スズキ ジムニーノマド▲多くの人が待ち望んだ5ドアモデル「ジムニーノマド」。ジムニーをベースにオーバーフェンダーを装着し、前後のトレッド(左右タイヤ間の距離)を拡大。パワートレインは1.5Lのガソリンエンジンだ

2025年1月に正式発表されたスズキ ジムニーノマド(初代)。すると、わずか4日間で約5万台もの注文が殺到。やむなく受注停止の措置が取られました。

その後、2026年1月30日から受注を再開。このタイミングで一部改良も発表されて2型へと進化しました。2型は2026年7月1日からデリバリーがスタートします。オーダーは、1月30日~2月28日に申し込んだ人を対象に、抽選で納車順を決定。その後は通常通り、注文受付されています。

ジムニーノマドの購入を検討する場合、「トータルでいくらくらいになるか」が気になる人もいるはず。そこで、ジムニーノマドの価格や他のジムニーシリーズとの価格差、ジムニーノマドの中古車事情などを解説します。
 

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スズキ ジムニーノマド(初代)
 

5ドアモデル「ジムニーノマド」の価格はどれくらい?

ジムニーノマドの新車と中古車の車両本体価格は次のとおりです。
 

グレード 仕様 車両本体価格
新車 中古車
FC 5MT 292万6000円~ 292万円~
4AT 258万円~
グレード 仕様 車両本体価格
新車 中古車
FC 5MT 292万6000円~ 292万円~
4AT 258万円~

新車価格はデビュー時の1型ではMT車とAT車に価格差がありましたが、改良後の2型では価格差がなくなりました。

加えて2型は1型よりMT車で27万5000円、AT車で17万6000円価格が高くなっています。これは、原材料価格や円安などによる輸送コストの上昇、先進安全装備の性能アップなどによるものでしょう。

中古車の価格は流通しているのが1型なので、現行の2型より当然リーズナブルです。ただ、MT車は数が少ないこともあってプレミア化。1型でありながら、2型と同程度の価格となっています。

登録諸費用や購入時の税金などを含んだ総額を見ると、新車で2026年4月に登録した場合は307万5135円~。中古車は2026年4月末現在、AT車が総額280万円~、MT車が総額307万円~となっています。
 

高橋満

高橋満上記の価格はあくまでも現時点での試算です。特に新車は、実際には7月1日以降のデリバリーとなるため、あくまで参考にとどめてください。

 

5ドアモデル「ジムニーノマド」と他のジムニーの価格を比較

ジムニーノマドが登場したことで、ジムニーシリーズには3モデルがラインナップすることになりました。ノマドの購入を検討しているならシリーズの他モデルも気になるところでしょう。
 

ジムニーノマド▲ジムニーノマドは5ドアの普通乗用車。ただ、シリーズの他モデルと同様、定員数は4名
ジムニーとシエラ▲左がノマドのベースとなる軽自動車のジムニー。右が乗用車3ドアモデルのジムニーシエラで、ノマドと同じ1.5Lエンジンを搭載

ここではジムニーノマドとジムニー、ジムニーシエラの価格を比較してみました。
 

車種 グレード 車両本体価格
新車 中古車
ジムニーノマド FC 292万6000円~ 258万円~
ジムニーシエラ JC 238万5900円~ 145万円~
JL 227万1500円~ 143万4000円~
ジムニー XC 216万400円~ 125万6000円~
XL 204万6000円~ 128万7000円~
XG 191万8400円~ 120万円~
車種 グレード 車両本体価格
新車 中古車
ジムニーノマド FC 292万6000円~ 258万円~
ジムニーシエラ JC 238万5900円~ 145万円~
JL 227万1500円~ 143万4000円~
ジムニー XC 216万400円~ 125万6000円~
XL 204万6000円~ 128万7000円~
XG 191万8400円~ 120万円~

ジムニーノマドに比べると、ジムニーシエラとジムニーの車両本体価格はお手頃です。また、中古車ではデビューから時間がたち、走行距離が延びている物件もあるため、価格が抑えられています。

