パリモーターショーに登場したフランス、イタリア、日本、中国のメーカーに注目!
2018/10/19
▲今年(2018年)で120周年を迎える、世界最古のモーターショー、パリモーターショー。10月2日(2日、3日はプレスデイ)から14日にわたり、パリのポルト・ド・ヴェルサイユ見本市場で開催された
地元フランスやイタリア、アジア車を紹介
今年、2018年で120周年という節目を迎える、世界最古の自動車ショーが、パリモーターショーだ。今年は、名称がル・モンディアル・ド・ロートモービルから、ル・モンディアルへと改称され、構成なども大きく変更された。
今回のハイライトは、ドイツ車でフランクフルトモーターショーかと思うほどのリリースラッシュ。それらは別にまとめることとして、こちらではフランス、イタリア、日本車を紹介していく。
とはいえ、ドイツに負けず劣らず、興味深い自動車が展示されていることは、下記をご覧いただければご理解いただけるだろう。
▲地元、ルノーが提案したコンセプトモデルが、EZ-ULTIMOだ。同社が開発している自動運転技術を搭載したEVのスタディモデルで、観光客が利用する、シャトルサービスなどに対応することを前提に開発されている
▲プジョーは、名車504クーペのデビュー50周年を祝うべく、レトロモダンなEVクーペ、eレジェンドコンセプトをお披露目。自動運転、電動化、コネクテッドをテーマに掲げたスタディモデルで、室内もエレガントだった
▲PSAグループの高級車ブランド、DSはDS7クロスバックに続く弟分、DS3クロスバックをワールドプレミア。ガソリン、ディーゼル車はもちろんのこと、EV版も設定される。自動運転支援システムなどは最新のものを採用
▲イタリアのフェラーリからは、モンツァSP1が鮮烈なデビューを飾った。イーコナと呼ばれる、フェラーリの新たなデザインコンセプトに基づいた最初のモデルとなる。SP1は1人乗りだが、2人乗りのSP2 も展示されていた
▲トヨタは、カローラツーリングスポーツを世界初お披露目。2018年6月に日本で発表された、カローラスポーツのワゴン版といえる内容だが、伸びやかなプロポーションは、カローラとは信じられないスタイリッシュさだった
▲ラリーでも活躍している、トヨタ ヤリスは、GAZOOレーシングの手による、GRスポーツを初公開。ヤリスGRMNよりも気軽にスポーツを楽しめるモデルに仕立てられており、モーターも搭載されるハイブリッドスポーツになる
▲レクサスは、RCのマイナーチェンジモデルをお披露目。最上級クーペ、LCのデザインや走りが継承されたという。空力性能やタイヤ、サスペンションなどの主要部品にも手が加えられ、「より鋭く、より優雅」な走りを実現
▲日産の上級ブランド、インフィニティは、プロジェクト・ブラックSプロトタイプを初公開。3L V6のエンジンに、ルノー・スポールF1チームが共同開発したF1ゆずりのハイブリッドシステムが搭載される。0-100km/h加速は4秒以下
▲中国ブランドのGACモーターが、唯一の中国ブランドとして、ここパリに初登場を果たした。写真は中国本土で人気のモデル、GS5 SUVの新型で、ここパリがワールドプレミアの場となった。いよいよ欧州にも進出か
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