CX-5のフルモデルチェンジはいつ? 新型のサイズや内装など最新情報を紹介
2026/03/24
▲2026年春に日本導入が予定されているマツダ新型「CX-5」。国内でも人気ミドルクラスSUVはどのような進化を遂げているのでしょうか。欧州仕様の情報を元にチェックしてみましょう
2012年に販売が開始されたマツダのクロスオーバーSUV「CX-5」。2代目は2017年に販売開始(2016年末に予約受付)され、2025年末には世界累計販売台数500万台を達成するなど、マツダを代表するモデルとして親しまれてきました。
そんなCX-5ですが、2025年7月に欧州で新型となる3代目が公開。日本には2026年春に導入される予定です。
日本仕様車の詳細はまだ発表されていませんが、価格やパワートレインの変更など気になることが盛りだくさん! そこで発売が待ち遠しい人のために、欧州仕様車の情報を基に現時点(2026年1月下旬)でわかっている情報をまとめてお伝えします。
目次
マツダ CX-5のフルモデルチェンジはいつ? 新型となる3代目の発売日は?
マツダによると、新型となる3代目CX-5の日本導入は2026年春を予定しているそうです。北米にも日本と同じタイミングで投入されるとのことですが、欧州ではひと足早く2025年から販売が開始されています。
その欧州仕様車は日本でも「Japan Mobility Show 2025」や「東京オートサロン2026」にて一般公開。特に、東京オートサロン2026では、従来から設定のあった黒系の「ジェットブラックマイカ」に加え、新色も披露されており、発売への期待が一段と高まっています。
▲2025年末に欧州でひと足先に発売した新型CX-5。2代目の良さを継承しながら、デザイン、パワートレイン、装備、走りなどが全面的に刷新されている日本仕様車の価格はいまだ未発表
期待が高まる新型CX-5の価格が気になっている方も多いのではないでしょうか? しかし、現時点でマツダは価格を明らかにしていません。そこで、2代目や欧州仕様をヒントに、新車の車両価格を予想してみましょう。
まず先代にあたる2代目の新車時価格は、281万500~413万2700円。200万円台のグレードが用意されています。新型は欧州仕様車にならうとマイルドハイブリッド車のみとなる可能性が高く、価格アップは避けられません。そのため、スタートプライスは300万円以上になると予測できます。
また、新型のドイツでの価格は650万~850万円ほど(税込。2026年1月23日時点の円ユーロレート)。日本とドイツ両方で販売されている現行CX-30やMAZDA3の価格を比べると、日本仕様車は欧州仕様車の5割前後です。この比率を新型CX-5に当てはめると「エントリーモデルは300万円台」と推測されます。
▲新型CX-5の新車時車両価格を300万円台と推測したが、あくまで予想は予想。参考程度にとどめてほしいそもそもCX-5はどんな車? 新型はフルモデルチェンジでどう変わる?
新型の開発コンセプトは「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」。CX-5の特徴であるデザインと「人馬一体」と呼ばれる走りの良さを継承しながら、室内空間の広さや使い勝手などが全面的に進化しています。
さらに、大型ディスプレイの採用や先進運転支援システムの刷新、コネクティッド機能の搭載など、時代に合わせたアップデートも実施。利便性や安全性が大幅に高められています。
▲大型ディスプレイやコネクティッド機能、先進安全装備も大幅に強化。デザインや走り、使い勝手に加え、現代の車に求められる性能も底上げされている新型CX-5の改良点①:ボディの拡大で、パッケージングも向上
写真を見ただけではあまり2代目と大きく変わらない印象の新型CX-5ですが、実はボディサイズが少し大きくなっています。
2代目と全高は5mmしか変わらないものの、全幅は15mm、全長はなんと115mmも伸びています。
| 項目 | 新型(欧州仕様車) | 2代目(後期型) |
|---|---|---|
| 全長 | 4690mm | 4575mm |
| 全幅 | 1860mm | 1845mm |
| 全高 | 1695mm | 1690mm |