ノマドとジムニーのエントリーグレード「XG」では100万円以上の差額がありますが、規格も装備も違うため、どちらがオトクかは一概には言えません。

ジムニーシリーズを選ぶなら、価格以上に自分の用途に合っているかどうかが購入のポイントとなるでしょう。
 

ジムニーノマド▲例えば、ジムニーノマドは荷物を多く載せたい人や、後席に人が乗る機会が多い人に適している

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スズキ ジムニーノマド(初代)
 

5ドアモデル「ジムニーノマド」を新車購入する場合の価格例

ジムニーノマドを新車で買う場合、多くの人はディーラーが扱うクレジットや残価設定クレジットを利用するはず。そこで「2026年4月登録・オプションなし」の場合、月々の支払いがいくらになるかをシミュレーションしてみました。
 

ジムニーノマドの新車を自動車ローンで購入する場合

まずは自動車ローン「スズキクレジット」。以下が金利6.8%/60回払いを選択した場合の価格です。
 

支払い条件 月払い ボーナス払い 総額
頭金なし/ボーナス払いなし 初回:6万639円
2回目~:6万600円
なし 363万6039円
頭金100万円/ボーナス払いなし 初回:4万6439円
2回目~:4万800円
なし 345万3639円
頭金100万円/ボーナス払いあり 初回:2万5839円
2回目~:2万4200円
10万円×10回 345万3639円
支払い条件 月払い ボーナス払い 総額
頭金なし/ボーナス払いなし 初回:6万639円
2回目~:6万600円
なし 363万6039円
頭金100万円/ボーナス払いなし 初回:4万6439円
2回目~:4万800円
なし 345万3639円
頭金100万円/ボーナス払いあり 初回:2万5839円
2回目~:2万4200円
10万円×10回 345万3639円
※2026年4月30日時点の情報。スズキ公式サイトのシミュレーターで試算。
※ジムニーノマドの新車は7月以降のデリバリーとなるため、税金などが異なります。
 

頭金を用意してボーナス加算を設定すると、月々の支払額をかなり抑えられています
 

ジムニーノマドの新車を残価設定クレジットで購入する場合

続いてスズキ残価設定クレジット「かえるプラン」を利用した場合を見てみましょう。頭金なし/手数料率3.9%のシミュレーター結果は次のとおりです。
 

支払い条件 月払い ボーナス払い 最終月支払額(残価) 総額
頭金なし/60回払い/ボーナス払いなし 初回:4万4290円
2回目~:3万8900円
なし 119万7000円 230万490円
頭金なし/60回払い/ボーナス払いあり 初回:2万4490円
2回目~:2万2000円
10万円×10回 119万7000円 230万490円
頭金なし/36回払い/ボーナス払いあり 初回:2万6091円
2回目~:2万5800円
10万円×6回 186万2000円 150万3291円
支払い条件 月払い ボーナス払い 最終月支払額(残価) 総額
頭金なし/60回払い/ボーナス払いなし 初回:4万4290円
2回目~:3万8900円
なし 119万7000円 230万490円
頭金なし/60回払い/ボーナス払いあり 初回:2万4490円
2回目~:2万2000円
10万円×10回 119万7000円 230万490円
頭金なし/36回払い/ボーナス払いあり 初回:2万6091円
2回目~:2万5800円
10万円×6回 186万2000円 150万3291円
※2026年4月30日時点の情報。スズキ公式サイトのシミュレーターで試算。
※ジムニーノマドの新車は7月以降のデリバリーとなるため、税金などが異なります。
 

頭金なし/ボーナス月加算額10万円という条件なら、3年と5年で月払いは大差ありません。これは、残価率がかなり高く設定されているから。返却や、乗り替えが前提なら好条件と言えるでしょう。
 

気になるオプションの価格も紹介

ジムニーノマドは1グレード展開で、いわゆるメーカーオプションもほぼありません

あるのは2トーンルーフ(5万5000円)と、特別塗装色の「アークティックホワイトパール」(3万3000円)、そしてバックアイカメラ付きディスプレイオーディオ・スズキコネクト対応通信機(12万8700円)です。

ただ、ディーラーで装着するオプションは多数用意されています。
 

ジムニーノマドのディーラーオプション

  • ラゲージボックス:2万9700円
  • ユーティリティーカラーリングフック:3960円
  • バックドアインナーガーニッシュ:1万4520円
  • 革調シートカバー:6万6000円
  • 防水シートカバー:1万7600円
  • ドアバイザー:1万6500円
  • バックドアダンパー:1万3200円
  • LSDアップグレードパッケージ:14万2780円

