“超”私的 GT-R論 【桂 伸一 編】 【GT-Rムック発売中!】
カテゴリー: 編集部からのお知らせ
2007/11/16


オレとGT-Rの関係は
限界性能という次元で性が合っていた
モータージャーナリスト・桂 伸一
●Profile/かつら しんいち
チューニング系の自動車雑誌の編集部員を経て、モータージャーナリストに。
執筆活動のかたわらレーシングドライバーとしても活躍。
N1耐久やグループAにGT-Rで参戦。
ALTIA FALKENL GT-RではN1耐久2年連続チャンピオンを獲得した。
カーセンサーでは「GT-R使い」としてGT-R企画に多数登場していた
■自分の腕前が急に良くなったと錯覚した
自分にとってのGT-Rとは、R32からスタートする第2世代を指す。アテーサE-TSによるハイテク4WD機構と、RB26DETT直6ツインターボの強烈なターボトルク&パワーに度胆を抜かれた、あの世代、というかR32こそが意義深い。R32GT-Rに出会っていなければ、いや、あれでレース活動ができてチャンピオンを獲得していなければ、いまのオレは存在していなかっただろう。R32はそれほど意味のある車だった。いや、大袈裟じゃないのよ…。ホントの話。
<中略>
出会いから回想すると…。あれはR32型GT-Rがデビューした89年、スポーツランド菅生で行われた自動車媒体向け試乗会だった。メーカー側には同年代の顔見知りはいても、お偉いさんには名前すら覚えてもらえていない頃だ。GT-Rの試乗会にヒョコッと現れた青二才に、「コイツ大丈夫かっ?」って心配顔で見られながら乗った記憶がある。でも乗れば乗ったで、なんてオレって速く走れるんだろうと、自画自賛する結果となった。
<中略>
個人的にはR32型GT-Rを最も好む。理由は、まさにあの車にはドライバーの技量に頼る部分が多々あったからだ。オレが深く関わってきたGT-Rは、ずっとレーシングマシンでありタイムアタック用のチューンドGT-Rだった。確かにGT-Rは相棒には違いない。だが、日常の足であるというよりは常に限界走行する関係のほうが深く、それが“お互い”の性に合っているのかもしれない。(本文から一部抜粋)
…と、今回はここまで!桂伸一さんのGT-Rに対する熱い想い、全部読みたいですよね!?他にも、自動車ライター・西川淳さん、自動車評論家・片岡英明さん、モータースポーツジャーナリスト・はた☆なおゆきさんという、GT-Rに縁の深いお三方の“超”私的GT-R論は必読です!詳細はセブン-イレブンで限定発売中の『カーセンサー特別編集 歴代GT-Rを買うための本』で!
文まとめ/ジュネコ 写真/阿部昌也(GT-R)・篠原晃一(人物)
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
“超”私的 GT-R論 【桂 伸一 編】 【GT-Rムック発売中!】/旬ネタ
あわせて読みたい
タフネス 911 ~低年式? 過走行? だからどうした!?~【カーセンサーEDGE2023年3月号】
世界限定250台! アルピナ史上最もパワフルなエンジンを搭載するB5 GTが登場!
現行型M・ベンツ CLAクラスの中古車掲載台数が過去最高に。平均価格が400万円台となった今の狙い目は?
中古車の購入検討期間は平均40日間。速い車はさらに短い!?【中古車購入実態調査】
日産 スカイラインハイブリッドが生産終了したこと、知ってた? 買い逃した人、中古でならまだ手に入るぞ!
セドグロが絶滅寸前! Y34型 日産 セドリック/グロリアの中古車流通量が60台に
現行型アウディ A5スポーツバック/A5が欲しいなら、予算300万円から狙える中古車を要チェック!
【試乗】新型 フェラーリ 296GTB|ハイブリッドのフィーリングはまるで“大排気量自然吸気エンジン” !
日産 GT-R(R35)人気の理由はナンだ!? カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー2022ランキング上位モデルを徹底解剖
ホンダ NSXがついに生産終了。初代同様に伝説となるか? 今の中古車状況をチェック