今回のテーマ

-2007年後半注目の車は?-

10月27日から東京モーターショーが開催されることもあり
2007年後半の車業界は久しぶりに活気に満ちて華やかになっている
今年前半を振り返りつつ、後半に登場する予定(モーターショーでの発表を含む)の
注目している車とその理由を2人の評論家に聞いてみた
西川 淳

GT-Rはもちろん注目だけど
スカイラインクーペのデキがいい


西川 淳さん●自動車ライター
●にしかわ じゅん
フェラーリとランボルギーニの2台のスーパーカーを所有する
世代の夢を叶えたライター

 前半戦はしみじみとしていましたね。ガツンと心に響く ような車があんまり出てこなかった。あとから指折り数えて思い出せば、ああ良いクル マだったよねソレ、みたいな。
 そんな中、前半の3ベストを挙げれば、レクサスLS600h、M・ベンツCクラス、日産デュアリ ス。特にCクラスには驚いた。ベンツがベンツ+αで攻めてくるなんて!
 さてさて後半戦。モーターショーイヤーってことで、今年は俄然後半勝負です。目玉は、 間違いなく日産GT-Rだろうけど、なんかもうすでに想像だけでお腹いっぱい。出てきてみた ら全然カタチ違ってましたぁ、なんてことになるとおっかしいんだけど。ま、ないよな。

 ベラボーに凄い車なんでしょうけれど、次の時代に向けていったいどんな希望を見せ てくれるのだろうっていう期待のほうが大きくなってきたな、うっすらとその全貌が見え始 めて。ある意味、高性能車時代の転換を提起することになると思います。Rの復活は。
 というわけで、私が2007年後半に期待する車はズバリ、本誌でも先だってプロトタイ プ試乗
記を紹介したばかりのスカイラインクーペ。モノの良さは保証します。とにかく、スペシャリティクーペとして素晴らしい。
 問題は、そのスペシャリティクーペって市場が死滅しかかっているわけで、V35クーペのと きも言ったけど、このカタチで市場からそっぽ向かれたら、もう日本で売れるクーペはガイ シャしかない、ってことになります。別に不便はないけど、不幸な気がする。