シンプルでスモール!次世代コンパクトカーの市販版がまもなくデビュー!!

フォルクスワーゲン UP!|日刊カーセンサー
フォルクスワーゲンはコンパクトカーの常識を覆す、新しい小型車「up!」を発表しました。全長3540×全幅1640×全高1480mmというサイズで、同社のポロ(全長3995×全幅1685×全高1475mm、)と比較すると、全長が455mmも短い最小のコンパクトカーです。

ホイールベースは2420mmで、大人4名がゆとりをもって乗車できる空間を確保。また、オーナーの好みに合わせてナビゲーションや電話といった、さまざまな機能をアプリケーションを用いてカスタマイズできる、インフォテイメントシステムも搭載しています。

新しい安全技術として注目したいのが、オプション設定のシティエマージェンシーブレーキング機能です。30km/h以下で自動的に作動するもので、レーザーセンサーを使用して衝突リスクを検出。自動的にブレーキシステムに介入して、衝突エネルギーの低減や衝突回避を試みるシステムです。

フォルクスワーゲンUP!はドイツで9月に開幕するフランクフルトモーターショーで披露される予定で、欧州市場での発売は12月。装備の違いによって「take up!」、「move up!」、「high up!」の3種類が設定されます。2013年にはEVバージョンが追加される予定です。

  • フォルクスワーゲン UP! リア|日刊カーセンサー
  • フォルクスワーゲン UP! インパネ|日刊カーセンサー

ラゲージ容量は251L。リアシートを倒すことで951Lまで拡大できる。ちなみに全長が約45cm長いポロは280/952L(左)

インテリアは「楽しさ」を感じさせるようなコンセプトデザイン。ダッシュボードには新型ビートルのようにカラーパネルが張られる。これは5色用意されるというボディカラーに合わせることや別のカラーリングにすることも可能(右)

Text/カーセンサー編集部