在はプレミア価格で取引されています。
▲搭載される5MTは当時新設計されたもの現在のところ最後のランエボとなるXの中古車は70台ほどが掲載されており、ファイナルエディションは800万~900万円台のプレミア価格。
通常のカタログモデルでも総額300万円を切るのは初期の走行距離多めの車両が中心で、走行距離が少なめの高年式車を狙うのであれば少なくても450万円以上の予算は必要な状況です。
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三菱 ランサーエボリューション(Ⅹ)×MT× 全国7:ホンダ シビックタイプR(現行型)
●中古車流通台数(MT車):約20台
●中古車価格(MT車):総額760万~900万円
●新車時価格(MT車):499.7万円
▲2022年デビューした新型モデルホンダのピュアスポーツモデルにのみ与えられてきた「タイプR」の称号。過去にはNSXやインテグラ、日本国外ではアコードなどに与えられてきましたが、現在その名前を冠するのはシビックのみとなりました。
現在販売されているシビックタイプRは通算6代目となるもので、ホンダは現在電動化路線を推し進める方向となっていることからも、最後の純内燃機関を搭載したタイプRになるのではといわれています。
そんな6代目シビックタイプRは、初代から脈々と受け継がれている前輪駆動レイアウトと3ペダルMTのみのラインナップという部分は不変であり、320psをたたき出す2Lターボエンジンと6速MTの組み合わせのモノグレード展開となっています。
▲タイプRらしい色使いとシンプルなシフトまわり今のところ現行モデルであることは間違いない6代目シビックタイプRではありますが、すでに受注停止となっていることもあってか中古車の掲載台数は20台。そのすべての物件が新車価格を超える価格となっています(応談を除く)。
走行距離も最も多いものでも1000kmとほぼ新車同等のものばかりとなっていますが、新車価格よりも100万円以上の高値となっている物件に手を出すかどうかは個人の判断に委ねられるところでしょう。
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ホンダ シビックタイプR(現行型)× 全国8:スズキ スイフトスポーツ(現行型)
●中古車流通台数(MT車):約570台
●中古車価格(MT車):総額120万~340万円
●新車時価格(MT車):183.6万~201.7万円
▲根強いファンも多いホットハッチ実用的な5ドアハッチバックをベースにホットなエンジンとスポーティな足回りを組みあわせるという、往年のホットハッチの不文律を守っているのがスイフトスポーツです。
現在新車で販売されているのは日本では通算4代目となるモデルで、エンジンは歴代初のターボ(1.4L)となり、組み合わされるMTは6速と本格的なもの。前輪駆動レイアウトということもあってフロントのトレッドを拡大し、3ナンバーボディとなっている点も注目です(ベース車は5ナンバーサイズ)。
また、ターボエンジンとなったことでチューニングの幅も広がり、200psオーバー(ノーマルは140ps)も比較的ムリなく実現できるようになっているのも驚きです。
▲根強いファンも多いホットハッチそんな4代目スイフトスポーツのMT車はなんと550台以上の掲載があり、選び放題といった状況。
修復歴なしで5万km未満の物件が総額150万円以下で入手できるほか、ショップデモカーレベルのチューニングがすでになされている物件も複数台見つけることができます。
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スズキ スイフトスポーツ(現行型)×MT× 全国9:日産 マーチ NISMO S(4代目)
●中古車流通台数(MT車):約100台
●中古車価格(MT車):総額50万~250万円
●新車時価格(MT車):177万~187.7万円
▲メーカーチューンが施された熱いモデル現在は惜しまれつつも絶版モデルとなった日産のコンパクトカーであるマーチ。しかし、初代モデルからワンメイクレースが実施されるなど、モータースポーツの入門車としても愛された1台となっていました。
それは最終型の4代目でも変わることなく、ワンメイクレースこそ行われなかったものの、NISMOの名前が冠されたスポーツコンバージョンモデルが存在していました。
中でも「NISMO S」に至っては通常モデルには存在しない1.5Lエンジンと5速MTをわざわざ換装したモデルとなっており、車検証上には「K13改」と改造車である証も刻まれる本格的なものだったのです。