オススメのアクセサリーを紹介

イチオシなのはラゲージボックスです。後席を格納する際に、荷室にできる10cmほどの段差を解消し、フラットな荷室を作ることができます。

大量の荷物を積む人や、車中泊したい人には便利でしょう。
 

ラゲージボックス▲シートを倒したときにできる段差。気になる人はラゲージボックスで段差を埋めよう


次にバックドアインナーガーニッシュバックドアダンパーも見逃せません。ノマドのバックドアは内側が樹脂製で傷つきやすいうえ、ダンパーが付いてないので、重みで自然とドアが全開になります。
しかし、インナーガーニッシュをつければ、バックドア内側の傷をガード可能。ダンパーを付ければ、半分ほど開いた状態で止めることができます。
 

インナーガーニッシュとバックドアダンパー▲左が装飾用パーツのインナーガーニッシュで、デザインはカモフラージュと縞鋼板柄の2種類を用意。右がバックドアダンパー。ドアの開閉を2段階にできる

インパネ▲ちなみにインパネはジムニーとジムニーシエラと共通。そのため、ジムニー向け社外用品類を選ぶこともできる
 

5ドアモデル「ジムニーノマド」の中古車相場

ジムニーノマドの中古車相場は、約1年間で総額110万円以上も下落しました。
 

平均総額の推移▲2025年4月~2026年3月の平均総額の推移

ノマドはデビュー当初の月販台数が1200台でしたが、注文が殺到したため、スズキは月販3300台に増産。2025年秋からは順調に納車が進みました。

これに伴い、総額469万円と超プレミア状態だった中古車相場が400万円前後まで下落。2026年3月には約355万円になりました。まだプレミア相場は続いているものの、今後は1型を中心に一定の水準まで下がると筆者は予測します。

というのも、2026年夏以降は2型を探す人が増えると思われるからです。2型は先進安全装備が拡充。中でもMT車はクルーズコントロールからアダプティブクルーズコントロール(ACC)に変更され、AT車のACCは全車速追従機能付きに進化しました。

そうなると必然的に1型の需要が低下するはず。現状1型の登録済未使用車はほとんどがプレミア価格ですが、2型の流通が増えるにつれ、価格が“こなれていく”かもしれません。
 

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スズキ ジムニーノマド(初代)

中古車でのオススメの買い方

ジムニーノマドのカーサンサー掲載台数は、2026年3月時点で約1620台。その半年前の2025年9月は約290台だったので、1300台以上も増えています
 

延べ掲載台数の推移▲2025年4月~2026年3月の延べ掲載台数の推移

2026年4月末時点は少し落ち着き、約1280台となりましたが、それでも物件数は十分に豊富。物件のほとんどが走行距離1000km以下で、そのうち約500台が登録済未使用車なのもうれしいところです。

そんなノマドの中古車選びはロングドライブを楽しむ機会が多いならAT車、ジムニーならではの走りを楽しむならMT車というのが基本筋。以下それぞれのポイントを紹介します。
 

ATの中古車を選ぶ際のポイント

ノマドの中古車は9割以上がAT車で、選択肢が多い分、価格の幅が広くなっています。

総額320万円前後から狙いやすくなりますが、低価格帯は基本的にナビが付いていないので要注意。これらを選ぶなら、後でナビやディスプレイオーディオを付ける予算を用意しておきましょう。
 

高橋満

高橋満ボディカラーはいずれでも探しやすくなっていますが、グラナイトグレーメタリックは2型で追加されたカラーなので選べないことは覚えておきましょう。

グラナイトグレーメタリック▲追加カラーのグラナイトグレーメタリック。こちらが欲しいなら、2型の購入を検討しよう

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スズキ ジムニーノマド(初代) ×AT

MTの中古車を選ぶ際のポイント

MT車は約100台と少なめで、AT車に比べると中古車相場が高くなっています。ボリュームゾーンは総額330万~350万円ですが、それ以下の価格でも登録済未使用車を探すことが可能です。ただ、それはAT車と同様にオーディオレス仕様です。

MT車を購入するのはキャンプや渓流釣りなど未舗装路を走る機会が多い方が多いはず。ナビやディスプレイオーディオだけでなく、ブロックタイヤの費用なども予算に盛り込んでおきましょう。
 

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スズキ ジムニーノマド(初代) ×MT
 

5ドアモデル「ジムニーノマド」の維持費はどれくらい?