| 項目 | 新型(欧州仕様車) | 2代目(後期型) |
|---|---|---|
| 全長 | 4690mm | 4575mm |
| 全幅 | 1860mm | 1845mm |
| 全高 | 1695mm | 1690mm |
この115mmの拡大は、ホイールベースを延長した結果です。新型では後席ドアの開口部が70mm広くなり、乗降性が向上。後席を頻繁に使う方にはうれしいところでしょう。
▲一目で「CX-5」とわかるスタイリング。新型では全長が115mm拡大したことで、より伸びやかで流麗な印象になった室内空間では頭上と足元のゆとりが拡張
乗降性の向上だけでなく、室内の使い勝手も高まっているのが新型CX-5の特徴です。
室内空間は未発表ながら、マツダによると後席のニークリアランスが64mm拡大し、頭上空間も広くなっているとのこと。つまり、後席の余裕が増し、より快適に過ごせるようになっています。
▲室内空間が広くなり、より使い勝手が向上。ユーザーの日常に寄り添ったきめ細かな改良がうれしい荷室は使い勝手が向上。容量も拡大
新型CX-5では荷室長が45mm延長され、荷室容量が522Lから583Lへと拡大。40:20:40分割可倒式の後席を倒せば、ほぼフルフラットな空間が広がり、容量も2019Lまでアップします(数字は欧州仕様)。
歴代モデルの特徴を生かしながらも“かゆいところに手が届く”きめ細かなアップデートが施されているのが、新型における進化のポイントなのです。
▲日常使いだけでなく、週末のアウトドアなど様々なシーンで活躍するのがSUVの魅力。荷室容量がアップし、さらに使い勝手が高まった新型CX-5の改良点②:デザインは正常進化
もともとCX-5はマツダのデザインテーマ「魂動」を採用したスポーティなデザインが高く評価されてきましたが、新型はそれを継承しています。
ウインドウ下に1本キャラクターラインを入れることで、洗練された雰囲気に仕上げられており、デザインに妥協したくない人にもピッタリでしょう
▲新型のデザインコンセプトは、ウエアラブル・ギア。気軽に乗り込め、どこへでも行きたくなるような「ドライバーの背中を押してくれる存在感」を表現したそう外装では目力がアップ。ボディカラーは8種類?
新型CX-5のエクステリアで最も目に留まるのはヘッドライトでしょう。「L字」のデイタイムランニングライトが階段状に配置され、新たな表情を形作っています。さらにフロントフェイスではボンネットの先端を延長し、高さもアップ。SUVらしい迫力が増しているのもポイントです。
▲デイタイムランニングライトによって目力がアップ。より印象的なフロントフェイスになったボディカラーは、欧州仕様では全8色をラインナップ。定番のソウルレッドクリスタルメタリックや東京オートサロン2026で公開された「ネイビーブルーマイカ」「ジェットブラック」なども設定。日本でも同じラインナップとなるのではないでしょうか。
新型CX-5(欧州仕様車)のボディカラー
- 1アークティックホワイト
- 2マシーングレープレミアムメタリック
- 3ソウルレッドクリスタルメタリック
- 4ロジウムホワイトプレミアムメタリック
- 5エアログレーメタリック
- 6ポリメタルグレーメタリック
- 7ネイビーブルーマイカ
- 8ジェットブラック
▲新型CX-5から採用される新色「ネイビーブルーマイカ」。1970年代には企業のシンボルカラーとして「マツダブルー」が採用されるなど、マツダにとって「青」は大切なカラー内装ではHMIを刷新。高級感も高まっている
インテリアで注目したいのは、大型ディスプレイの採用です。上位モデルは15.6インチ、下位モデルは12.9インチとなっています。
物理スイッチをかたくなに守ってきたマツダですが、HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)が刷新され、タッチ操作と物理スイッチの併用となりました。このあたりの操作性は、発売後に改めてチェックしたいポイントです。
▲大型ディスプレイを採用するなど、HMIが全面刷新された新型CX-5のインテリア。マツダらしい洗練された雰囲気はそのままに、水平方向のラインが強調された印象だ内装色はベーシックなブラック、上品なブラウン×ブラックの「スポーツタン」の他、都会的な印象のホワイト×ブラックのツートーンも用意。ステアリングのマツダマークが「MAZDA」に変わるなど、インテリアの高級感はさらに高まっています。