とはいえ、メーカー謹製のチューニングカーであるため、そのクオリティは量産車同等のものが確保されており、素の状態で乗っても十分楽しめる完成度を誇っています。
▲専用のレッドステッチが施されたシフトまわりそんなマーチNISMO Sの中古車は執筆時点で100台ほどの掲載があり、安価なものでは総額60万円台から見つけることができる入門車としてピッタリの1台。
ただ、絶版車となったことで価格は上昇し始めているようで、高年式車で低走行の物件はすでに新車価格を超えるものも存在し始めています。
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日産 マーチ NISMO S(4代目)× 全国10:ホンダ S660(初代)
●中古車流通台数(MT車):約360台
●中古車価格(MT車):総額130万~500万円
●新車時価格(MT車):198万~315万円
▲今や貴重なMRレイアウトの軽スポーツカー軽自動車でありながら、コストを度外視したともいえる凝ったミッドシップレイアウトを採用し、タルガトップ的なソフトトップでオープンエアモータリングも楽しむことができるS660は二度と同じようなモデルは生まれないともいわれるほど稀有な存在です。
ミッドシップに搭載されるエンジンはN-BOXにも搭載されたS07A型ターボエンジンですが、タービンを専用のものとした他、組み合わされるMTも軽自動車としては初となる6速MTを採用するなど、随所にこだわりの詰まったモデルに仕上がっていました。
▲非常にシンプルで操作に集中できそうなインテリア生産終了がアナウンスされた直後は、初期モデルも含めて一気に中古車価格がアップしたS660ではありますが、最近では最後の特別仕様車である「モデューロX バージョンZ」以外は現実的な価格に戻りつつあり、総額150万円以下で購入できるMTモデルも復活し出しています。
走行距離3万km台以下の低走行車でも総額180万円前後で狙えるものも増えており、気になっていた人はそろそろ購入に動いてもいいタイミングかもしれません。
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ホンダ S660(初代)× 全国11:ダイハツ コペン(現行型)
●中古車流通台数(MT車):約240台
●中古車価格(MT車):総額110万~300万円
●新車時価格(MT車):182万~243.7万円
▲S660と同じくオープンモデルの軽スポーツカーS660が終売となったことで、現時点で唯一の軽オープン2シーターモデルとなったコペン。現在は2代目が販売中で、全車3気筒の660ccターボエンジンを搭載し、MTは5速のものが組み合わされる設定となっています。
ラインナップはエクステリアのデザインの違いで「ローブ」、「セロ」、「エクスプレイ」の3種類が用意され、それぞれにビルシュタイン製ショックやレカロシート、MOMO製ステアリングなどを装着した「S」が設定されています。
▲シルバーの加飾などシンプルながら質感の高いインテリアまた、2019年10月にはトヨタのスポーツカーブランド「GR」とのコラボで生まれた「GR SPORT」が登場。こちらもパワートレインこそ共通ながら専用のエクステリアやボディ補強、専用ショックアブソーバーなどを装着し、よりスポーツ度を増したもので、このグレードのみトヨタブランドからも販売されています。
2代目コペンのMT車はAT車よりは台数は少ないものの、240台ほどの掲載があり、平均価格は160万円ほど。
昨年1000台限定で登場し、瞬く間に完売となった20周年記念車が新車価格を上回る280万円前後の価格で売られているため平均価格が押し上げられていますが、通常のモデルであれば総額120万円前後から購入することができるので、比較的買いやすいと言えます。
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ダイハツ コペン(現行型)× 全国12:マツダ RX-8(初代)
●中古車流通台数(MT車):約320台
●中古車価格(MT車):総額50万~420万円
●新車時価格(MT車):240万~383.3万円
▲こちらは後期型のRX-8現時点では最後のロータリーエンジンを動力源として搭載するRX-8。一見するとクーペにも見えるスポーティなスタイルになっていますが、フリースタイルドアと名付けられた観音開きタイプのドアを備えた4ドアモデルとなっており、RX-7に比べるとしっかり座ることができるリアシートを備えたモデルとなっています。