ジムニーノマドは登録車(普通車)なので、軽自動車のジムニーとは維持費が異なります。維持費は乗り方によって変わってきますが、ここでは乗り方による違いがない税金と自賠責保険、WLTCモードによる燃費に焦点を当てて解説します。
 

項目 費用
自動車税 3万500円
自動車重量税(1年分) 1万2300円
自賠責保険(1年分) 8825円
燃料費 約5万7000円
合計 約10万8625円
項目 費用
自動車税 3万500円
自動車重量税(1年分) 1万2300円
自賠責保険(1年分) 8825円
燃料費 約5万7000円
合計 約10万8625円
※自動車重量税と自賠責保険は1年分に分割して計算。
※燃料費はガソリン価格170円、WLTCモードはMT車の14.9km/L、年間走行距離5000kmで試算。
 

ジムニーノマドは排気量が1.5L、車両重量が1200~1210kgなので、大型のSUVやミニバンよりも税金が控えめ。燃料費も、本格クロカンとしては安い部類に入ります。
 

 

現役オーナーによる5ドアモデル「ジムニーノマド」の購入例

筆者はジムニーノマドの発表と同時(2025年1月末)に注文し、2025年10月に最終契約。2025年11月中旬に納車されました。
 

ジムニーノマド▲購入したのは1型のMT車。ブラック2トーンになるシズリングレッドメタリックを選択したため、5万5000円追加され、車両本体価格が270万6000円

購入時の総額は324万7490円。支払いは現金払いとしたため、金利は発生していません。
 

見積書▲筆者が最終注文時にもらった見積書。もともと現行型のJB64型ジムニーに乗っていたが、買い取りで手放したので下取りはない

購入時に装着したディーラーオプションはETCやシンプルワイドナビセットなど。取り付け費込みで約27万円かかりました。さらに3年分の法定点検とオイル交換などの費用を先に支払う「安心メンテナンスパック」に加入。これは5万1100円でした。
 

高橋満

高橋満ただ、シンプルワイドナビは機能が最小限。Apple CarPlayも非搭載なので、個人的には後付けのディスプレイオーディオの方がオススメです。コーティングもお願いしましたが、ディーラーでなくともできるため、注文時は車両代のみでもよいと思います。

現役オーナーによるジムニーノマドの維持費

筆者の場合、まだ納車から半年しかたっていないので大きな維持費はかかっていません。ただ、間もなく3万500円の自動車税の納付書が届きます。

新車購入だと1ヵ月後に納車1ヵ月点検、その後は半年ごとのオイル交換、法定12ヵ月点検などを行います。しかし、これらは前述した安心メンテナンスパックに含まれるため、支払いはありませんでした。

実燃費は13.8km/L。一般道は都市部の渋滞路中心であることを踏まえると、まずまずの数値だと思っています。しかも、この数値は特に燃費を意識して走ったものではありません。頑張ればもう少し伸ばせるはず!
 

ジムニーノマド▲燃費をあまり気にせず走った状態でこの数値。本格クロカンとしては、そこまで悪くないだろう

私は仲間とゴルフや取材で遠出をすることも多いので、高速道路代はそれなりにかかっています。軽自動車のジムニーだと高速料金が安くなりますが、ジムニーノマドは普通車なので通常料金。ただ、高速走行はジムニーよりはるかに楽なので、コスパが高いと思います。
 

 

5ドアモデル「ジムニーノマド」は買うべき? 特徴をおさらい

ジムニーノマドは、屈強なラダーフレームや3リンクリジッドアクスル式サスペンション、パートタイム4WDと機械式副変速機など、ジムニーシリーズの伝統を継承。圧倒的なオフロード性能は、5ドアになっても健在です。
 

