映画とお酒、愛車と過ごすリビングガレージ
2019/12/05
▲車2台がゆったり置ける約75㎡のリビングガレージ。手前はフェラーリ 330 P4、奥はジャガー Eタイプ ロードスター
愛車と過ごす時間が心地よくなる空間にしたかった
信号待ちしていたときに見かけたジャガー Eタイプに一目ぼれしたというNさん。思わずドライバーに声をかけ、半年間その人のもとに通い詰めて、めでたく譲り受けることができた。
そんな「愛車にふさわしいガレージを」、と建てたのがこの住まい。
むく材をヘリンボーン柄に組んだ床や、一部にブリックタイルを用いた壁など内装に英国の雰囲気を取り入れた。
隅には愛車をツマミに友人と語らえるバーカウンター。Eタイプに座りながら映画を見るためにオーディオセットも備えた。
▲ガレージの一角にバーカウンターを用意。リラックスして過ごせるスツールや、大人の雰囲気を漂わせる照明を備えたガレージバーに
▲すぐに取り出せるよう、ガレージ内にはワインセラーが置かれている。写真は「ラベルがこのガレージに合うので」と購入したワイン
▲映画やミュージックビデオを楽しめるよう、音楽スタジオ仕様のJBL社製スピーカーなどハイスペックなオーディオセットを設置
季節に関わらず快適に過ごせるようにとエアコンも設置。まるでLDKのようなガレージだ。
「車をただとめるだけの物置のようなガレージにはしたくなかった」とNさん。
今では週末にどこかへ出かけるよりも、ガレージにいるのが楽しいという。
好きな愛車を中心に、楽しいひとときを過ごせる場所。それがNさんのガレージハウスだ。
▲メインガレージの入口の幅は約5.4m、奥行き約7.3mとゆとりがあり出し入れしやすい
▲壁には愛車の写真をコラージュしてつくったオリジナルの壁紙も
▲ガレージの奥は玄関ホールとつなげて、雨の日でもぬれずに荷物を搬入できる動線に。クラシカルな愛車の雰囲気に合うよう、壁の杉板材はエイジング塗装が施されている
■家族構成:夫51歳、妻35歳、長女2歳
■構造・工法:木造軸組工法・2階建て
■敷地面積:364.02㎡
■建築面積:212.24㎡
■延床面積:378.31㎡
■設計:エムズワークス 松永基
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