搭載されるロータリーエンジンはRX-7とは異なりNAとなっており、ハイパワーモデル(前期型250ps、後期型235ps)には6速MTが、ベースグレードには5速MTが用意されていました。
人気の中心はスポーティなハイパワーモデルとなっていますが、スタンダードモデルであってもロータリーエンジン特有の俊敏なレスポンスやFRレイアウトによる軽快な走りは楽しめるので、あえて荒く乗られていない5速MTモデルを狙うのも選択肢のひとつと言えるでしょう。
▲シフトノブはエンジン内部のローターの形になっていますRX-8のMT車の中古車は320台ほどと比較的多めの台数が掲載されており、最後の特別仕様車である「スピリットR」が総額400万円前後と高値となっている以外はそこまで高額とはなっておらず、総額200万円ほどの予算があれば後期型のハイパワーモデル、走行距離5万km前後という物件も見つけることができます。
一方のベースモデルであれば、総額100万円前後の予算で5万km前後の物件も見つけることができるので買い得感は高そうですが、いずれにしても特殊なロータリーエンジン搭載車なので、ある程度知識を持った販売店で購入することが安心につながるのは間違いないでしょう。
▼検索条件
マツダ RX-8(初代)×MT× 全国13:ホンダ N-ONE RS(現行型)
●中古車流通台数(MT車):約100台
●中古車価格(MT車):総額170万~260万円
●新車時価格(MT車):200万円
▲現行型になりMTモデルが追加されたN-ONEホンダのNシリーズ第3弾として2012年に初代モデルが登場したN-ONEは、その温かみのあるエクステリアなども相まって、2020年のフルモデルチェンジ時もエクステリアデザインをほぼ変えることなく登場したという異例の1台です。
ただし、2代目モデルはプラットフォーム一新され、エンジンも新しいものに置き換えられるなど、中身は確実に進化しており、初代モデルにも追加を求める声が多かったMTモデルも新設定したことが大きな違いとなります。
このMTが設定されているグレードは最もスポーティな性格をもつ「RS」となり、ターボエンジンのみのラインナップ。組み合わされるMTはS660に搭載されたものを改良したものとなっており、ショートストロークで気持ちよく変速できるところが美点となっています。
▲軽ワゴンモデルながら6MTを搭載MT車N-ONEの中古車は現在100台ほどが掲載されており、ワンメイクレースも実施されていますが、現時点では6速MT車は参戦資格がないため、レースで荒く扱われた物件はないと言えるでしょう。
まだデビュー間もない車種ということもあって、最も安価な部類の物件でも総額170万円ほど。新車に近いものでは240万円前後となりますが、これらの物件の多くは大型ナビやETC、ドラレコなどが取り付けられているため、プレミア価格というよりは妥当な価格となっています。
▼検索条件
ホンダ N-ONE RS(現行型)×MT× 全国14:スズキ アルトワークス(8代目)
●中古車流通台数(MT車):約320台
●中古車価格(MT車):総額80万~240万円
●新車時価格(MT車):151万~164.8万円
▲スポーツモデルとして長い歴史をもつアルトワークス2015年末に15年ぶりに復活したアルトのホッテストモデルのワークス。以前のワークスのようにセンターデフを備えたフルタイム4WDでラリーやダートトライアルで活躍するようなモータースポーツベース車ではなくなりましたが(生活四駆的な4WDの設定はあり)、自主規制値いっぱいの64psを発生するターボエンジンと5速MTの組み合わせは痛快な走りを楽しむには十分すぎるスペック。
また、車内にはホールド性に優れたレカロ社製バケットシートが標準装備となった他、スポーティなエクステリアもその気にさせてくれる仕上がりとなっていました。
残念ながら2021年にアルトが9代目にフルモデルチェンジしたタイミングで再びワークスは消滅し、ベース車にもMT車がなくなってしまい、現在中古車としてのアルトワークスは高値安定となっています。
▲各所にレッドステッチを施しスポーティなインテリア掲載台数は320台ほどと比較的多めとなっていますが、高年式低走行の物件だと総額200万円超のものも珍しくなく(新車価格は2WDモデルで150万円台)中古車としての旨みはあまりないというのが正直なところ。
