レクサス RC【スクープ!】
2013/03/21
プレミアムブランドにとって2ドアモデルは必須といえる。メルセデス・ベンツ C/E/CLクラスや、BMW 4/6シリーズ、アウディ A5シリーズなど、ドイツ勢はどのブランドもラインナップが充実している。レクサスもこのセオリーにのっとって、新時代のクーペを開発しているようだ
レクサスの新世代2ドアクーペ、その正体は
ハイパフォーマンスの「F」もラインナップか
2013年のデトロイトショーで華々しくデビューした新型レクサス IS。新型ではボディバリエーションにステーションワゴンが追加されるという噂が流れていたが、どうやらプロジェクトは凍結。代わりに登場することになりそうなのが、2ドアクーペだ。
現行モデルには格納式ハードトップを持つ2ドアのISコンバーチブルがラインナップされているが、次期モデルは固定ルーフ採用のオーソドックスなモデルとなりそうだ。実はこのクーペ、単なるISの2ドア版にとどまらず専用名称を持つ新型車となるという。
スクープ班が調べたところ、この新型2ドアはレクサス RCと名乗ることが判明。2014年夏に登場する予定であり、RC350、RC300h、RC200tの3モデルがひとまずラインナップされそうだ。
200tの「t」はターボを指す。レクサス NX200t/300hでお伝えしたトヨタの新世代ユニットである2Lのダウンサイジングターボを搭載したモデルだ。300hは、クラウンやカムリでおなじみの2.5L 直4+モーターのハイブリッドモデル。RC350は3.5L V6エンジン搭載車となる。
ひとまずこのラインナップでスタートするRCだが、とびっきりの隠し球が控えている。なんと、ハイパフォーマンスバージョンのRC-Fが投入される予定だという。パワートレインは、現行IS-F譲りの5LのV8エンジンと8速ATの組み合わせ。フロントフェンダーのワイド化や専用バンパーの採用により、機能性を追求したスパルタンな雰囲気になるだろう。
なお、RC-Fの投入に伴い、次期ISにはIS-Fは用意されない模様。新規モデルとなるRCのイメージを鮮明にする販売戦略上の狙いもあるのだろう。RC-Fは、この手のハイパフォーマンス車のセオリーどおり、標準車より1年ほど遅れて2015年にデビューすると思われる。
※2013年3月21日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
- 【試乗】新型ホンダ アコード|欧州の風を感じられる生まれ変わったフラッグシップセダン
- 【試乗】新型メルセデス・ベンツ Eクラスワゴン(E220 d)|最新になっても重厚感ある“らしさ”が十分感じられる新モデル
- 【試乗】新型BMW 2シリーズアクティブツアラー|“走りのらしさ”はそのままに、取り回しの良さが光る2代目モデル
- 【試乗】日産 アリア NISMO|空力を徹底的に考え抜いて生まれた、電光石火のアリア
- BMW 3シリーズ新車値上げの裏で、中古車価格は1年で30万円以上ダウン! 人気輸入セダン、今オススメの買い方・選び方は?
- R32スカイラインGT-Rの中古車平均価格約700万円に絶望した人に贈る「半額で買えるコレ、代わりにどうですか?」5選
- 【試乗】新型メルセデス・ベンツ Eクラス E350 e|高い静粛性を存分に生かしたPHEVモデル
- 100万円で買えるレクサスって? 「買ってアリ!」な5モデルを専門家が真剣に考えてみた
- 【海外試乗】新型 ポルシェ パナメーラ|より快適な足を手に入れた、軽快でスポーティなラグジュアリーセダン
- 【試乗】新型ランドローバー ディフェンダー│待望のV8モデルと人気のガソリンモデルを公道で乗り比べてわかったそれぞれの強みとは