「とりあえずミニが欲しい」人、必見! 5分で分かるミニ家系図&予算別オススメモデル【2022最新版】
カテゴリー: 特選車
タグ: ミニ / ハッチバック / ステーションワゴン / クロスオーバーSUV / コンバーチブル / クルマを選び始めた人向け / スモール / スタイリッシュ / カジュアル / ミニ / ミニコンバーチブル / ミニクラブマン / ミニクーペ / ミニクロスオーバー / 伊達軍曹
2022/09/18
▲そこにあるだけでとりあえず絵になってしまうミニという車ですが、中古車として買う場合は、どの世代のどのモデルを、だいたいいくらぐらいで狙うのが得策なのでしょうか?多岐にわたる世代とグレードをここで一度整理してみましょう!
ちまたでは「ミニ」が大人気です。特に東京都内などの大都市圏では「ミニを見かけない日はない」と言ってもいいほど、数多くの人が様々なボディカラーのミニを颯爽と走らせています。
今、そんなミニの中古車を「……買ってみようかな?」と考えている人はきっと少なくないでしょう。デザインも走りも素敵なミニですから、その考えには大賛成です。
しかし問題は「ミニファミリーってあまりにも種類が多すぎて、何がなんだかよく分からない!」ということかもしれません。
新車のミニ(3代目)だけを見ても様々なモデルと多種多様なグレードがあるため若干混乱しますが、そこに初代と2代目の中古車まで含めて考えると選択肢は星の数ほど(?)に達しますので、その混乱っぷりにはさらに拍車がかかるわけです。
ということで本稿では「実はミニのラインナップってよく分からん!」とお嘆きの人のためにミニファミリーの系図を分かりやすく整理するとともに、予算別・ニーズ別のオススメモデルをズバリ解説したいと思います。
▲エクステリアだけでなくインテリアのセンスも良好なのがミニの美点。写真は現行世代のステアリング付近▼検索条件
ミニ & ミニコンバーチブル & ミニクラブマン & ミニクロスオーバーまずは「ミニ一族」の家系図を軽く復習
ミニは、「世代」で分けると以下のように分類されます。
■第1世代:2002年~2007年
現代版ミニの最初の世代です。中古車相場はかなり安くなっていますが、もはや年式的にけっこう古いため、良質な個体を探すには少々のコツと経験が必要です。「止めはしないが、あまりオススメもしない」といった感じでしょうか。
▲こちらが第1世代ミニ。「R50」という型番で呼ばれることも多い世代です■第2世代:2007年~20014年
フルモデルチェンジを受け、初代と比べるとしっかりした作りに。中古車の流通量はまずまず豊富で、ここ最近は相場もずいぶん手頃になっています。
▲こちらは第2世代ミニ。第1世代とかなり似てますが、オレンジのウインカーがヘッドランプ内に移動しています■第3世代(現行モデル):2014年~
現行世代です。そのしっかり感はさらに向上したため、登場時はミニではなく「BMW 0シリーズ」なんて呼ばれたことも。高年式中古車の相場はまだ若干高めですが、初期年式はずいぶんこなれてきました。
▲で、これが現行世代となる第3世代ミニ。やや大きくなり、そしてややゴツい感じになっていますそしてミニを世代ではなく「ボディタイプ」で分けるなら、以下のとおりとなります。
●ハッチバック
最も一般的なタイプ。3ドアが基本ですが、現行の第3世代からは5ドアも追加されました。
▲第3世代の3ドアハッチバック
▲こちらは第3世代の5ドアハッチバック●コンバーチブル
3ドアハッチバックの屋根を電動ソフトトップにしたオープンモデルです。
▲第3世代のコンバーチブル。後席はさほど広くはありませんが、いちおう大人2人が座れます●クラブマン
ステーションワゴン的な、ちょっと長いミニ。第2世代から追加されています。
▲「シューティングブレーク」と呼ばれるボディ形状のクラブマン。写真は第3世代(クラブマンとしては2代目・現行型)で、第2世代(クラブマンとしては初代)はもう少しコンパクトです●クロスオーバー
SUV的なボディを持つ、ちょい大きめで背が高いミニ。これも第2世代から追加されました。
▲いわゆるSUVタイプであるクロスオーバー。写真は第3世代(現行型)その他「ペースマン」「クーペ」「ロードスター」も中古車市場では流通していますが、希少ですのでここでは無視しちゃって構わないでしょう。
それよりミニの主要なグレード名と、その特徴を簡単にご説明します。以下のように覚えてください。
■ワン:安価なベースグレード
■クーパー:ちょいパワフル。装備良し
■クーパーS:かなりパワフル。装備なお良し
■ジョン・クーパー・ワークス:超絶パワフル。足は硬め
■クーパーD:ちょいパワフルなディーゼル版
■クーパーSD:かなりパワフルなディーゼル版
■ALL4:駆動方式がFFじゃなくて4WD
■PHEV:文字どおりプラグインハイブリッド。現行型クロスオーバーだけに追加
おさらいは以上です。次章より、具体的なオススメモデルを探してみましょう!