一方、初期型に近いものであれば総額100万円ほどで狙えるものもまだまだ存在しているので、気軽に楽しみたいのであれば、このあたりの価格帯の物件を狙うのがいいかもしれません。
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スズキ アルトワークス(8代目)×MT× 全国15:三菱 コルト ラリーアートバージョンR(初代)
●中古車流通台数(MT車):約80台
●中古車価格(MT車):総額50万~250万円
●新車時価格(MT車):197.4万~232.1万円
▲ノーマルモデルとは比べものにならないほど手を加えられたホットハッチ三菱のコンパクトカーであったミラージュの後継車種として2002年11月から日本での販売を開始したコルト。当初はスポーツグレードの設定はされていませんでしたが、2006年5月に追加された待望のホットモデルがコルト ラリーアート バージョンRでした。
エクステリアはベース車のイメージを大きく変えるアグレッシブなものとなり、ミニランエボと言ってもいいほどの迫力のあるものになった他、心臓部には154psを発生する1.5Lターボエンジンを搭載。さらにトランスミッションにはゲトラグ社製の5速MTをラインナップし、ホッテストモデルにふさわしいポテンシャルを秘めていたのです。
もちろんボディ剛性もベース車に比べて向上しており、純正でハイグリップタイヤのアドバン ネオバを装着。オプションでホールド性の高いレカロ社製のバケットシートを設定するなど、駆動方式こそ前輪駆動のままでしたが、ランエボに匹敵するほどのスポーティさを持ち合わせたモデルに仕上がっていました。
さらに2008年5月と2010年2月にはドア開口部に連続シーム溶接を採用し、ボディ剛性をさらに向上させた他、レカロ社製シートやラリーアート社製マフラー、専用カラーのENKEI社製ホイールなどを装着した「バージョンR スペシャル」を合計500台限定でリリースするなど、気合いの入ったモデルとなっていました。
▲高級スポーツカーなどに用いられるゲトラグ社製のミッションを装備コルト ラリーアート バージョンRの中古車は80台ほどの掲載があり、安価なものでは総額50万円以下の物件もあるリーズナブルさが魅力。一方、高年式かつ低走行の物件では新車価格を上回るものも登場しており、総額300万円超のものも存在しています。
また、「バージョンR スペシャル」については執筆時点で4台の掲載があり、走行距離5万km前後の物件が総額160万円前後となっていました。こちらも今後値上がりの可能性があるので、狙っている人は早めの行動がよさそうです。
▼検索条件
三菱 コルト ラリーアートバージョンR(初代)×MT× 全国SUVスタイルのマニュアル(MT)車オススメ5選
次に紹介するのは、SUVスタイルのマニュアル(MT)車。最新車種からお得な旧型モデルまで、オススメの5モデルが続きます!
1:スズキ ジムニー/ジムニーシエラ(現行型)
●中古車流通台数(MT車):約400台(ジムニー)/約200台(ジムニーシエラ)
●中古車価格(MT車):総額160万~330万円(ジムニー)/総額200万~400万円(ジムニーシエラ)
●新車時価格(MT車):145.8万~180.4万円(ジムニー)/176万~198.6万円(ジムニーシエラ)
▲左がジムニーで右がジムニーシエラコンパクトなボディながら、本格的なオフローダーに勝るとも劣らない走破性を高さを秘めるジムニー/ジムニーシエラは、現行型でもラダーフレームやリジッドアクスル式サスペンション、パートタイム式4WDなど、伝統的なオフローダーとしての基本を踏襲し続けている1台です。
軽自動車枠となるジムニーではナローボディと660ccのターボエンジンが、普通車登録となるシエラにはオーバーフェンダーを備えたボディに1.5LのNAエンジンが搭載され、どちらも5速MTが組み合わされています。
どちらのモデルも基本となるボディは共通となり、乗車定員も4名と同一。走行安定性はトレッドの広いシエラに分がありますが、ナローボディのジムニーは狭い道でも走破できるというメリットがあり、維持費の違いだけでなく、どういったシチュエーションで使いたいのかも考慮して選びたいところです。
▲オフロードモデルらしい武骨なデザインのシフトまわり中古車としてはジムニーが400台ほど、シエラが200台ほどの掲載となっており、安価なものではジムニーが総額170万円前後から、シエラでは総額200万円前後から存在しています。新車時の価格差は同等グレード同士でおよそ18万円程度ですので、シエラの方がやや高値安定といった状況となっています。
