スバル XV ▲後ろ下がりのウエストラインによって前傾姿勢が強調され、いちだんとアグレッシブな印象が強まる次期XVのサイドビュー。大きなフェンダーガーニッシュが特徴的

よりアグレッシブなスタイルを獲得

2021年は2代目BRZ、アウトバック、WRXなど新型車がめじろ押しだったスバル。2022年はトーンダウンはするものの、ニューモデル攻勢は続きそうだ。同社SUVのエントリーモデルの役割を果たすXVが新型となる。

新型XVはスラントしたノーズ、高めに設定された地上高、後方へ絞り込まれたサイドウインドウなど現行モデルのイメージを踏襲。

ただし、ディテールは大きく変わっている。大柄なハニカム紋様と六角形の輪郭が明確なフロントグリルは現行モデルと異なり、フォグランプまわりは樹脂ガーニッシュで囲われてSUVらしさに磨きがかけられる。

前後フェンダーの無塗装ガーニッシュは形状がスクエア基調に見直され面積も拡大。ダイナミックな印象が強まる。
 

スバル XV▲リアコンビランプにはボディ同色のガーニッシュが食い込んでコの字型が強調されるだろう。また、前輪ホールアーチ後方リアバンパーには清流効果をもたらすエアダクトが新設される

空力も考えられた形状

リアコンビランプは引き続き、ボディから飛び出した立体的な形状に設計されてユニークさが演出される。ボディ色のガーニッシュが食い込んでコの字型のテールランプが強調される。

リアバンパーは広範囲にわたって無塗装ガーニッシュで覆われて、アグレッシブな印象が醸し出される。両端にはリフレクターとともに、スリット状のエアダクトが配される。

このダクトは前輪ホイールアーチ後方にも見られ、整流効果をもたらして直進安定性の改善にひと役買う。
 

スバル XV▲視野角が従来の2倍に広がる「アイサイト」。とはいえ、さらなる安全性能の強化を考慮するとヴィオニア製のカメラでは物足りなさが残る。そのため、物体の検知デバイスは視野角の広い単眼カメラに置き換えられる見込みだ

第3のカメラが追加される「アイサイト」

独自の安全運転支援システム「アイサイト」は4.5世代となる。新たに第3のカメラが追加され、視野角は約100度まで広げられる。

交差する道路や隣車線からの車をいち早く検知する狙いだ。追加されるカメラは、他社でも使われているモービルアイ製の可能性が高い。

ヴィオニア製のステレオカメラは、障害物との距離を計測するデバイスに特化する。ミリ波レーダーを使わないのはスバルのアイデンティティとして定着しているためだ。
 

スバル XV▲2017年に発表された現行モデル。フロントグリルやウエストラインの形状をイラストと見比べれば違いがわかるだろう

新ターボエンジンを採用

プラットフォームは「SGP(スバルグローバルプラットフォーム)」の改良版にバトンタッチされる。構造用接着剤とフルインナーフレーム構造によって、剛性アップと軽量化が図られる。

パワートレインでは1.5Lターボの初搭載に期待が高まる。これは、海外用の2.4Lターボ現行レヴォーグとともに開発された1.8Lターボに続く第3のダウンサイジング過給ユニットだ。

次期XVは、2022年秋にリリースされる公算が高い。それに先駆けて早ければ春にもプロトタイプが北米でアンベールされるかもしれない。

※2022年2月25日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【諸元・スペック】
■予想発表時期:2022年10月
■全長×全幅×全高:4490×1800×1550(mm)
■搭載エンジン:1.5L 水平対向4+ターボ 他
 

text/マガジンX編集部
photo/マガジンX編集部、スバル