予算ニーズ別にバンバンいきます。
「普通のミニを、程よく手頃な予算で買いたい」
・オススメ:第3世代(現行型)ミニのクーパー(3ドアまたは5ドア)
・予算目安:総額100万~160万円ぐらい
第2世代(旧型)ならさらにお安い予算でイケます。しかし現行型も初期年式であれば「軽自動車の新車をフルオプションで買うよりも安い予算」で十分狙えますので、ここはせっかくですから現行世代を選んだ方がより満足できるはず。
ベースグレードの「ワン」も現行型では1.2Lのターボ付きエンジンになったため、決して非力ではありません。しかし、やはり1.5Lターボである「クーパー」の方が余裕がありますので、高速道路などを走る際は格段にラクです。
3ドアが中心になりますが、5ドアのクーパーもこの価格帯で十分探せます。
上記ぐらいの総額であっても走行距離1万~4万km台ぐらいの物件が狙えて、まだ比較的新しめの車ですので、中古車を探す際の特別な注意点はありません。
内外装やエンジン、足回りなどの状態と整備履歴(特にサーモスタットという部品の交換歴)をチェックしながらごく普通に選べば、基本的にはノープロブレムです。
▲第3世代(現行型)ミニの前期型クーパー。エンジンは最高出力136psの1.5L直列3気筒ターボです▼検索条件
ミニ ミニ(現行型)× クーパー × 総額100万~160万円「正直、総額100万円以下で買いたい」
・オススメ:第2世代ミニのミニ クーパー
・予算目安:総額70万~100万円ぐらい
第1世代であれば、それこそ総額30万円ぐらいから探すこともできます。しかし最終年式でも15年落ちとなる第1世代ミニの中から良質な物件を探し出すのは、今やかなりマニアックな作業。そのため、ここは第2世代を選ぶのが無難でしょう。
また、車としての総合的な出来も、第2世代の方がなんだかんだで上です。
総額70万~100万円あたりの予算感だと、中間グレードである「クーパー」の走行距離4万~7万km台あたりの物件が豊富ですので、それを選ぶのがとりあえずは定石です。
しかし2代目のミニのエンジンには「タイミングチェーン」という部品が使用されていて、それの耐久性に若干の難がある場合もあるため、中古車を選ぶ際には少々の注意も必要です。
具体的には、走行距離が多めの物件の場合は整備記録簿で「6万km前後でタイミングチェーンが交換されているか?」を、まずはチェックします。
それに加えて「おおむね1万kmごとまたは1年ごとにエンジンオイルが交換されてきたかどうか?」も確認し、そのうえで「丁寧に扱われてきた感じ」があるかどうかを目視とフィーリングによって確認してください。そうすれば、まずまず悪くない状態の「総額100万円以下のミニ」を入手することができるでしょう。
▲第2世代ミニの「クーパー」。エンジンは最高出力122psの直列4気筒ターボで、普通に乗る分には十分以上な動力性能です▼検索条件
ミニ(2代目)× クーパー × 総額70万~100万円「総額200万円前後で荷物がそこそこ積めるミニが欲しい」
・オススメ:第3世代ミニの現行型クラブマン
・予算目安:総額180万~240万円
ベーシックな3ドアハッチバックのミニも素敵ですが、小ぶりな車ですからどうしたって「載せられる荷物の量は限られる」という問題はつきまといます。
しかし第3世代・現行型のクラブマン(クラブマンとしては2代目)であれば「ちょっと短めなステーションワゴン」というニュアンスのボディになるため、大柄なワゴンほどではないにしても、まあまあレベルの積載性は獲得できます。
ちょっと前まではけっこう高かった現行型クラブマンの中古車ですが、ここ最近は総額100万円台後半から、割と走行距離の少ない物件を探せる状況になっています。
また、総額220万円ぐらいからは、走行距離1万km台の物件を探すことも可能です。さすがの現行世代ゆえボディのがっちり感も十分ですので、選び方さえ間違えなければきっと大満足できるでしょう。
選ぶ際は、なるべく走行距離が延びていないもので、なおかつ正規ディーラーで定期点検と整備を受けた履歴を確認でき、さらには荷室などを荒っぽく扱われた痕跡が見当たらない物件を探してください。