現在でも長納期となっているため、まだまだ高値安定となってはいますが、中にはカスタマイズ済みの物件も複数存在し、比較的買い得感の高いものも見つかるため、しっかり見極めることが大切となりそうです。
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スズキ ジムニー(現行型)×MT× 全国▼検索条件
スズキ ジムニーシエラ(現行型)×MT× 全国2:トヨタ ランドクルーザー70
●中古車流通台数(MT車):約150台
●中古車価格(MT車):総額220万~700万円
●新車時価格(MT車):360万円
▲角ばったスタイルが魅力のオフロードモデル日本を代表するオフローダーのひとつであるランドクルーザー。そのヘビーデューティモデルとして40系の後継車種として1984年に登場したのが70系でした。
当初はヘビーデュティモデルのみだった70系ですが、1985年10月には乗用のライトデュティモデルであるランドクルーザーワゴンを追加。のちに(1990年4月)ランドクルーザープラドとして独自の進化を歩むこととなります。
一方のヘビーデュティモデルは改良を重ねながら2004年7月まで日本で販売を継続。日本の販売が終了した後も日本国外向けに改良・生産が続けられ、2014年8月には期間限定で発売30周年記念モデルとして日本での販売を復活。
この復刻モデルではV6 4Lのガソリンエンジンに5速MTの組み合わせのみのパワートレインとなりましたが、2015年6月末までの期間限定ながら一躍人気車種となりました。
▲外装同様インテリアも力強いその後の日本国外では70系の販売は続けられており、中古車として掲載されている物件の中には海外仕様を輸入したものも存在しています。
現在中古車として掲載されているMTの70系ランドクルーザーは新旧取り交ぜておよそ150台となっており、80年代の初期型はネオクラシックモデルとして高値となりつつあり、復刻モデルは総額400万円台後半から500万円台のプレミア価格となっています。
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トヨタ ランドクルーザー70×MT× 全国3:スバル フォレスター(4代目)
●中古車流通台数(MT車):20台以下
●中古車価格(MT車):総額130万~240万円
●新車時価格(MT車):209万~258.1万円
▲スバルの筆頭SUVであるフォレスターにもMTが存在します1997年に登場したフォレスターはインプレッサのコンポーネンツを流用したクロスオーバーSUVであり、インプレッサ譲りのスポーティさも兼ね備えていたことも特徴となっていました。
3代目モデルまではターボエンジンにMTの組み合わせも存在し、STIが手がけた特別仕様車もリリースされるほどスポーティなSUVとなっていたのです。
しかし、2012年11月に登場した4代目モデルではターボモデルやSTIが手がける特別仕様車は存在していたものの、ターボとMTの組み合わせは残念ながらなし。ただ、2L NAモデルの一部に6速MTを設定しており、これは日本仕様のフォレスターにおいて唯一のNAエンジンと6速MTの組み合わせとなっていました。
▲シックで落ち着いた印象のインテリアそんな4代目フォレスターのMT車の中古車は、デビュー当初からモデル末期まで常にラインナップされていたにもかかわらず13台のみ。4代目フォレスターの中古車全体では790台ほどであるため、その希少さが分かるのではないでしょうか。
これほど希少なモデルということもあって、安価なものは総額150万円以下で狙える一方、低走行の物件では総額200万円超のものも珍しくなく、隠れた高値安定車となっているようです。
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スバル フォレスター(4代目)×MT× 全国4:マツダ CX-5(現行型)
●中古車流通台数(MT車):約20台
●中古車価格(MT車):総額220万~390万円
●新車時価格(MT車):288.4万~417万円
▲現行型のSUVながらMT設定がある稀有なモデル近年ではクロスオーバーSUVのラインナップが充実しているマツダ。しかし、走る歓びという点においてはクロスオーバーSUVであっても妥協することなく、走らせても楽しい車両に仕上がっている点が特徴と言えるでしょう。
