トヨタ ランドクルーザー100【モデル変遷編】
2007/09/28
高級サルーンを凌駕する重厚な走りを
体感できるトヨタ最上級SUV
![トヨタ ランドクルーザー100|人気車購入ガイド](http://www.carsensor.net/contents/article_images/_1634/19_main.jpg)
●1998年(H10年)1月:デビュー
ディーゼルエンジンや5MTも用意して登場
伝統の悪路走破性と機動性、そして耐久性を高めたランドクルーザー100が登場。エンジンは4.7LのV8ガソリンと4.2Lディーゼルターボで、前者はワゴン、後者はバンの設定だ。グレードはVX、VXリミテッド、VXリミテッドGセレクションの3種類。ミッションは4ATで、バンモデルのVXのみ5MTも選択できる。足回りにはVXを除き、車高調整装置AHCや16段階で減衰力を調整するスカイフックTEMSなどが設定された。
![]() |
![]() |
↑オーバーフェンダーの廃止により、室内長30mm、室内幅105mmプラスを実現。余裕ある室内空間となった | ↑AHC搭載車はノーマル、ロー、ハイと3種類の車高を選択可能。乗車人数や積載量によって自動で調整も行う |
●1999年(H11年)1月:グレード追加
よりラグジュアリィ性を高めた最上級グレード
追加設定のシグナスは、高級本革製シートなどの専用装備を多数採用。メモリー付き電動チルトステアリングなど、上級車にふさわしい装備も満載だった。
![]() |
![]() |
↑室内はセンタークラスターやパワーウインドウスイッチパネルなど、随所に本木目パネルを採用 | ↑グリルは一部メッキ塗装。独立4灯式ヘッドランプのほか、専用の大型バンパーやアルミホイールを採用し、より高級感が増している |
●1999年(H11年)8月:一部改良
オプション装備の追加で安全性と快適性を向上
ワゴンのVXリミテッドとGセレクションに、アクティブTRCと車両安定制御システムVSCをオプションで新設定。
![]() |
←内装では、本木目ステアリング&シフトノブやDVDナビなどがオプションで設定された |
●2000年(H12年)5月:一部改良
機能装備の充実と盗難防止機能の強化
全グレードに、撥水フロントドアガラスやイモビライザー、フリーホイール機能付きシリンダーなどが標準で装備された。
![]() |
![]() |
↑ハザードには作動確認用として、ドアの施錠と解錠の際に点滅するシステムが採用された | ↑Gセレクションはクローム調塗装のアルミホイールのほか、パワーシートやシートヒーターが標準装備となった |
●2001年(H13年)1月:特別仕様車
ラグジュアリィ感を強めた50周年モデル
ランクル50周年を記念した特別仕様車は、VXを除く全グレードがベース。照明付きサイドステップなどが奢られていた。
![]() |
←VXリミテッド&Gセレクションベースには、専用装備としてエクセーヌシートも採用 |
●2002年(H14年)8月:マイナーチェンジ
VX系とシグナスのすみ分けがより明確に
内外装のデザインを変更。VX系は力強さを、シグナスはスタイリッシュさをそれぞれ強調したものとなった。また、トランスミッションは全車5ATに変更されたほか、エンジンに改良が施されたことで、ガソリン、ディーゼル共に燃費が向上している。このほか、グレード整理も実施されており、ワゴンのVXは8人乗りから5人乗りに変更。バンはVXリミテッドとGセレクションのみの設定となった。
![]() |
![]() |
↑VX系はインパネとセンタークラスターを縦に3分割した新デザインに。ヒータースイッチはプッシュ式に変更 | ↑水平基調のバンパーを採用したシグナスは、メッキ処理を施した2本のバーと太い外枠をもつグリルが特徴的 |
●2003年(H15年)8月:一部改良&特別仕様車
最新マルチメディアを採用するなどの小変更
DVDナビはシステムの高速化により、処理時間が大幅に短縮。さらに、FM多重と電波ビーコン、光ビーコンを内蔵したVICSが新たに設定されるなど、最新機能を多数搭載している。また、VCS+TRCシステムの設定をバンにも拡大するなどの変更も実施。同時に、Gセレクションとシグナスをベースとした特別仕様車、プレミアムエディションが登場。専用キーホルダーやバックガイドモニターなど、特別装備を満載していた。
![]() |
![]() |
↑音声ガイダンス機能付きカラーバックガイドモニターは新たなオプション装備。VXを除く全車に設定された | ↑カラードルーフレールやリアデフレクターなどが特別装備となったVXリミテッドプレミアムエディション |
●2005年(H17年)4月:マイナーチェンジ&特別仕様車
外装の変更を中心にエンジンの改良も実施
シグナスを除く全車のヘッドランプは、ワイドな形状に変更。また、全車のフロントグリルやリアコンビランプ、アルミホイールにもデザイン変更が施された。さらに、テール&ストップランプには消費電力の低いLEDを採用したほか、ガソリンエンジンに改良を施したことでさらに燃費が向上。同時に、VXリミテッドとGセレクションをベースとしたツーリングエディションと、シグナスがベースのインテリアセレクションが登場。
![]() |
![]() |
↑シグナスインテリアセレクションには、ストーンと呼ばれる特別内装色を採用。より上質な印象となっている | ↑全車に光軸調整機能付きヘッドランプを標準装備。また、シグナス以外は強弱のある3本バーグリルとなった |
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
SUVとは?どんな意味?人気ランキングやオススメ車種を紹介!価格や選び方も解説
人気のホンダ WR-V。コンパクトカーとあまり変わらないサイズのSUVは扱いやすさもあまり変わらないのか実証してみた
【海外試乗】新型 アルファ ロメオ ジュニア|想像以上に“アルファな”走り! 上質感まで備えたコンパクトな電動SUV!
新型ティグアンが発表されたけど、2代目の中古車価格は今いくら? 最新相場とオススメの買い方・選び方を紹介
新型ヴェゼルが発表されたけど、前期型の中古車は今いくらで買える? 最新価格とオススメの選び方を紹介
【試乗】新型 ランドローバー レンジローバー オートバイオグラフィ P550e|PHEVがさらにパワーアップ! 違和感のないEV走行が上質な走りにマッチする
ポルシェ カイエン(2代目)の中古車価格が1年で約45万円ダウン! 人気の輸入SUV、今オススメの買い方・選び方は?
メルセデス・ベンツ GLBが欲しいなら、予算400万円台でも狙える「前期型」を要チェック! 注目のコンパクトSUV、中古車のオススメは?
トヨタ クラウンスポーツの新車価格590万円と納期に絶望した人に贈る「半額で買えるコレ、代わりにどうですか?」5選
アウディのSUV一覧11選|人気ランキングや値段、サイズを最新型から中古車まで解説【2024年】