▲第3世代ミニで現行型のクラブマン。旧型はミニに毛が生えた程度の(?)全長でしたが、現行型は「ちょっと短めなステーションワゴン」ぐらいのサイズに変更されました▼検索条件
ミニ ミニクラブマン(現行型)× 総額180万~240万円「総額100万円台で荷物がそこそこ積めるミニが欲しい」
・オススメ:第2世代ミニの初代クロスオーバー(のワン以外)
・予算目安:総額110万~160万円
SUVとしては若干小ぶりですが、それでもけっこう使い勝手は良いミニクロスオーバー。その現行型はまだ少々お高いのですが、第2世代ミニをベースに作られた初代クロスオーバーであれば、比較的低走行の物件であっても余裕で総額100万円台という状況です。
具体的には、上記のとおり総額110万~160万円付近が狙い目ゾーンとなりますが、最廉価グレードの「ワン」ですと、ボディがやや大きい分だけ非力に感じられるかもしれません。
そのため、初代クロスオーバーを買うなら「クーパー」か「クーパー」以上(「クーパーS」や「クーパーD」、「クーパーSD」)を選ぶのが無難です。
ただし、力強いディーゼルターボエンジンを搭載する「クーパーD」と「クーパーSD」、走行距離短めの物件を狙う場合は総額170万円~が目安となります。
▲本国では「カントリーマン」という車名になるミニクロスオーバーの初代。写真のグレードは後期型のクーパー▼検索条件
ミニクロスオーバー(初代)× ワンを除く × 総額110万~160万円「とにかくおしゃれなミニを、そこそこ安く買いたい」
・オススメ:第2世代ミニの初代クラブマン
・予算目安:総額80万~140万円
すべての世代のすべてのモデルが「おしゃれ」であるといえるミニですが、個人的には第2世代のミニを少し胴長にした「初代ミニ クラブマン」こそが、いちばんおしゃれなのではないかと思っています。
まぁ、あくまで個人的な見方ですので異論もあるかもしれませんが、初代クラブマンの「長すぎず、短すぎず」なフォルムが絶妙だと思うのであります。
もしもこの見解に同意していただけるとしたら、総額80万~140万円ぐらいのゾーンで、走行距離5万km以内をざっくりとした目安にしながら「なるべく好みのボディカラーの初代クラブマン」を探してみてください。
流通量はそこそこ豊富ですので、きっと「これぞ!」というおしゃれな(好みの)1台が見つかることでしょう。
▲第2世代ハッチバックのホイールベースを80mm、全長を160mmストレッチし、後部右側に「クラブドア」という小さなドアを設けた初代ミニ クラブマン。この微妙な長さというか短さが、得も言われぬおしゃれ感を生むのです! 写真は2013年7月に発売された「ボンドストリート」という限定車▼検索条件
ミニ ミニクラブマン(初代)× 総額80万~140万円以上、簡単ではありますが「中古車としてのミニ」の購入ガイダンスでありました。
新車狙いの人や、高年式の中古車を探している人にはさほど参考にならなかったかもしれませんが、「できるだけ手頃な予算で良質なミニを手に入れたい」と考える、中古車派な人々のお役に立ったならば幸いです!
【記事に登場したミニを予算別に探してみる】
▼検索条件
ミニ ミニ & ミニ ミニコンバーチブル & ミニ クラブマン & ミニ クロスオーバーの全世代 × 支払総額200万円以下▼検索条件
ミニ ミニ & ミニ ミニコンバーチブル & ミニ クラブマン & ミニ クロスオーバーの全世代 × 支払総額150万円以下▼検索条件
ミニ ミニ & ミニ ミニコンバーチブル & ミニ クラブマン & ミニ クロスオーバーの全世代 × 支払総額100万円以下▼検索条件
ミニ & ミニコンバーチブル & ミニクラブマン & ミニクロスオーバー※当記事は2018年4月17日に公開した内容(2018年版)を2022年9月10日に最新の情報(2022年版)に更新したものです。

自動車ライター
伊達軍曹
外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、様々な自動車メディアに記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツ。
【関連リンク】
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