その特徴のひとつとして、クロスオーバーSUVであっても3ペダルMTを設定しているという点が挙げられます。現在、ミドルクラスのクロスオーバーSUVとして安定した人気を誇っているCX-5も2世代目の途中でMTが追加されたモデルのひとつ。
当初は6速ATのみのラインナップとなっていましたが、2018年11月の改良で2.2Lクリーンディーゼルターボモデルに6速MTを追加。当時はこのクラスの車種唯一の3ペダルMTモデルということで、コアなファンから歓迎の声が聞かれたのでした。
▲最新のデザインにシフトレバーが生えているというギャップもいいポイントそんなCX-5のMT車は、2400台ほどある2代目モデルの中でもわずか23台とかなりのレアっぷり。ただ、カタログモデルということもあってプレミア価格はしておらず、中古車らしく買い得感のある価格です。
初期型の物件であれば総額220万円前後で5万km以下の車両も見つけることができました。
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マツダ CX-5(現行型)×MT× 全国5:日産 エクストレイル(2代目)
●中古車流通台数(MT車):約40台
●中古車価格(MT車):総額50万~200万円
●新車時価格(MT車):299.3万~338.1万円
▲日産の人気SUVにもMT設定が存在しましたガンガン使い倒せるタフギアとして一躍人気車種の仲間入りを果たしたエクストレイル。現在はムラーノやデュアリスなど、近いクラスだった車種を包括するモデルとなって高級かつ洗練されたモデルとなりましたが、2代目モデルまでは角ばったデザインも相まって“ギア感”のある車両となっていました。
そんな2代目エクストレイルには3ペダルMTを2種類のパワートレインに設定。まずひとつは2Lガソリンの4WDモデル。そしてもうひとつが2008年9月に追加されたクリーンディーゼルモデルでした。
トランスミッションはどちらのモデルも6速MTで、ガソリンモデルは2010年7月のマイナーチェンジ時に廃止。一方のディーゼルモデルは3代目エクストレイルが登場したのちもしばらく併売され、2015年2月まで継続販売がなされています。
▲こちらは海外仕様のインテリアです2代目エクストレイルのMT車は44台の掲載があり、ガソリンモデルはわずか8台。希少ではありますが、ほとんどの物件が総額100万円以内で狙うことができる価格となっています。
一方のディーゼルモデルは根強い人気があり、高いものでは総額200万円前後の物件も存在していますが、比較的走行距離が少なめの物件でも総額150万円前後で狙える物件も豊富に存在しています。
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日産 エクストレイル(2代目)×MT× 全国50万円以下で買えるマニュアル(MT)車オススメ5選
最後に紹介するのは、50万円以下の予算で狙うことができるオススメマニュアル(MT)車。
基本的には実用車が中心となりますが、中には安価であるが故にサーキット遊びのベースとなってアフターパーツも存在しているモデルもあり、安いだけじゃない車種がラインナップしていますよ!
1:マツダ デミオ(3代目)
●中古車流通台数(MT車):約60台
●中古車価格(MT車):総額30万~80万円
●新車時価格(MT車):120万~169万円
▲現在はMAZDA2と車名を変更したデミオ現在はMAZDA2となってプレミアムなコンパクトハッチバックとなっていますが、その前身のデミオはスポーティな走りも楽しめるモデルとして密かな人気を誇っていたモデルです。特に2007年に登場した2代目モデルは先代よりも小型かつ軽量に仕上がっており、走りのポテンシャルが高い1台となっていたのです。
そんな2代目デミオには5速MT仕様が用意されており、最もスポーティなものは1.5Lエンジンを搭載した「スポルト」というグレード。このグレードではボディ補強や専用サスペンション、大径ブレーキなどが装着された仕様となっていました。
それ以外にもスポルトと同じ1.5Lエンジンを搭載した通常グレードの「15C」や、1.3Lエンジンを搭載した「13C」にもMTの設定がなされています。
▲こちらは海外仕様、MAZDA2のインテリアです中古車としては60台ほどのMT車が掲載されており、安価な物件では総額30万円台から見つけることができます。安価な物件は1.3Lモデルが中心ですが、やや走行距離が進んだスポルトも存在しており、メンテナンスが行き届いている車両であれば狙い目と言えるかもしれません。
