FJクルーザー釣り場への移動やタックルを積み込む車は、もはや釣具だ。釣りを極める者はいかにして車を選び、どのように使っているのか? トップアングラーに釣車へのこだわりを聞いてきた

積載性うんぬんよりも乗りたくなることが大事

怪魚ハンターとして、国内だけでなく世界各国を駆け回るマルコスさん。そして、2017年から始めたYouTubeチャンネル「マルコス 釣り名人への道」の登録者数は、なんと約68万人を超え。

もちろん釣りの腕は一流で、2019年には第1回アマゾン川国際釣り大会(グレートアマゾンワールドフィッシングラリー)に日本代表として出場し、見事初代アマゾンクイーンアワードを受賞したほどだ。

FJクルーザー▲今年7月、北海道屈斜路湖での一枚。魚は冷水温を好み、主に日本の北部に生息するアメマス。大きさは43cmというグッドサイズ

そんなマルコスさんの愛車は、イエローのトヨタ FJクルーザー。足回りだけでなく、ルーフトップテントやカーサイドタープを取り付けるなど、アウトドア仕様にカスタムされている。

FJクルーザー

「個性的なデザインとどこかアメリカンな雰囲気に一目惚れして、2019年に購入しました。最初はどノーマルだったんですが、釣りもキャンプもするのでルーフテントを付けたくて。それで、以前から良いなと思っていたflexdreamさんにまるっとカスタムをお願いしました」

FJクルーザー▲ルーフトップテントとカーサイドタープはオーストラリアブランドARB製
FJクルーザー▲ペンドルトンとのコラボシートカバーが、アメリカンな雰囲気を一層際立てている

随所にこだわりが詰まっているが、特にお気に入りなのがフロントとリアのバンパーに塗布しているLINE-Xという特殊塗料。キズを防止してくれる効果があるので、釣りで草木が生い茂った道を走るときも小キズを気にせずガンガン入っていけるんだとか。

FJクルーザー

「あと、全国を旅しながら釣りをするので、道具はコンパクトになるようにこだわっています。FJってボディサイズの割に荷室が狭いので(笑)、だから利便性を追求すると、他の車の方が良かったりすると思います」

確かに、FJクルーザーは荷室幅と高さは確保できているが、荷室長が他の国産SUVと比べると多少短い。

FJクルーザー▲荷室にはキャンプ道具と釣具が入っていた。ギア感ある車によく似合う
FJクルーザー

しかし、マルコスさんはこう続ける

「私にとってはそんなことを上回るほど“これに乗って釣りに行きたくなる車”なんですよね。今では、このFJで街を走っていると『あ、マルコスさん!』と声をかけていただけるのも嬉しいですね」

FJクルーザー▲ファンの方からプレゼントしてもらったというリール、シマノ ステラ。サイズ感と扱いやすいのがお気に入りとのこと。様々な釣りに持って行く釣具の一つなんだとか

全国のあらゆる釣り場を楽しむアングラーにとっては、荷室の容量うんぬんよりも、“気分が上がるほど運転したい車” ということが重要なのかもしれない。

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トヨタ FJクルーザー(初代) × 全国
文/カーセンサー編集部 写真/篠原晃一