▲都会的な雰囲気のホワイト×ブラックのツートーンカラーも欧州仕様車には用意。色の切り替えも独特で、汚れやすい部分にはブラックをあしらうなど、使い勝手にも配慮されている新型CX-5の改良点③:エンジンはディーゼルなし? マイルドハイブリッドのガソリンが主力
新型CX-5で大きな話題となったのは、欧州仕様にこれまで人気だったディーゼルエンジンがラインナップされなくなったこと。燃料代が抑えられ、ロングドライブを楽しむユーザーから好評を博してきただけに、この決定を残念に思った方も多いでしょう。
新型CX-5に搭載されるのは、2.5Lエンジンにマイルドハイブリッドシステム「Mハイブリッド」を組み合わせた「e-SKYACTIV G 2.5」。欧州仕様のミッションは6速ATのみでMTは用意されていません。駆動方式はFFと4WDから選ぶことができます。
| 項目 | 内容(欧州仕様) |
|---|---|
| 排気量 | 2488cc |
| エンジン最高出力 | 141ps/4500~5000rpm |
| エンジン最大トルク | 238N・m/3500~3750rpm |
| トランスミッション | 6速AT |
| 項目 | 内容(欧州仕様) |
|---|---|
| 排気量 | 2488cc |
| エンジン最高出力 | 141ps/4500~5000rpm |
| エンジン最大トルク | 238N・m/3500~3750rpm |
| トランスミッション | 6速AT |

ハシモトタカシパワフルさと環境性能を両立したこのパワートレインは、なんと排気量が大きいにも関わらず2Lガソリンエンジンよりも燃費がいいんだとか。日本ではどのように評価されるのか楽しみです。
開発中の「SKYACTIV-Z」が2027年に導入予定
新型CX-5では、現在開発中のマツダ独自のハイブリッドシステムを備えた「SKYACTIV-Z」エンジン仕様が2027年に導入されることがわかっています。
詳細は明らかになっていませんが、SKYACTIV-Zはマツダが「理想の内燃機関」と語るエンジンで、「SPCCI(火花点火制御圧縮着火)」で話題となった「SKYACTIV-X」の後継機です。
2.5L 直列4気筒エンジンがベースで、幅広い領域で優れた熱効率を実現。さらに独自のハイブリッドシステムを組み合わせ、高い環境性能を実現するそうです。マツダがこれまで培った燃焼技術と電動技術の融合が、どんな走りを生み出すのかにも注目でしょう。

ハシモトタカシちなみに高価だったSKYACTIV-Xに対し、SKYACTIV-Zはコストもかなり重視されているそうですよ。
新型CX-5の改良点④:Googleビルトインを採用
HMIが刷新された新型CX-5ですが、「Google」が搭載されたこともトピックのひとつです。
Googleの搭載によりカーナビは「Googleマップ」、音声アシスタントは「Googleアシスタント」、アプリは「Google Play」が使用可能に。「エアコンの温度を24度に設定して」といったように、CX-5と“会話”できるようになります。
▲Googleアシスタントの採用によって、音声入力は高精度になったという他にも欧州仕様では高音質な「BOSE製オーディオシステム」が上位グレードに設定。コネクティッド機能も進化し、スマートフォンのアプリで車両の状況や位置を確認できるようになっています。
最新の先進安全装備が拡充
新型CX-5は安全機能も進化しており、最新の先進運転支援システム(ADAS)が搭載されています。
欧州仕様では360°ビジョンモニターやブレーキアシストシステム、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)の他、2代目には採用されていなかった緊急時車線維持支援(ELK) なども採用されました。
▲ADASの進化だけでなく、衝突安全性が高いのもポイント。欧州の安全評価基準「ユーロNCAP」で最高評価となる5つ星を獲得するなど、もしものときの安心感も高い新型CX-5のラインナップはシンプルになる?