一方、低走行のスポルトでも総額60万~70万円台で見つけることができるので、予算をプラスして低走行車を狙うという選択肢もアリと言えそうです。
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マツダ デミオ(3代目)×MT× 全国2:スズキ アルト(8代目)
●中古車流通台数(MT車):約80台
●中古車価格(MT車):総額40万~100万円
●新車時価格(MT車):69.7万~86.4万円
▲ワークスではないアルトにも注目ですアルトというとターボエンジンを搭載したワークスに注目が集まり気味ですが、実はNAエンジンを搭載したモデルも以前から遊び車として注目を集めており、5代目モデルなどはNAエンジンのワンメイクレースで活躍するほどの1台となっているのです。
ただ、5代目アルトも年数が経過して状態の良いものが少なくなってきたことで注目を集めつつあるのが、先代の8代目アルトのNAモデルなのです。
8代目アルトは大幅な軽量化がなされて、最も軽量なグレードでは610kgという驚異的な車両重量を実現。また、乗用モデルだけでなく安価なバンモデルも存在していることで、高年式ながら安価に購入することができるMT車として人気が上昇中となっています。
▲シンプルですがチープさはあまり感じないインテリアですそんな8代目アルトのMT車はワークスを除いても80台以上の掲載があり、安いものは総額30万円台から、走行距離3万km未満でも総額50万円台から見つけることができ、中にはすでにライトチューニング済みの物件も存在しています。
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スズキ アルト(8代目)×MT× 全国3:ダイハツ ミラ(7代目)
●中古車流通台数(MT車):約180台
●中古車価格(MT車):総額20万~100万円
●新車時価格(MT車):65.6万~108.7万円
▲チューニングベースとしても人気のあるミラアルトのライバルとして切磋琢磨し続けてきたモデルといえばミラですが、現在は本流のミラは消滅し、派生車種のミライースやミラトコットが存在するにとどまっています。
そんなミラの最終型である7代目モデルのNAモデルもアルトと同じく走行会でサーキットを楽しむユーザーに人気の1台となっています。
7代目ミラにもターボエンジンを搭載する「カスタム」というグレードが存在していましたが、こちらにはMTが用意されておらず、MTを狙うのであれば通常のNAエンジンを搭載したモデルということになります。ちなみに、2013年2月の仕様変更ではATユーザーをミライースに集約し、ミラは5速MTのみの硬派なラインナップに変更され、2018年3月まで販売が続けられました。
乗用モデルは5ドアハッチバックとなっていましたが、2007年12月に登場したバンモデルは専用の3ドアボディを採用。ドア数が少ない3ドアボディは剛性が高いということもあってサーキットユーザーに人気となっています。
▲こちらはATモデルのインテリアそんなミラのMT車の中古車は180台ほどの物件が掲載中。こちらはなんと総額10万円台から物件が存在しており、コストパフォーマンスはかなり高め。
高額な物件では総額70万~80万円台のものも存在していますが、こちらはターボ化やFR化など過激なチューニングがなされているものも見つけることができました。
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ダイハツ ミラ(7代目)×MT× 全国4:三菱 パジェロミニ(2代目)
●中古車流通台数(MT車):約80台
●中古車価格(MT車):総額30万~120万円
●新車時価格(MT車):104.8万~155.2万円
▲軽自動車規格の変更に対応する形でフルモデルチェンジし2代目となったパジェロミニ高値安定のジムニーに対し、比較的安価で狙うことができる軽SUVがパジェロミニと言えるでしょう。パジェロをそのまま軽自動車にサイズダウンしたような巧みなデザインが特徴のパジェロミニですが、2代目モデルは1998年から2013年までとロングセラーだったことも特徴のひとつです。
▲こちらはATモデルのインテリア2002年9月以前のモデルではDOHC20バルブの4気筒エンジンが搭載されており、それ以降は排出ガス規制の絡みなどもあってSOHC16バルブの4気筒エンジンとなっていますが、さすがに20バルブモデルは低年式すぎるためオススメしにくいというのが事実。
