120周年のパリモーターショーに登場したドイツ車にドイツの本気を感じた
2018/10/20
▲今年(2018年)で120周年を迎えた、世界最古のモーターショー、パリモーターショー。写真のメルセデス・ベンツブースをはじめ、ドイツ勢はこれでもかと新車を投入していた一気呵成に攻めてきたドイツ勢
今年で120周年という節目を迎えた世界最古の自動車ショーが、パリモーターショーだ。今回から名称がルモンディアル・ド・ロトモービルから、ル・モンディアルへと改称され、構成なども大きく変更された。
今回のハイライトは、フランクフルトモーターショーかと思うほどのドイツ車リリースラッシュ。ハイパフォーマンスカーから、シティコミューターまで様々な新車が登場。
ドイツの本気が垣間見える興味深いショーだった。
▲メルセデスAMG 43シリーズでは、初となるマイルドハイブリッド仕様がここパリでお披露目された。このGT43 4マティック+4ドアクーペは、エンジンとトランスミッションの間にオルタネーターを配置し、効率化が図られる
▲メルセデス・ベンツ Bクラスの3代目が、パリショーに登場。従来型よりもダイナミックなデザインが追求されており、スポーツツアラーとしてのスポーツ性に重点が置かれている。ユーティリティ性能も従来型同様に高い
▲プレビューイベントの「ミートメルセデス」において、アンベールされたGLEクラス。パワートレインに48Vのマイルドハイブリッドシステムを搭載。効率性、快適性、高性能化が同時に追求されている。ハイテクSUVだ
▲2020年までに全モデルを電動化する予定のスマートは、EVコンセプトのフォーイーズをワールドプレミア。チョップドオープンボディなどスタディモデルの域は出ないが、市販版を示唆するモデルなことは間違いない
▲BMWの基幹モデルである、3シリーズがパリで世界初公開となった。ひとまわり大型なサイズとなり、居住性が向上。エンジン、ミッションともに刷新されている。新世代のオペレーティングシステム7.0により利便性も向上
▲BMWの人気SAV、X5が4世代目へとモデルチェンジ。ここパリで披露された。3シリーズ同様にオペレーティングシステム7.0が採用される。エンジンはガソリンとディーゼルの両方を設定。スマホを使ったデジタルキーも設定
▲アウディが考える将来のEVスポーツカー像を示唆したモデルが、PB18 e-tronだ。パワートレインは、フロントに1基、リアに2基設置されたモーターで、0−100km/h加速は2秒未満。15分でバッテリーのフル充電が可能だという
▲アウディのエントリーモデル、A1も2代目となってワールドプレミア。先代は3ドアと5ドアの2種類が用意されたが、新型では5ドアのスポーツバックのみとなる。フルデジタルメーターや、最新の安全運転支援システムを採用
▲アウディのコンパクトサイズSUV、Q3も2代目となって世界初披露された。最上級モデルにあたる、Q8のデザインモチーフが用いられ、プレミアム感が向上。MMIナビはオプションで最大12.3インチのモニターも用意される
▲ポルシェは、911スピードスターを示唆するコンセプトモデルを展示。911GT3をベースとする簡易式トノカバーや、カーボンファイバー製のフルバケットシートなどが備わるまさにスピードスターモデル。ストイックな仕様だ日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
120周年のパリモーターショーに登場したドイツ車にドイツの本気を感じた/旬ネタ
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