仕様の違いで多くのグレードが用意されていた2代目CX-5ですが、新型の欧州仕様車では4種類のグレードをラインナップ。日本仕様は異なる可能性もありますが、当面マイルドハイブリッド車のみとなるので、新型のグレード体系はシンプルになりそうです。
新型CX-5(欧州仕様車)のグレードラインナップ
- ●エントリーグレード「プライム・ライン」
- ●中間グレード「センター・ライン」
- ●上級グレード「エクスクルーシブ・ライン」
- ●スポーティ系上級グレード「ホムラ」
CX-5に乗りたいなら2代目の中古車もチェック!
マツダのこだわりがたっぷりと詰まった新型CX-5は素晴らしい出来ですが、2代目もまだまだ魅力的。中古車を選択肢に含めるなら、経済性においては2代目に分があると言えます。
2代目はカーセンサー掲載物件における平均支払総額は約243.5万円。2018年2月までの「前期型」なら総額100万円台、2020年12月以降の「後期型」でも総額200万円台前半で狙えます。
新型の新車価格は不明ですが、仮にエントリーグレードが300万円台だとした場合、半分の予算で購入できるのです。もちろん、新型と2代目を単純に比較はできませんが、2代目がコスパ抜群であることは疑いようがありません。
▼検索条件
マツダ CX-5(2代目)オススメの買い方①:新型にない個性を求めるなら後期型のディーゼル車
最初のオススメの買い方は、新型に設定されないディーゼルエンジンに絞る方法です。
2代目はデビュー時からの前期型、2018年3月からの中期型、2020年12月以降の後期型に分かれていますが、筆者のイチオシは後期型。エンジン出力が向上し、デザインもフェイスリフトでより精悍に進化しているからです。
▲2代目CX-5の後期型。デザインのブラッシュアップとエンジン出力の向上など、大幅に手が加えられている本稿執筆時点で、2021年以降のディーゼルモデルを選んでみると、掲載台数は1000台ほど。5万km以下の修復歴ナシという条件でも880台ほどが見つかり、100万円台後半の物件もありました。
▼検索条件
マツダ CX-5(2代目) × 2020年12月以降 × ディーゼル車オススメの買い方②:個性を重視するなら特別仕様車を要チェック
続いての選び方は、個性的な特別仕様車に絞って人と差別化する方法です。
2021年に登場した「スポーツアピアランス」や2023年に登場した「レトロスポーツエディション」は、CX-5のスポーティな雰囲気をより高めてくれるデザイン。人馬一体の走りと相まって、ドライブがもっと楽しくなりそうです。
▲スポーティさとラグジュアリーさを強調した「スポーツアピアランス」。ブラック加飾やレッドステッチなど、スポーツマインドを高める演出が随所に施されている特別仕様車
▲レトロモダンの世界観をテーマとした特別仕様車「レトロスポーツエディション」。「ジルコンサンドメタリック」をイメージカラーに、ドアミラーやホイールなどを黒で統一しているアウトドア派には2021年に登場した「フィールドジャーニー」がオススメでしょう。専用ガーニッシュやオールシーズンタイヤの装着で、タフさを強調。都会的で洗練された雰囲気のCX-5に、新しい価値をプラスしてくれました。
▲アウトドア感を強調した特別仕様車「フィールドジャーニー」。内装でもリバーシブルボードの採用や、「Mi-DRIVE」にオフロード・モードを設定するなど、アウトドアでの使い勝手を高めているこれらの特別仕様車の掲載台数は330台ほど。総額220万円前後から探すことができます。
近ごろは、軽自動車やコンパクトカーでも200万円を超す時代。ほとんど同じ価格で、上質さと使い勝手、走りの楽しさを備えた1台を手に入れられるので、ぜひ一度チェックしてみてください。
▼検索条件
マツダ CX-5(2代目) × スポーツアピアランス × レトロスポーツエディション × フィールドジャーニー▼検索条件
マツダ CX-5(2代目)
自動車ライター
ハシモトタカシ
大学時代はプロダクトデザインを専攻する傍ら、自動車系ニュースサイトで学生記者としてアルバイト。卒業後は大手自動車ポータルサイトに入社し、広告営業・編集者として約10年間コンテンツ制作に従事し独立。愛車でサーキット走行に興じる傍ら、車3台・バイクを3台を所有し大型免許も保有する無類の乗り物好き。
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