ただ、予算50万円となると2008年9月に実施されたマイナーチェンジ以降の物件はなかなか厳しくなるので、16バルブエンジンとなった2002年9月以降のモデルを中心に探したいところ。
なお、ロアグレードの「XR」は非力なNAエンジンとなるだけでなく、FRの2WD仕様も存在するので、SUVらしい使い方をするのであれば、その点も注意しておきましょう。
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三菱 パジェロミニ(2代目)×MT× 全国5:ホンダ フィット(2代目)
●中古車流通台数(MT車):約100台
●中古車価格(MT車):総額40万~120万円
●新車時価格(MT車):119.7万~176万円
▲ホンダのファミリーコンパクトカーにもMT設定が存在しますホンダのコンパクトカーとして安定した人気を誇るフィット。2007年に登場した2代目モデルには「ロードセイリング」の頭文字である「RS」を冠したグレードも設定され、スポーティで上質な個性をもったものとされていました。
当初、3ペダルMTはこのRSに設定されていた5速MTのみでしたが、2009年11月の改良で通常の1.3Lモデルにも5速MTを追加。さらに2010年10月のマイナーチェンジではRSのMTを6速へと多段化するなど、進化を見せています(通常の1.3Lモデルは5速MTのまま)。
▲こちらは5MTモデルのシフトまわりそんな2代目フィットのMT車の中古車は110台ほどが掲載されており、RSの後期型かつ低走行の物件では総額100万~120万円とまだまだ高値安定といったところ。
逆に安価なものは1.3Lモデルが中心となりますが、総額40万円台から比較的走行距離少なめのものも見つけることができるので、RSにこだわりがなければ1.3Lモデルを狙うのも選択肢のひとつかもしれません。
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ホンダ フィット(2代目)×MT× 全国【Q&A】マニュアル(MT)車購入でよくある質問
A. 普通車のマニュアル車を運転するには「普通自動車第一種運転免許」が必要となります。現在はマニュアル車もオートマ車も運転できる「限定なし免許」と、オートマ車しか運転できない「AT限定免許」がありますが、後者(「普通車はATに限る」とただし書きがなされている免許)の場合はマニュアル車を運転することはできないので注意が必要です。もしもマニュアル車を運転したい場合は、「限定解除」という方法があります。
また、最近はセミATや2ペダルMTなど様々な形式があり、AT限定免許で運転できない車両の判別が難しいところですが、「クラッチペダルが備わっている車両は運転することができない」と覚えておきましょう。
A. MT車をチェックするときは実際に車両に乗ってみて、クラッチをつなごうとしてみましょう。半クラッチ状態で徐々にクラッチをつないでいき、つながるポイントが手前すぎる場合はクラッチの摩耗の可能性がありますし、つながり方が不自然な場合もクラッチが減っている可能性があります。
とはいえ、クラッチディスクは消耗品ですので、乗っていればいずれ減っていくもの。それよりも重要なのがシンクロメッシュの損傷です。
シンクロメッシュとはシフトチェンジをした際にエンジンとミッションの回転を同調させてスムーズな変速を手助けしてくれる部分。ここがダメになっていると、どんなに丁寧に変速しても「ギャギャッ」とイヤな金属音を発してスムーズに変速できなくなってしまいます。
特に1速から2速へのシフトアップ時に発生しやすいので、丁寧にシフトチェンジしていてもギア鳴りがする場合は、シンクロメッシュの不具合を疑った方がいいかもしれません。
ただ、MT車に乗っていた経験がないと分かりにくいポイントでもあるため、できればしっかりと保証が付いた物件を購入することが、安心して乗れる第一歩と言えるでしょう。
※記事内の情報は2023年3月9日時点のものです

自動車ライター
小鮒康一(フナタン)
スキマ産業系自動車ライター。元大手自動車関連企業から急転直下でフリーランスライターに。中古車販売店勤務経験もあり、実用車からマニアックな車両まで広く浅く網羅。プライベートはマイナー旧車道一直線かと思ったら、いきなり電気自動車のリーフを買ってしまう暴挙に出る。現在はリーフを手放し3代目インサイトをメインに、NA、NB2台のロードスターや初代パルサー、S660に17系クラウンなど雑多な車種を所有中。
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