ジムニーノマド▲ノマドの対地障害角はジムニーシエラより浅めだが、極端な悪路でない限り、十分以降の悪路走破性を備えている

大きな違いとなるのはボディサイズと室内寸法。具体的には次のとおりです。
 

サイズ 項目 数値
ボディサイズ 全長 3890mm
全幅 1645mm
全高 1725mm
室内寸法 室内長 1910mm
室内幅 1275mm
室内高 1200mm
サイズ 項目 数値
ボディサイズ 全長 3890mm
全幅 1645mm
全高 1725mm
室内寸法 室内長 1910mm
室内幅 1275mm
室内高 1200mm

ノマドの全幅はジムニーシエラと共通で、全高もほぼ変わりません。しかし、ホイールベースは340mm延長されて、室内長が拡大。具体的には後席と荷室のスペースに充てられており、居住性が高くなっています

日常的に後席を利用するモデルとして、シエラより厚みのあるシートが搭載されているのもトピックです。
 

後席▲5ドアになって後席の乗降性は飛躍的にアップ。後席は、多少窮屈ではあるものの、身長187cmの筆者が座ることができる

先進安全装備は2型になり、衝突被害軽減ブレーキがデュアルセンサーブレーキサポートIIに進化。さらに、車線逸脱抑制機能が標準装備され、ACCも機能向上しています。
 

 

5ドアモデル「ジムニーノマド」に乗って感じた魅力

最後に、約半年間乗って感じたジムニーノマドの楽しい部分や便利な部分を紹介します。ぜひ、車選びの参考にしてみてください。
 

魅力①:本格的な4WDが備わる安心感

ジムニーシリーズのパートタイム4WDは、舗装路を走る時は2WDで走ります。そうしないと故障の原因になるからです。本格オフローダーでも、多くの時間は4WDで走りません。

しかし未舗装路に入り、機械式副変速機で4WDに入れると、途端にイキイキ。ひとつの目的のために性能を振り切った道具は、それだけで所有欲を満たしてくれます。
 

高橋満

高橋満高速道路を走ると、横風で左右に振られたり直進性の悪さを感じたりすることもありますが、それも荒れた道を安心して走るためだと思うと納得できるでしょう。

魅力②:普通車ならではの扱いやすさ

軽のジムニーは、小さなエンジンで圧倒的なオフロード性能を出すため、独特のギア比になっています。

結果、信号からの発進では加速がいまひとつ。高速道路では、かなりの高回転になって音が大きくなります。横風の影響も大きく、80km/h以上出すのはしんどいというのが正直な感想です。

対するジムニーノマドは街中でも加速に不満はなく、高速道路でも普通に道の流れに乗って走れます。筆者はMTを選びましたが、シフト操作もスムーズにできるため、面倒と感じるシーンはほとんどありません。
 

1.5Lエンジン▲ジムニーノマドの1.5Lエンジン。パワーに余裕があるので街中でも走りやすい

ただ注意してほしいのは、これは「ジムニーに比べた場合」であること。普通のクロスオーバーSUVと比べると、乗り味はかなり特殊です。この点は、買う前に理解しておいてください。
 

魅力③:やっぱり室内が広いのは便利

ジムニーノマドは、後席を片側だけ格納すればゴルフバッグを3セット積載できます。その際に出来る段差は邪魔かなと思っていましたが、実際に使うとそこまで気になりません。
 

荷室▲ゴルフに3人でいけるのはとても楽。キャンプ道具なども楽に積載できる

シートの厚みが増しているので後席に座る人の疲労感も少ないはず。

そしてリアドアができた分、フロントドアが小さくなり、運転席の開け閉めも楽に。全体的に乗降性が良くなっているのも魅力です。
 

ドア▲ジムニーシエラの全長を伸ばしただけでなく、ドアも新設計されている

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スズキ ジムニーノマド(初代)
文/高橋満(BRIDGE MAN) 写真/高橋満(BRIDGE MAN)、スズキ
※記事内の情報は2026年4月30日時点のものです。
高橋満(たかはしみつる)

自動車ライター

高橋満(BRIDGE MAN)

求人誌編集部、カーセンサー編集部を経てエディター/ライターとして1999年に独立。独立後は自動車の他、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。愛車はフィアット500C by DIESEL